• 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース(2013年2月12日)

    平成25年2月
    介護福祉士養成大学連絡協議会 News No2
    介護国試対策システム‘合格きっと’
    発行:大妻女子大学
    介護福祉士国家試験対策を携帯で学習できるe-ラーニングシステム‘合格きっと’システムを介護福祉士養成校大学連絡協議会が開発しました。
    大学連絡協議会会員校の学生は、無料で利用できます。
    国家試験過去問をインターネットが利用できるパソコン以外に、携帯電話という 身近なツールでいつでもどこでも繰り返し学習できます。問題は「○」「×」の2択  問題です。1問ごとに正誤判定され、学習できます。

    大学連絡協議会トップページ
    http://www.kaigo-university.com


    研修会のお知らせ
    1.日時
     平成25年3月7日(木)10:00~16:00(9:30受付開始)

    2.会場
     大妻女子大学多摩キャンパス 比較文化学部棟3122教室
     (小田急多摩線唐木田駅 徒歩5分)

    3.参加費
     会員校教員・個人会員 500円、 非会員(校) 1,000円

    4.申込方法
     別紙FAXにて3月3日(日)までにお申し込み下さい。
     送付先番号:(042)372-9202(大妻女子大学福祉共同研究室)

     お申込みは、以下のボタンをクリックして下さい
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    5.テーマ
     「これからの介護に求められる医療的ケアと介護福祉士」

    Ⅰ部
     養成教育・実務者教育の立場から医療的ケアの問題点を探る

     コーディネーター
     荏原 順子氏(目白大学人間学部 教授)

     シンポジスト
     渡辺 裕美氏(東洋大学ライフデザイン学部 教授)
     柊崎 京子 氏(山梨県立大学人間福祉学部 准教授)
     小島 美里 氏 (NPO法人暮らしネット・えん 代表理事)

    Ⅱ部
     介護福祉士養成教育の総括と今後の方向性

     コーディネーター
     本名 靖氏(東洋大学ライフデザイン学部 教授)

     シンポジスト
     黒澤 貞夫 氏 (群馬医療福祉大学大学院 教授)
     太田 貞司 氏 (聖隷クリストファー大学大学院 教授)
     山岡 喜美子氏 (宇部フロンティア大学人間社会学部 教授)

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  • 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース(2012年10月26日)

    2012年10月26日
    介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース
    発行:介護福祉士養成大学連絡協議会 事務局
    〒206-8540 東京都多摩市唐木田2-7-1
    大妻女子大学壬生尚美研究室
    TEL:042-339-0209 / Fax:042-372-9198
    E-mail:mibu@otsuma.ac.jp
    広報担当:澤  宣夫(長崎純心大学)
    谷口敏代(岡山県立大学)
    小野内智子(大妻女子大学)
     介護福祉士を養成する4年制大学にとって、社会福祉士・介護福祉士法が改正されて初めての医療的ケアの教育が始まる入学生を迎え、すでに1年次後期から授業を始めている大学もあるようです。さまざまな課題が山積していますが、会員のみなさまで連携し、一つひとつの課題を見つめつつ整理・解決していきたいものです。
    さて、このたび、2012年度の総会が東洋大学白山キャンパスで開催されました。協議会のニュースとして、総会・シンポジウムの内容及び全国教員研修会へのご案内をさせていただきたいと思います。
     1.2012年度総会・公開シンポジウム
    2012年7月7日(土)に東洋大学白山キャンパスで介護福祉士養成大学連絡協議会総会・公開シンポジウムが開催されました。

     *総会
     総会の参加者は、北海道から鹿児島までの全国各地から、介護福祉士養成課程がある30大学から43人(うち個人会員13人)でした。ご多忙のなかご出席いただいた先生方には、足をお運びいただきましたことに御礼申し上げます。

    ・議事について
     議事(第1号議案から第3議案)については、すべて原案どおり決定をされました。主な事柄は、大学連絡協議会3期役員が承認されました。2011年度の総会を受け、選挙管理委員会が設置され、新たに理事・監事が選出され、2012年度総会で承認されました(2012年7月7日~2014年総会まで)。介護福祉士養成大学連絡協議会新役員は表1の通りです。

    《報告事項》
    報告事項については、4点が事務局や各担当理事から説明・報告されました。主な点は次のとおりです。

    ・介護福祉士の養成を行っている4年制大学の現状:全国で67大学(2012年6月現在)であるものの、2008年度学生募集を停止したものが1大学、2009年度では3大学、2010年度では2大学、2011年度では2大学あり、以上、学生募集を停止したものが8大学あることの報告がありました。なお、本会への加入状況(2012年6月現在)は、正会員大学が35大学、個人会員のみ加入している大学が15大学で、未加入の大学は17大学であることが報告されました。

    ・介護福祉士国家試験対策eラーニング:東北文化学園大学医療福祉学部保健福祉学科 西本典良先生より、「国家試験対策の学習管理システム(LMS)提供のご提案~国家試験対策に役立つeラーニング~」について報告がありました。eラーニングの特徴は、①国家試験合格に向けて、自学自習を支援するシステム、②デスクトップタイプのPCのみでなく、携帯電話やスマートフォンを活用することで場所、時間を問わず手軽に活用できる、③個人のみでなく大学で学生の取り組み状況を確認できるので学生指導に有効、④これまで国家試験に既出された問題を活用しているので教材の信頼性が高く、実際の国家試験に慣れることができるシステムのため、実用化をめざし、27年度から導入される介護福祉士国家試験対策に役立てられると良いと思います。

    ・「介護福祉士養成大学における医療的ケア」新カリキュラム対応準備状況調査の報告がありました。調査は、50大学中28大学(正規大学35、個人会員のみ15大学)から回答を得ました(56%)。「教員の講習会受講状況」では、講習修了教員がいる大学は24大学(85.7%)、単位数は、6単位と4単位が8大学ずつ(28.6%)、3単位が3大学(10.7%)、8単位が5大学(17.9%)、7単位が1大学(3.5%)となっていました。開講時期は、2~3年次を中心に、早い大学は1年次後期、4年次に集中して開講している大学など様々でした。また、実地研修は行わない大学が26大学(92.9%)、実地研修を行う予定は2大学(7%)でした。

     *公開シンポジウム
     シンポジウム「大学での介護福祉士の養成-介護福祉士の未来を見据えて-では、奈倉道隆氏(聖隷クリストファ大学・教授)、横山孝子氏(熊本学園大学・教授)、渡辺裕美氏(東洋大学・教授)がシンポジストを、荏原順子氏(目白大学・教授)がコーディネーターを務め、テーマにそった意見交換と議論が行われました。
    奈倉氏は、「社会福祉サービスをめざす日本の介護福祉とのその隘路」をテーマに、介護福祉士創設の歴史的な系譜や、医療的ケアを求められる今日的社会ニーズを踏まえながら、介護福祉士としてのアイデンティティの確立の必要性を言及されました。横山氏は、「自己教育力の涵養」と称し、自己の実践活動を振り返り専門職として自ら成長に向けて取り組める力を育む教育の必要性について、教育実践における理論化の具体例を挙げ、学び方を学ぶ大学教育の可能性について示唆されました。また、渡辺氏は、「介護福祉士」資格養成をめぐる論点整理をされ、「現場経験主義」に傾きつつある懸念や「医療的ケア」に関する制度的矛盾を指摘され、今後に求められる介護福祉士像に対する期待を述べられました。フロアからも活発な意見がダ出され、コーディネーターの荏原氏が各シンポジスト・フロアの発言から「介護福祉士養成教育を大学教育で行う意味」「私たちが求める介護福祉士の将来像」について、今後の養成教育の在り方を問題提起し、有意義な議論の時間となりました。
     2.事務局からのお知らせ
     *事務代行について
     2012年度においても引き続き、本会事務代行を(株)ワールドプランニングに委託しています。
    入会申し込み・会費納入・連絡先の変更等の連絡通信窓口は下記のとおりとなります。引き続きご協力の程よろしくお願いいたします。
    介護福祉士養成大学連絡協議会事務センター
    〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル2F
    TEL:03-5206-7565 FAX:03-5206-7757
    mail: kaigo-u@zfhv.ftbb.net

    *11月7日~9日に全国教員研修会が札幌で開催されます。
    大学連絡協議会会員校及び個人会員の皆様
    基本問題検討委員大学部会が開催されます。
    日時:11月7日(水)17:45~18:30
    会場:ホテル札幌ガーデンパレス 雅
    ※全体プログラムが終了し、懇親会がはじまる前の
    時間ですので、ふるってご参加ください。

  • 2012(平成24)年度 介護福祉士養成大学連絡協議会総会 公開シンポジウムのお知らせ

    2012(平成24)年度介護福祉士養成大学連絡協議会総会公開シンポジウムのお知らせ
    去る5月12日(土)に第19回日本介護福祉学会公開講座(桜美林大学:テーマ「介護福祉人材改革の問題の所在と政策課題の整理」)が開催されました。その中で、医療的ケアの導入やキャリアップシステム等は、国の人材育成=大きな流れとしての介護福祉人材育成と位置づけられることが浮かびあがってきました。
    そこで、本年度の総会に続いて開催されるシンポジウムでは、その延長上の課題として考えられる「介護福祉士養成を大学教育で行う意味」、「私たちが求める介護福祉士の将来像」について意見交換ができればと思います。
    【テーマ】 大学での介護福祉士の養成-介護福祉士の将来を見据えて-
    【場所】 東洋大学白山キャンパス6号館(6217号室)
    【日時】 2012(平成24)年7月7日(土)14:20~16:30
    【シンポジスト】
    聖隷クリストファー大学  奈倉道隆
    熊本学園大学  横山孝子
    東洋大学  渡辺裕美
    【コーディネーター】
    目白大学  荏原順子
    参加費:会員無料、非会員2000円(学生無料 学生証提示)
    *公開シンポジウムですので、学生や関連職種、一般の方など、非会員の参加も歓迎します。どうぞお気軽にご参加ください。

    【お問い合わせ先】
    高野龍昭(東洋大学ライフデザイン学部)
    FAX 048-468-6652(個人研究室直通)
    メール takano-t@toyo.jp


  • 介護福祉士養成大学連絡協議会 2012(平成24)年度 総会 開催要項

    介護福祉士養成大学連絡協議会2012(平成24)年度総会開催要項
    去る5月12日(土)に第19回日本介護福祉学会公開講座(桜美林大学:テーマ「介護福祉人材改革の問題の所在と政策課題の整理」)が開催されました。その中で、医療的ケアの導入やキャリアップシステム等は、国の人材育成=大きな流れとしての介護福祉人材育成と位置づけられることが浮かびあがってきました。
    そこで、本年度の総会に続いて開催されるシンポジウムでは、その延長上の課題として考えられる「介護福祉士養成を大学教育で行う意味」、「私たちが求める介護福祉士の将来像」について意見交換ができればと思います。
    【日時】 2012(平成24)年7月7日(土)11:00 ~16:30

    【場所】 東洋大学白山キャンパス 6号館 2階 6217教室 他
    東京都文京区白山5-28-20
    *都営地下鉄三田線白山駅もしくは東京メトロ南北線本駒込駅下車いずれも徒歩約5分

    【日程】
    10:30~11:00受付(6217教室前スペース)
    11:00~12:30各地方ブロック部会
    (北海道・東北ブロック部会 6406教室)
    (関東ブロック部会 6407教室)
    (西日本ブロック部会 6408教室)
    12:30~13:00休憩
    13:00~14:10介護福祉士養成大学連絡協議会 総会(6217教室)
    14:10~14:20休憩
    14:20~16:30公開シンポジウム(6217教室)
    テーマ
      大学での介護福祉士の養成
      -介護福祉士の将来を見据えて-
    シンポジスト
      聖隷クリストファー大学  奈倉道隆
      熊本学園大学  横山孝子
      東洋大学  渡辺裕美
    コーディネーター
      目白大学  荏原順子
    16:30閉会
    【参加費】
    ■会 員  無料
    ■非会員  2,000円
    *昼食については、期日までに事前注文いただいた場合、1000円(弁当・飲み物込み)にて準備いたします。
    【参加申し込み・問い合わせ】
    *総会の開催にあたりまして、出欠(および委任の有無)を確認する必要がございますので、お手数をおかけしますが、別紙の出欠確認票に必要事項をご記入のうえ、下記の送信先にFAXでご連絡をお願いいたします。なお、メールでも受け付けいたしますので、その際には必要事項を本文にお示しください。
    *締め切り日は7月2日(月)とさせていただきます。
    ■送信先
    高野龍昭(東洋大学)
    FAX 048-468-6652(研究室直通)
    メール takano-t@toyo.jp
    *総会・シンポジウムに関するお問い合わせについても、この送信先(高野龍昭)にFAXまたはメールでご連絡ください。
    ※介護福祉士養成大学連絡協議会 2012年度 総会・ブロック別部会 シンポジウム【出欠確認票】はこちらからダウンロードしてください。


  • 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース

    2012年4月14日
    介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース
    発行:介護福祉士養成大学連絡協議会 事務局
    〒351-8510 埼玉県朝霞市岡48-1
    東洋大学 渡辺裕美研究室
    TEL/FAX:048-468-6655
    E-mail:hwatanabe@toyo.jp
    担当理事 高野龍昭(東洋大学)
    介護福祉士を養成する4年制大学にとって、社会福祉士・介護福祉士法が改正されて初めての医療的ケアの教育が始まる入学生を迎える年度が始まりました。さまざまな課題が山積ですが、会員のみなさまで連携しながら、ひとつひとつの課題を見つめつつ整理・解決していきたいものです。
    さて、本協議会のニュースの発行が遅れ、大変申し訳ありません。本日、ようやく発行の運びとなりました。なにとぞご容赦のほどよろしくお願いいたします。
     1.2011年度総会・公開シンポジウムが開催されました
    2011年7月9日(土)に東洋大学白山キャンパスで介護福祉士養成大学連絡協議会総会・公開シンポジウムが開催されました。

    *総会
    総会の参加者は、北海道から鹿児島までの全国各地から、介護福祉士養成課程がある25大学から47人(うち個人会員4人)でした。ご多忙のなかご出席いただいた先生方には、足をお運びいただきましたことに御礼申し上げます。

    ・議事について
    議事(第1号議案から第7号議案)については、すべて原案どおり決定をされました。主な事柄については次のとおりです。
    まず、規約の改正が行われました(第3号議案)。改正のポイントは、本会事務局が理事会承認を経て会長による指定により定められることになった点、理事定数を20名以内に、会長推薦理事を新設して5名以内に、監事を2名とした点、そしてそれら役員の理事及び監事選出規則を定めることにした点です。
    その決定に基づき、理事及び幹事選出規則が定められました(第4号議案)。これにより、理事・監事の選出のための選挙が行われること、そのための選挙管理委員会が設置されること、理事・監事の選出方法や選挙権・被選挙権の詳細が定められました。
    これを受けて、選挙管理委員(委員長は日本社会事業大学の佐々木由惠先生・委員は他2名)が選任されました(第7号議案)。これにより、理事・監事の改選時期となる2012年7月に向け、2012年4月に選挙が行われることとなりました。

    ・報告事項について
    報告事項については、4点が事務局や各担当理事から説明・報告されました。主な点は次のとおりです。
    まず、介護福祉士の養成を行っている4年制大学が全国で68大学(2011年6月現在)であるものの、そのうち2009年度に学生募集を停止したものが3大学、2010年度に募集停止が2大学、2011年での募集停止が1大学あることの報告がありました。なお、本会への加入状況(2011年6月現在)は、正会員大学が36大学、個人会員のみ加入している大学が16大学で、未加入の大学は16大学であることが報告されました。
    また、本会会員を対象とした「介護福祉士養成大学における東日本大震災影響状況把握アンケート調査」の報告が担当の宮内寿彦理事から行われました。その概要は以下のとおりです。
    ・大学設備等の被災は12大学、学生(本人・家族・自宅等)に被災があった大学は14大学。介護福祉士養成コースにはいないものの、学内で学生が死亡した大学も数大学あり。教職員に被災のあった大学は9校。
    ・震災による影響として、学事暦の進行や大学運営自体への影響、次年度の学生募集への影響、節電による授業運営の問題を挙げる大学が多くあった。
    ・教育に関する影響としても、カリキュラムや実習への影響が大きく、教職員の心身の健康への影響を挙げる大学が比較的多くあった。
    ・学生についても、学費や経済的な影響があり、震災による学費支援制度を設けた大学も複数ある。
    ・災害時の学生との連絡手段、安否確認、教員間の連絡に不安要素のある大学も多く、今後の課題がうかがえる。

    *記念講演
    総会に引き続き、本会の古川孝順会長(東洋大学)が記念講演を行いました。そのなかで古川会長は「東日本大震災での被災状況が今日までの社会福祉のさまざまな問題を顕在化させた」と指摘しました。たとえば、東北の海岸沿いの限界集落を津波が襲った際、津波警報などの情報が伝わらない・伝わっても逃げられないといった事態が起こり、その結果、地方のコミュニティの崩壊が進んでいたことが多数の被災者の発生という形で目に見えて現れたことなどを示しながら、「生活を社会の文脈のなかでとらえる」ことの重要性や「(地域格差や自助や互助の限界を踏まえ)社会保障の組み換えが必要」といった所感を述べました。

    *公開シンポジウム
    シンポジウム「四年制大学における介護福祉士養成の意義とあり方を考える-新カリキュラムでの教授内容に焦点をあてて-」では、田中安平氏(鹿児島国際大学・教授)、杉原優子氏(社会福祉法人健光園十四軒町の家・施設長)、横山貴美子氏(東洋大学・准教授)がシンポジストを、井上千津子氏(京都女子大学・教授)がコーディネーターを務め、テーマにそった意見交換と議論が行われました。
    田中氏は4年制大学のベテラン教員としての立場から4年制大学と2年課程での介護福祉士養成のための科目群を比較し、介護福祉士の専門性を習得するために直接援助技術の学びが重要であることを示しました。そのうえで、4年制大学ではソーシャルワーク・地域福祉などの学びに優位性があり、それを特徴化させることの有用性を示唆しました。
    杉原氏は介護の実践現場の立場から、4年制大学卒の介護福祉士あるいは4年制大学の実習学生に対する所感を述べ、問題を発見しそれに対処する力量や地域との関係を深める視点を有している点について触れ、期待感を示しました。
    また、横山氏は、大学でのいわゆる新カリキュラムでの介護過程や実習指導にICFの視点を導入している経験から、生活の全体像を把握することやさまざまな生活要素の関連性を見つめることを学生に習得させている実践を紹介しました。それに引き続き、東洋大学の学生が実習での介護過程の対象とした事例を発表し、その教育の成果の一端を示しました。
    最後に、コーディネーターの井上氏が各シンポジストの発言から「新カリキュラムのなかでいかに大学ならではの介護福祉士教育の特徴を示すかが課題」「より専門性の高い介護福祉士を養成することが使命」とまとめ、有意義な議論の時間となりました。
     2.選挙投票のお願い
    介護福祉士養成大学連絡協議会2012年度理事・監事選挙がはじまりました。投票期間は2012年4月10日~4月23日(必着)です。
    お手元に事務局から投票用紙などが届いていると思いますので、期日が過ぎないように、期日までに必着でお送りください。
    この選挙は、郵送による選挙とし、理事15名(正会員大学理事8名・個人会員理事7名)および監事2名を選出します。
    その選出方法と投票方法の概要は次のとおりです。本会運営の基本となる選挙です。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

    ≪正会員大学≫
    ・被選挙権をもつ正会員大学から、正会員大学理事8名および監事2名を選出します。
    ・投票の上限は、正会員大学理事5校以内、監事2校以内とします(投票用紙には大学名を記載)。
    ・正会員大学の教員間で話し合い、理事投票1票(大学名5つ以内を連記)、監事投票1票(大学名2つ以内を連記)、投票します。

    ≪個人会員≫
    ・被選挙権をもつ個人会員から、個人会員理事7名を選出します。
    ・投票上限人数は5名以内とします。

     3.事務局からのお知らせ
    *事務代行について
    2010年度の総会の議決を経て、本会事務代行を(株)ワールドプランニングに委託しています。
    入会申し込み・会費納入・連絡先の変更等の連絡通信窓口は下記のとおりとなります。引き続きご協力の程よろしくお願いいたします。

    介護福祉士養成大学連絡協議会事務センター
    〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル2F
    TEL:03-5206-7565 FAX:03-5206-7757
    mail: kaigo-u@zfhv.ftbb.net


    *2012年度の総会について
    本年度の総会の開催は次のように予定しています。正式なご案内・通知は5 月下旬から6 月初旬になりますが、ご参加についてあらかじめご予定をいただきますようお願い申し上げます。
     ・開催日 2012年7月7日(土)
     ・場所  東洋大学白山キャンパス(東京都文京区白山5-28-20)






  • 第1回 介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック部会学習会・・・改正介護福祉士法 「喀痰吸引等の行為」の概要

    第1回 介護福祉士養成大学連絡協議会
    関東ブロック部会学習会
    2011年8月2日
    改正介護福祉士法 「喀痰吸引等の行為」の概要
    【講師】 平林勝政先生(國學院大学大學法科大学院特任教授)
    【主催】 介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック部会
    【日時】 2011年8月2日(火曜日)15時~17時
    【場所】 目白大学10号館 9階10901号室
    【日程】
    14:30~15:00受付
    15:00~開会
    平林勝政先生『社会福祉士及び介護福祉士法の平成23年改正を読み解く』
    16:20~16:30休憩
    16:30~17:00質疑応答
    17:00閉会
    資料目次
    社会福祉士及び介護福祉士法の平成23年改正を読み解く001
    介護サービス基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案の概要010
    介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度について011
    社会福祉士及び介護福祉士法(昭和六十二年法律第二十号)抄012
    社会福祉士及び介護福祉士法の一部改正に伴う経過措置 第十二条020
    シルバー新報2011年6月10日記事『改正介護福祉士法案に異議あり』024
    介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方について 中間まとめ025
    衆議院厚生労働委員会 平成二十三年五月二十七日 介護サービス基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に対する付帯決議034
    参議院厚生労働委員会 平成二十三年六月十四日 介護サービス基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に対する付帯決議036
    介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会 第9回資料3038
    同検討会第9回資料 日本看護協会常任理事斎藤訓子委員提出資料047
    資料目次のタイトルをクリックしますと、詳細資料がご確認できます。


  • 【介護福祉士養成大学における東日本大震災影響状況把握のためのアンケート調査】 調査報告

    2011年7月20日
    【介護福祉士養成大学における東日本大震災影響状況把握のためのアンケート調査】 調査報告
    介護福祉士養成施設協会基本問題検討委員会 大学部会
    介護福祉士養成大学連絡協議会
    宮内寿彦(十文字学園女子大学)

    平成23年3月11日に発生した、東日本大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみ申し上げます。一日も早い復旧・復興を願い、皆様が日常の生活に戻れますように心よりお祈り申し上げます。
    介護福祉士養成施設協会基本問題検討委員会大学部会及び介護福祉士養成大学協議会では、この深刻な被害の実情を速やかに把握し、関係行政庁へ報告することを目的として、アンケート調査を実施致しました。調査期間が短いにもかかわらず、ご協力頂きました皆様に感謝申し上げます。この調査結果は、介護福祉士養成施設協会大学部会(部会長 古川 孝項)、を通して関係行政庁へ報告することを申し添えます。


    ■調査概要
    調査主体
    ・介護福祉士養成施設協会基本問題検討委員会 大学部会
    ・介護福祉士養成大学連絡協議会
    調査対象及び調査方法
    ・介護福祉士養成大学(68 大学)
    ・介護福祉士養成大学連絡協議会会員個人会員(6名)
    ・電子メール調査法及び郵送調査
    調査時期
    ・調査票の依頼時期・・・2011年5月25日(水)
    ・調査票の回収時期・・・2011年6月10日(金)
    回収結果
    ※介護福祉士養成大学回収数(68大学中31大学;回収率45.6%)
    ・介護福祉士養成大学連絡協議会 個人会員回収数(2名;回収率 33.3%)
    ※回収回答数33(有効回答数33※設問Ⅰに回答した、全ての回答を有効とした)

    表1.基本属性の回答内訳
      度数 パーセント 有効パーセント 累積パーセント
    北海道・東北ブロック 7 21.2 21.2
    関東信越ブロック 14 42.4 42.4 21.2
    東海北陸・近畿ブロック 9 27.3 27.3 63.6
    中国四国・九州ブロック 3 9.1 9.1 90.9
    合計 33 100.0 100.0 100.0
    調査報告は、以下のボタンをクリックして下さい
    ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
    介護福祉士養成大学における東日本大震災影響状況把握のためのアンケート調査 調査報告 PDFファイルダウンロード

  • 改正介護福祉士法「喀痰吸引等の行為」についての学習会のお知らせ

    2011年7月20日
    関東ブロック部会委員長 荏原順子

    改正介護福祉士法「喀痰吸引等の行為」についての学習会のお知らせ

    介護福祉士養成大学連絡協議会会員 各位

    6月15日に国会を通過した改正介護保険法により、介護福祉士の「喀痰吸引等」が本来業務に位置付けられました。この点は、介護関連団体や介護福祉士養成に携わる側の中でも十分に討議されてきた内容とはいえません。また、法律の内容について具体的にどのように読むのかはわかりづらいものとなっています。先般、7月9日に行われた介護福祉士養成大学連絡協議会の総会においても、早急に学習の必要性が提案されました。
    そのため、関東ブロック会は、介護と法に詳しく老健局検討会に出席されてきた國學院大学大學法科大学院特任教授・平林勝政先生をお迎えして、まずは改正法の正確な趣旨とその理解を共有したいと思います。

    第1回 関東ブロック部会学習会
    テーマ 改正介護福祉士法「喀痰吸引等の行為」の概要
    講師平林勝政(國學院大学大學法科大学院特任教授)
    日時2011年8月2日(火曜日)15時 ~17時
    会場目白大学 10号館 9階 10901号室
    主催介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック部会
    料金会員/無料  非会員/500円
    参加方法事前申込 優先
    FAXおよびメールにて、お名前・ご連絡先・参加人数・会員番号
    (会員のみ)
    を7月28日までに事務センターまでお知らせください。
    お席に余裕がございましたら当日のご参加も受付けいたします。


    目白大学 新宿キャンパス
    〒161-8539  東京都新宿区中落合4-31-1
    ・西武新宿線・都営地下鉄大江戸線「中井」駅より 徒歩8分
     ※西武新宿線「中井」駅へは「各駅停車」にお乗換えください。
    ・都営地下鉄大江戸線「落合南長崎」駅より 徒歩10分
    ・東京メトロ東西線「落合」駅より 徒歩12分
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    ■主要駅から新宿キャンパスまでの交通アクセス例
    イメージをクリックすると拡大イメージが表示されます

    お問い合わせ先
    介護福祉士養成大学連絡協議会 事務センター
    株式会社ワールドプランニング内
    Tel:03-5206-7431 Fax:03-5206-7757
    メール kaigo-u@zfhv.ftbb.net

  • 介護福祉士養成大学連絡協議会 2011(平成23)年度 総会 & 公開シンポジウム

    2011(平成23)年6月16日
    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員 各位
    介護福祉士養成大学連絡協議会
    会長 古川孝順
    ( 公 印 略 )
    介護福祉士養成大学連絡協議会
    2010(平成22)年度総会について
    (お知らせ)
    時下 ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素より、本会の運営にあたってはお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
    さて、本会の規約に定められております総会につきまして、このたび下記のとおり開催することとなりましたのでお知らせいたします。
    会員のみなさまにおかれましては、ご多忙のこととは存じますが、ぜひともご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
    日時2011(平成23)年7月9日(土)
    午前11時 から 午後4時30分 まで
    場所東洋大学白山キャンパス 6号館(3階) 6313教室 他
    東京都文京区白山5-28-20
    内容別紙の開催要項のとおり
    お問い合わせ先
    介護福祉士養成大学連絡協議会
    理事(広報担当) 高野龍昭(東洋大学)
    351-8510 埼玉県朝霞市岡48-1
    メール takano-t@toyo.jp
    FAX 048-468-6652
    介護福祉士養成大学連絡協議会 2011(平成23)年度 総会 開催要項
    日時 2011(平成23)年7月9日(土) 11:00 ~16:30
    場所 東洋大学白山キャンパス6号館 6313教室 他
    東京都文京区白山5-28-20
    (都営地下鉄三田線白山駅もしくは東京メトロ南北線本駒込駅下車)
    日程
    10:30-11:00 受付 6313教室前スペース
    11:00-12:30 各地方ブロック部会 北海道・東北部会6407教室
    関東部会 6408教室
    西日本部会 6409教室
    12:30-13:00 休憩
    13:00-13:50 介護福祉士養成大学連絡協議会 総会 (6313教室)
    介護福祉士養成大学における東日本大震災影響状況把握アンケート調査報告
    13:50-14:20 記念講演
    介護福祉士養成大学連絡協議会 会長 古川孝順(東洋大学・教授)
    13:50-14:00 休憩
    14:30-16:30 公開シンポジウム (6313教室)
    『四年制大学における介護福祉士養成の意義とあり方を考える - 新カリキュラムの教授内容に焦点をあてて-』
    ■ シンポジスト * 大学における介護福祉士養成科目群の類型から
      田中 安平 氏(鹿児島国際大学・教授)
    * 現場施設長の立場から
      杉原 優子 氏
     (社会福祉法人健光園十四軒町の家・施設長)
    * ICFをとりこんだ介護福祉教育の試行から
      横山 貴美子 氏(東洋大学・准教授)
      東洋大学 学生 (介護福祉実習報告)
    ■ コーディネーター
      井上 千津子 氏(京都女子大学・教授)
    16:30 閉会
    参加費
    会員:無料、  非会員:2,000円
    ※ 昼食については、期日までに事前注文いただいた場合、1,000円(弁当・飲み物込み)にて準備いたします。
    参加申し込み・問い合わせ先
    *総会の開催のために、出欠(および委任の有無)を確認する必要がございますので、お手数をおかけしますが、別紙の出欠確認票に必要事項をご記入のうえ、下記の送信先にFAXまたはメールでご連絡をお願いいたします。

    2011年度総会 ブロック別部会 シンポジウム 出欠確認票 PDFファイルダウンロードはこちらから*締め切り日は7月4日(月)とさせていただきます。

    *送信先
    高野龍昭(東洋大学)
    FAX 048-468-6652 (研究室直通)
    メール takano-t@toyo.jp

    *お問い合わせについても、この送信先(高野龍昭)にFAXまたはメールでご連絡ください。
    介護福祉士養成大学連絡協議会・公開シンポジウム 四年制大学における介護福祉士養成の意義とあり方を考える「新カリキュラムの教授内容に焦点をあてて」

  • 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース

    介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース
    発行 : 介護福祉士養成大学連絡協議会 事務局
         〒351-8510 埼玉県朝霞市岡48-1
         東洋大学 渡辺裕美研究室
         TEL/FAX:048-468-6655
         E-mail:hwatanabe@toyo.jp
         担当理事 横山貴美子・高野龍昭(東洋大学)



    <トピックス>
    1.高校生向けイベント報告(会場:京都女子大学)
    2.平成23年度 介護福祉士養成大学連絡協議会 総会<ご案内>
    3.「介護福祉士養成大学における東日本大震災影響状況把握のためのアンケート調査」



    1.介護福祉士養成大学連絡協議会「高校生1・2年生向けイベント」報告
    『介護福祉を学ぶ大学生の授業を体験してみませんか!!』
     前回のニュースでお知らせいたしましたように、2011年3月19日に京都女子大学を会場として、本会主催の高校生向けイベント「介護福祉を学ぶ大学生の授業を体験してみませんか!!」が開催されました。これは、開催校である京都女子大学と協力校の神戸女子大学・大阪人間科学大学により実施され、当日の京都女子大学オープンキャンパスと同時に開催されたものです。
     終了後の振り返りのなかで、企画から運営、評価までの一連の流れにおいて、近隣大学が協働することの意味と、各大学の教員および学生間の交流が有意義であったことが確認されました。また、高校生にとっては、具体的な体験学習とともに、目指す介護福祉職をイメージ化できる内容が好評だったようです。なお、その介護福祉職に対してネガティブなイメージを抱く傾向のある保護者を対象としたアプローチも重要である旨報告がありました。以下、当日の開催要項です。
     日 程:2011年3月20日(日) 10:40~
     場 所:京都女子大学
     主 催:介護福祉士養成大学連絡協議会
     開催校:京都女子大学   協力校:神戸女子大学・大阪人間科学大学


    スケジュール
    10:40~11:30 開会の挨拶
    『介護現場で働く卒業生からのメッセージ』
    ①福祉科高校で働く卒業生のメッセージ
    ②高齢者介護施設で働く卒業生のメッセージ
    11:40~12:00ミニ講義
    『介護は、誰のために何のためにする仕事でしょうか?一緒に考えましょう』
    『認知症紙芝居』
    12:00~12:50片麻痺や高齢者の生活を体験してみよう!
    参加者:高校生12名(内中学生1名) 父母6名
    京都女子大学卒業生2名 京都女子大学在校生8名
    教員7名
    合計35名

    『卒業生からのメッセージ』
    『在校生による認知症紙芝居』
    『片麻痺や高齢者の生活を体験してみよう!』



    ★なお、本年度の高校生向けイベントは鹿児島国際大学で開催予定です!



    2.平成23年度 介護福祉士養成大学連絡協議会総会<ご案内>
    以下の要領で本年度の総会を開催いたします。なお、公開シンポジウムでは継続的に、「四年制大学で介護福祉士を養成することの意義」を考えていく予定です。

    スケジュール
    日時 2011(平成23)年7月9日(土)11:00~16:30
    場所東洋大学白山キャンパス6号館 6313教室 他
    東京都文京区白山5-28-20
    (都営地下鉄三田線白山駅もしくは東京メトロ南北線本駒込駅下車)
    日程10:30-11:00  受付
    11:00-12:30  ブロック部会
    12:30-13:00  休憩
    13:00-13:50  介護福祉士養成大学連絡協議会 総会
    13:50-14:00  休憩
    14:00-14:30  記念講演 古川会長
    14:30-16:30  公開シンポジウム
    16:30      閉会



    3.「介護福祉士養成大学における東日本大震災影響状況把握のためのアンケート調査」
    介護福祉士養成施設協会基本問題検討委員会大学部会及び介護福祉士養成大学協議会では、今回の災害を期に大学としての危機対応のあり方や地域社会への貢献に関する大学の使命など、大学として問われる事柄も少なくないものがあると考え、介護福祉士養成大学を対象としたアンケート調査を下記の要領で実施すること致しました。重ねてご協力のほどよろしくお願いいたします。
    なお、調査結果につきましては、本年度の総会において報告予定です。
    調査締め切り:6月13日(月)
    回答方法:FAX若しくは電子メール(E-mail:miyauchi@jumonji-u.ac.jp



    4.事務局からのお知らせ
    会費納入のために使っていた旧口座を2011年5月末閉鎖し、新口座となりました。 今年度の会費請求書とともに、登録事項確認書を送付いたします。変更がある場合は、訂正して事務局へご連絡ください。ゆうちょ銀行 新宿神楽坂郵便局 00180-6-616651



    介護福祉士養成大学連絡協議会事務センター
       〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル2F
       TEL:03-5206-7565 FAX:03-5206-7757
       mail:kaigo-u@zfhv.ftbb.net