カテゴリー: お知らせ

  • 2025年度 介護福祉士養成大学連絡協議会 総会・研修会・情報交換会のご案内

    介護福祉士養成大学連絡協議会 主催

    2025年度 介護福祉士養成大学連絡協議会
    総会・研修会・情報交換会のご案内(ZOOM開催)

    開催日:2025年7月19日(土) 10:00~15:00
    開催方法:オンライン(ZOOM)

    介護福祉士養成大学連絡協議会 正会員大学の皆様、個人会員の皆様のご参加をお待ちしております。

    総会
    日時:2025年7月19日(土)10:00~11:00
    対象:会員のみ
    内容:2025(令和7)年度 介護福祉士養成大学連絡協議会 総会

    理事会
    日時:2025年7月19日(土)11:15~12:00
    対象:第9期役員
    内容:2025(令和7)年度 第3回 介護福祉士養成大学連絡協議会 理事会

    研修会(どなたでもご参加いただけます)
    日時:2025年7月19日(土)13:00~15:00
    対象:会員・会員以外のどなたでもご参加いただけます

     仮テーマ

    大学における介護福祉士養成における質について
    ―卒論・研究レポート等の意義と効果―


     研修の目的

    介護福祉士養成教育は実務者研修以外に高校福祉科、2年課程、4年制大学のルートによって行われている。
    大学で介護福祉について学ぶ意義として「社会福祉士とのダブルライセンスの取得」 「幅広い教養を身に付けた人材の育成」「介護現場のリーダーとしての人材育成」等があげられるが、大学には特徴的な人材養成はあるのだろうか。
    今回、大学教育の履修科目として卒業論文や研究レポートの作成、およびそのプロセスが、学生の学びや社会での活躍に大きく影響しているのではないかと考えた。

    本研修では、大学での学びが実践現場でどのように生かせているのか情報提供を受けるとともに、大学における介護福祉士の質の向上を目指した取り組みについて意見交換をすることで、大学で介護福祉を学ぶ意義について改めて考える機会としたい。


     第1部 シンポジウム

    「卒論・研究レポートを通して学んだこと、今に生かされていること」


     第2部 グループディスカッション

    「介護福祉士の質を高める研究のあり方について」

    ※総会の資料冊子は、PDFで配信予定です。
    ※研修会はどなたでも参加できます。
    ※参加申し込みは、QRコードそれぞれで、正会員大学教員も各自で申し込んでください。


    申し込み項目
    氏名、所属先、連絡E-mail

    申し込み締め切り
    2024年7月11日(金)
    ※ZOOMのURLは、7月11日(金)に配信予定です。

    問い合わせ先
    介護福祉士養成大学連絡協議会長 宮内寿彦(miyauchi@jumonji-u.ac.jp


    参加の申込方法
    ※「総会」と「研修会」参加登録は別々に参加申し込みしてください。
    ※ 参加申し込みは、2つのQRコードそれぞれで、正会員大学教員も各自で申し込んでください。
    ※「総会」は「会員限定参加」ですが、「研修会」は「どなたでも参加」できます。

    総会・情報交換会QR(会員限定参加です)


    研修参加QR(どなたでも参加できます)


  • 介護福祉士国家試験100%合格へ導く「合格きっと」説明会

    介護福祉士養成大学連絡協議会 主催
    ポスターのダウンロード
    ZOOM(オンライン参加無料)
    介護福祉士国家試験100%合格へ導く「合格きっと」説明会

    合格きっと(eラーニング)は、全国の介護福祉士養成大学が運営している過去の介護福祉士国家試験問題(一問一答形式)を無料で利用できるシステムです。パソコン・スマホで隙間時間に利用できます。
    ※厚生労働省発表 養成校別 第37回介護福祉士国家試験結果によれば、介護福祉士養成大学の新卒合格率は96%でした。

    ・全国介護福祉士養成大学が運営
    ・正会員大学なら無料
    ・学生を100%合格へ導くツール
    ・パソコン・スマホで利用
    一問一答形式
    ・過去問収録

    開催日時
    2025年6月26日(木)12:10~12:50(オンライン)

    場所
    ZOOM(オンライン)入室のための情報は参加決定後、個別にご連絡します。参加する場所に指定はありません。

    参加対象
    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ 1年生から4年生

    申込フォーム
    お申込みはこちらへ


    申込項目
    氏名、所属先、会員校、連絡先(e-mail)の登録必須

    申込締切
    2025年6月24日(火)23:00⇒2025年6月25日(水)23:00
    まず、皆さんに合格きっとを知ってもらうための、30分の説明会を開きます。奮ってご参加ください。
    ※事前申込者に、ZOOMのURLをお送りいたします。

    問い合せ先
    介護福祉士国家試験対策委員
    h-yamano@tfu.ac.jp

    ポスターのダウンロード



  • 2024年度(令和6年度) 第2回研修会 報告

    2024年度(令和6年度) 第2回研修会 報告

     介護福祉士養成大学連絡協議会 2024年度 第2回研修会を2025年3月18日に「若年性認知症支援『桃山なごみ会』の取り組み」をテーマに実施しました。桃山学院大学 教授 杉原久仁子先生から、2011年から大学で始めた認知症支援。学生や地域の専門職と連携しながら当事者や家族に寄り添う、そのユニークな活動が紹介されました。

    若年性認知症支援「桃山なごみ会」の取り組み
    講師:桃山学院大学 教授 杉原 久仁子 氏
    日時:2025年3月18日(火)18:00~19:30(オンライン)

    2025年3月18日にオンラインにて、桃山なごみ会の取り組みの報告をさせていただきました。受講者は約40名でした。当日の司会進行は、本学教員の川井、報告は同じく本学教員の杉原が担当しました。
    桃山なごみ会とは、本学で2011年から開催している、若年性認知症の本人と家族の会です。偶数月の第3土曜日の午後、若年性認知症の本人、家族、学生、地域の専門職が集まり、活動をしています。
    研修会では、桃山なごみ会の活動の成り立ち、活動の中での学生の成長、地域の専門職との協働などを報告しました。14年間定期的に開催し続けたことで、地域の社会資源の一つにも位置付けられ、参加者の広がりにもつながってきました。
    認知症基本法が施行され、「新しい認知症観」に立った社会の創生が求められる今後において、学生が地域で認知症の人たちと活動をする経験は基調な学びだといえます。

  • 2024年度(令和6年度) 第1回研修会 報告

    2024年度(令和6年度) 第1回研修会 報告

     介護福祉士養成大学連絡協議会 2024年度 第1回研修会を2025年2月6日に「介護福祉士養成30年の振り返りを通して考える、大学で介護福祉士を養成する意義と課題」をテーマに実施しました。講師は、同朋大学社会福祉学部准教授の牛田篤先生で、介護福祉士養成の30年の軌跡を丁寧に分析され、大学で介護福祉士養成をする意義についてお話くださいました。その後、グループに分かれて意見交換をしました。アンケートの結果を報告します。

    介護福祉士養成30年の振り返りを通して考える、大学で介護福祉士を養成する意義と課題
    日時:令和7年2月6日(水)18:00~20:00
    第一部:18:00~19:00講演 講師 同朋大学社会福祉学部准教授 牛田篤氏
    第二部:19:00~20:00意見交換
    参加者:21名 アンケート回答者 8名

    1. 第1部の講演会についてお伺いいたします。

    2. 特に印象に残った内容、ご意見等があれば、ご記入ください。

    ・今回のテーマのような内容は、日常的に触れる機会がありません。大学連絡協議会でこそ意見交換できる内容だと思います。貴重な学びの機会をありがとうございました。
    ・とても分かりやすい説明でした。ありがとうございます。
    ・いずれ博士課程に進みたいと考えておりますので、一部とはいえどのような論旨で博士論文が構成されているのかを知る貴重な機会となりました。
    ・やはり介護福祉士を養成していくには、単に技術伝達だけではなく、知識も含めて包括的な学びをしていくことが重要であると感じました。

    3. 意見交換会の満足度をお聞かせください。

    4. 特に印象に残った内容、ご意見等があれば、ご記入ください。

    ・直接、皆様のお話を聴かせて頂き、力になりました。
    ・留学生で大変な思いをされている先生のお話をお聞きしました。解決策を検討できると良いと思いました。
    ・他大学の先生方と意見交換ができる時間があり、とても良かったです。
    ・ビックネームの先生方とのグループはとても緊張しました。2年制課程、または働きながらでも取得できる「介護福祉士」の国家資格を4年制大学で取得する意義・意味・魅力・利点などをいかに広報・宣伝し、認知してもらうかを改めて考える機会となりました。良い意味で養成施設ルートや実務経験ルートの「差別化」を図り、「4年制大学」への進学を検討してもらえるように頑張りたいと思います。
    ・グループ2では、中学生に関する意見が出ました。全国的にも留学生を技能実習、EPAなど介護実践者として育成するような風潮であることと、その教育がかなり難しいことを理解しました。単に収入確保のために留学生を入学させるのではなく、留学生が介護のリーダーとして活躍するための教育についても検討する必要があると感じました。

    5. 研修全般についてお伺いいたします。ご意見、感想があればご記入ください。

    ・ありがとうございました。
    ・準備等、ありがとうございました。
    ・ブレイクアウトルームでの会話は盛り上がりますので、時間を忘れがちになります。終了のタイマー表示をお願いいたします。
    ・お忙しい中、テーマの検討や運営をして頂き、ありがとうございました。グループディスカッションは非常に有益な研修方法の一つと思います。

    6. 今後、希望するテーマや企画があればご記入ください。

    ・2点あります。
    ①卒業生との共同研究の実践(現状)、工夫や課題について、取り組まれている大学があったら、お話を聴かせていただきたいです。
    ②研究は、自立・自律的に取り組まなければなりませんが、研究時間の確保、科研費申請や外部資金獲得等の取り組みについて、お知恵をおかりしたいです。(特に、助教や講師の先生から)。
    ・文部科学省(大学教育)から見た介護福祉教育について、以前、端的にレクチャーしてもいましたが、もう少し話を聞きたい面もあります。あとは、介護福祉教育の独自性や志願者をどのように確保しているのかも、情報交換できると良いと思いました。

  • 2025年4月25日 厚生労働省を訪問し、「介護教員講習会」について(要望)を提出しました。

    2025年4月25日 厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室訪問報告
    日付
    2025年4月25日(金)

    訪問者
    本会 宮内 寿彦(会長)
       山口 由美(事務局長)

    応対者
    厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課福祉人材確保対策室 室長 吉田 昌司 氏

    概要
     本会から、厚生労働省社会・援護局福祉基盤課長あての要望書「「介護教員講習会」について(要望)」を提出しました。背景にあることがらや現状を説明のうえで手交しました。

     内容は、①「四年制大学において教育に関する科目を履修のうえ卒業し、介護福祉士国家資格を取得した者」は、介護福祉士として3年間の実務経験を有することをもって、社会福祉士介護福祉士養成施設指定規則第五条第六号に規定される「専任教員課程修了者等」として認めていただけるよう要望します。②今後、貴省において介護教員講習会のあり方を検討する機会があれば、本会の役員もしくは会員を委員等に加えていただくよう要望します。という2点です。

     また、前回第8期(渡辺会長;東洋大学)の訪問時に、福祉人材確保対策室長から「検討するためには、何らかの根拠が必要。介護大学の優位性をいうのであれば、四年制大学における介護福祉士養成卒業生が活躍している姿を、見える化、可視化する努力をしてほしい。」というお話しがありましたので、本会第8期調査研究委員会が、取り組んだ「質的研究」及び「量的研究」冊子をお渡ししました。有意義な訪問となりました。


    ※参考
    吉田室長に宮内会長から「要望書」の手交

    右)厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課福祉人材確保対策室 室長 吉田 昌司 氏
    左)介護福祉士養成大学連絡協議会会長 宮内 寿彦

  • 2024年(令和6)7月20日(土)ZOOM研修会 報告


    介護福祉士養成大学における学びの価値
    業務中心メイドサーバント症候群から、利用者中心パーソンセンター介護への転換
    コーディネーター 渡辺裕美(介護福祉士養成大学協議会長 東洋大学)
    行政の立場から
    介護人材確保と介護福祉士養成大学への期待
    厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長
    吉田 昌司氏
    介護福祉士養成大学への期待
    文部科学省 高等教育局 医学教育課 課長補佐
    竹本 浩伸氏
    調査研究委員会
    量的研究調査概要報告
    四年制大学で介護福祉士国家資格を取得した職員の就業実態 -介護実習における学びの成果及び就業実態-
    広島文教大学 人間科学部人間福祉学科 棚田裕二氏
    質的研究調査概要報告
    介護福祉士養成大学卒の介護福祉養成大学教員へのキャリア形成支援の現状と課題 -当事者への半構造化インタビュー調査の分析から-
    白梅学園大学 子ども学部家族・地域支援学科 森山千賀子氏

  • 2024年度介護福祉士養成大学連絡協議会 総会・研修会・情報交換会のご案内

    介護福祉士養成大学連絡協議会 主催

    2024年度 介護福祉士養成大学連絡協議会
    総会・研修会・情報交換会のご案内
    2024年7月20日(土)9:00-14:00 ZOOM開催

    介護福祉士養成大学連絡協議会 正会員大学の皆様 個人会員の皆様 ご参加ください。

    総会
    2024年7月20日(土)9:00~10:20
    対象:会員のみ

    2024(令和6)年度介護福祉士養成大学連絡協議会総会

    理事会
    2024年7月20日(土)10:30~10:45 新会長による理事会
    対象:第9期役員

    2024年度(令和年)第3回 介護福祉士養成大学連絡協議会理事会

    研修会
    2024年7月20日(土)11:00~12:15 研修会
    対象:会員・会員以外のどなたでも
    ポスターのダウンロード

    「介護福祉士養成大学における学びの価値―業務中心メイドサーバント症候群から、利用者中心パーソンセンター介護への転換―」
    コーディネーター渡辺裕美(介護福祉士養成大学協議会長 東洋大学)(5分)


    第1部 11:05~11:35 行政の立場から

    ● 厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長
    吉田 昌司氏 「介護福祉士養成大学への期待 」(講演10分+質疑5分)

    ● 文部科学省 高等教育局 医学教育課 課長補佐
    竹本 浩伸氏「介護福祉士養成大学への期待」(講演10分+質疑5分)


    第2部 11:35~12:15 介護福祉士養成大学連絡協議会調査研究委員会

    ● 量的研究調査概要報告「四年制大学で介護福祉士国家資格を取得した職員の実態調査:介護実習における学びの成果および就業実態」
    広島文教大学 人間科学部人間福祉学科 棚田裕二氏 (報告15分)

    ● 質的研究調査概要報告「介護福祉士養成大学卒の介護福祉養成大学教員へのキャリア形成支援の現状と課題」
    白梅学園大学 子ども学部家族・地域支援学科 森山千賀子氏(報告15分)

    ● 量的研究と質的研究への質疑応答 (質疑10分)

    情報交換会
    2024年7月20日(土)13:00~14:00 情報交換会
    対象:会員のみ

    午前研修会「介護福祉士養成大学における学びの価値」をふまえての意見交換・他
    会員間の情報交換会

    ※総会の資料冊子は、正会員大学には3冊、個人会員には1冊 事前に郵送します。
    総会と情報交換会は会員限定参加ですが、研修会はどなたでも参加できます。
    参加申し込みは、2つのQRコードそれぞれで、正会員大学教員も各自で申し込んでください。

    〇申し込み項目:氏名、所属先、連絡E-mail
    〇申し込み締め切り:2024年7月12日(金)
    ※ZOOMのURLは、7月18日に配信予定です。
    〇問い合わせ先:介護福祉士養成大学連絡協議会長 渡辺裕美(hwatanabe@toyo.jp


    参加の申込方法
    「総会・情報交換会」と「研修会参加登録」は別々に参加申し込みしてください。
    参加申し込みは、2つのQRコードそれぞれで、正会員大学教員も各自で申し込んでください。
    ※「総会と情報交換会」は「会員限定参加」ですが、「研修会」は「どなたでも参加」できます。


    ↓ 総会・情報交換会QR(会員限定参加です)


    ↓ 研修参加QR(どなたでも参加できます)


    ポスターのダウンロード

  • 2024年(令和6)7月20日(土)11:00~12:15 ZOOM研修会 開催要項

    主催:介護福祉士養成大学連絡協議会

    「介護福祉士養成大学における学びの価値」
    ― 業務中心メイドサーバント症候群から、利用者中心パーソンセンター介護への転換 ―

    厚生労働省と文部科学省から4年制大学での介護福祉士養成教育への期待をお聞きするとともに、介護福祉士養成大学連絡協議会調査研究委員会が実施した調査結果から学びの価値を報告する研修会を行います。
    4年制介護福祉養成大学で学ぶ大学生は、介護福祉と社会福祉を同時に学べる という強みがあります。「業務中心メイドサーバント症候群」から脱して、「利用者中心パーソンセンター介護」への転換をすすめる、これからの介護現場を牽引し・介護教育を担う、貴重な1%の人材です。
    4年制介護福祉養成大学では、卒業時には 学位「学士」を取得できます。カリキュラムを収めることによって 介護福祉士資格の取得、社会福祉士資格を取得、ダブル資格の取得も可能です。そして、何よりも、4年間の専門職養成教育において、“介護観”や“介護福祉士は何をする人か”を育むことができます。介護を必要とする利用者の側に立っても、家族の立場でも、介護哲学をもち、最新の介護知識、技術、技能を習得した、1対1の介護ができて、関係機関やサービス全体をコーディネートできる、「介護福祉士」が求められています。参加者の皆様と介護福祉養成大学の学びの価値を再確認する場といたしましょう。ご参加をお待ちしています。


    研修会プログラム
    介護福祉士養成大学における学びの価値
    ― 業務中心メイドサーバント症候群から、利用者中心パーソンセンター介護への転換 ―
    コーディネーター渡辺裕美(介護福祉士養成大学協議会長 東洋大学)


    service-icon
    ポスターのダウンロード
    第1部 11:05-11:35 - 行政の立場から
    ◎ 厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長
    吉田 昌司 氏「介護福祉士養成大学への期待」

    ◎文部科学省 高等教育局 医学教育課 課長補佐
    竹本 浩伸 氏「介護福祉士養成大学への期待」
    第2部 11:35-12:15 - 介護福祉士養成大学連絡協議会調査研究委員会
    ◎量的研究調査概要報告「四年制大学で介護福祉士国家資格を取得した職員の実態調査:介護実習における学びの成果および就業実態」
    広島文教大学 人間科学部人間福祉学科 棚田 裕二 氏

    ◎質的研究調査概要報告「介護福祉士養成大学卒の介護福祉養成大学教員へのキャリア形成支援の現状と課題」
    白梅学園大学 子ども学部家族・地域支援学科 森山 千賀子 氏

    ◎量的研究と質的研究への質疑応答

    <会場>
    オンラインZOOM開催



    <対象>
    介護福祉士養成大学連絡協議会正会員大学教員・個人会員・関心がある人どなたでも



    <参加費>
    無料



    <参加申し込み方法>
    研修 参加QR

    研修会は会員以外の方もどなたでも参加できます。
    登録フォームで、氏名、ご所属、メールをご記入ください。
    2024年 7月 12日(金)まで に参加登録をお願いします。
    ZOOMのURLは、7月18日に配信予定です。



    <問い合わせ先>
    介護福祉士養成大学連絡協議会長 渡辺裕美(東洋大学)
    メール: hwatanabe@toyo.jp




  • 2023年12月7日 厚生労働省訪問報告

    2023年12月7日 厚生労働省訪問報告

    2023年12月7日 厚生労働省を訪問し「介護福祉士の国家試験のあり方について」(要望)を提出しました。

    要望書 2023年12月7日「介護福祉士国家試験のあり方について(要望)



    2023年12月7日 厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室訪問報告
    日時
    2023年12月7日(木)13:00-13:30

    場所
    厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室

    訪問者
    本会 渡辺裕美(会長)
       宮内寿彦(副会長)

    応対者
    福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長 吉田昌司 氏
    福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長補佐 岩本 博 氏
    福祉基盤課 福祉人材確保対策室 介護福祉専門官 鈴木真智子 氏

    概要
    本会から、厚生労働省社会・援護局福祉基盤課長あての要望書「介護福祉士の国家試験のあり方について」(要望)を提出しました。添付ファイルをご確認ください。  介護福祉士国家試験の義務化に関する「養成施設ルートにおける経過措置」については、現行の規定のとおり、2027年度の卒業生から義務化されるよう要望します。という内容です。背景にあることがらや現状を説明のうえで手交しました。


  • 介護福祉士資格取得方法の一元化への意見表明(介護福祉士養成大学連絡協議会長)

    2023年11月24日
    介護福祉士資格取得方法の一元化をめぐる意見表明
    介護福祉士養成大学連絡協議会長 渡辺裕美

    介護福祉士養成大学連絡協議会は、「経過措置のさらなる延長には反対」です。介護福祉士国家試験の義務化に関する「養成施設ルートにおける経過措置」については、現行の規定のとおり廃止し、2027年度の卒業生から、卒業時に介護福祉士国家試験義務化(介護福祉士国家試験の資格取得一元化の完全実施)を要望します。

    全ての者に一定の教育プロセスと国家試験義務付ける一元化は、国家資格「介護福祉士の資質向上・社会的評価・資格の価値や位置づけを高めるため」に必須です。

    「養成施設ルートにおける経過措置」は、「地域共生社会の実現のための社会福祉士法等の一部を改正する法律(令和2年6月12日公布)」により、従前の「令和4(2022)年度から介護福祉士国家試験の資格取得の一元化(養成施設ルートの卒業生に対する国家試験の義務化)完全実施」の規定が見直され、その措置が5年間延長されることとなりました。
    したがって、令和9(2027)年度からは経過措置はなくなるものと理解しています。「経過措置は、現行の規定のとおり廃止し、2027年度の卒業生から、卒業時に介護福祉士国家試験義務化(介護福祉士国家試験の資格取得一元化の完全実施)を要望します。

    平成19(2007)年の法改正で決まった「一元化」は延長されながらも、2023年11月現在、実務経験ルートも、福祉系高校ルートも、EPAルートも一元化は施行済みです。未施行なのは、介護福祉士養成施設ルートだけです。養成施設ルートについては、過去4回施行延期されてきました。もしも、介護福祉士養成施設が自ら「さらなる延長」を願い出るとなれば、「学校で介護福祉学の知識と技術を系統的に学ぶ」教育の価値を、教育を行う養成施設そのものが自ら下げてしまうと受け取られるでしょう。

    さらなる見直し等は、介護福祉士の国家資格の社会的評価に悪影響を及ぼすものと考えております。4年制大学で介護福祉士を養成している私たちは、高度な専門的な知識と技術を有する介護福祉士の養成を行うことを使命と考えており、その立場からも、現行の規定どおりの経過措置(廃止)を要望します。

    なお、4年制大学では、すでに令和9(2027)年度卒業生にあたる令和6(2024)年度入学生の学生募集や入学試験も始まっており、卒業時に介護福祉士国家試験の義務付けが完全実施されることを前提とした募集等を行っています。もしも経過措置がさらに見直されることになれば、学生募集の体制と入学生に混乱が生じます。
    学びには価値があります。教育には価値があります。2007年法改正から20年後となる2027年度から、一元化実施されることになっているのですから、介護福祉士国家試験の義務化に関する「養成施設ルートにおける経過措置」については、現行の規定のとおり廃止し、2027年度の卒業生から、卒業時に介護福祉士国家試験義務化(介護福祉士国家試験の資格取得一元化の完全実施)を要望します。



    介護福祉士資格取得方法の一元化をめぐる法改正経緯
    2007(平成19)年改正
    「社会福祉士及び介護福祉士法等の一部改正」
    資質向上の視点から資格取得方法を一元化(全ての者に一定の教育プロセスと国家試験義務付けを実施)【2012(平成24)年度施行】

    延長1回目の改正 2011(平成23)年改正
    「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部改正」
    新たな国家試験の義務付け教育内容(喀痰吸引等)を踏まえ、等を3年間延期
    【2012(平成24)年度→2015(平成27)年度施行】3年延長

    延長2回目の改正 2014(平成26)年改正
    「医療介護総合確保推進法」
    介護人材確保が困難な状況等を踏まえ、国家試験の義務付け等を1年間延期
    【2015(平成27)年度→2016(平成28)年度施行】1年延長

    延長3回目の改正 2016(平成28)年改正
    「社会福祉士及び介護福祉士法等の一部改正」
    2017(平成29)年度から養成施設卒業者に受験資格を付与し5年間をかけて漸進的に導入
    【2016(平成28)年度→2017(平成29)年度施行】1年延長
    ※受験義務付け実施【2017(平成29)年度→2021(平成34=令和3)年度施行】5年延長

    延長4回目の改正 2020(令和2)年改正
    「地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部改正」
    介護人材確保の観点から外国人留学生の国家試験合格状況を勘案し国家試験義務付けを5年間延期
    【2022(令和4)年度→2027(令和9)年度施行】5年延長




    介護福祉士養成大学の介護福祉士国家試験合格率

    厚生労働省 第34回介護福祉士国家試験養成校別合格率 第35回介護福祉士国家試験養成校別合格率より作成
    出典:https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/000917102.pdf
    https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/001073950.pdf




    介護福祉士国家試験受験ルート別合格率

    厚生労働省 第35回介護福祉士国家試験養成校別合格率より筆者算出35回介護福祉士国家試験養成校別合格率より筆者作成
    出典:https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/001073950.pdf