• 2015年度総会および研修会

    平成27年7月14日
    介護福祉士養成大学連絡協議会

     さる平成27年6月20日(土)目白大学新宿キャンパスで介護福祉士養成大学連絡協議会総会及び研究会が開催されました。全国から教員・学生およそ113人が集まりました。
    内訳として、総会出席者は、41名(会員校28校、個人会員2名、大学10名)、午後の研修会では(会員43名、非会員6名、学生64名) でした。
    研修会テーマは、『四年制大学で介護福祉を学ぶことの意義~カリキュラム・教育内容の独自性を検討する~』ということで、シンポジストは、熊本学園大学教授 横山孝子氏、岡山県立大学教授 谷口敏代氏、東洋大学教授 本名靖氏、聖隷クリストファー大学教授 太田貞二氏、正吉福祉会社の風上原施設長 斉藤貴也氏で、コーデネータ 日本社会事業大学教授 下垣光氏で行われました。

  • 介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック主催 研修会「地域包括ケアシステムを学べる四年制大学介護福祉士の教育」

    介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック主催 研修会 「地域包括ケアシステムを学べる四年制大学介護福祉士の教育」
    【日時】 2016年2月20日(土)13:30-16:00 【会場】 日本社会事業大学 介護実習棟(西武池袋線「清瀬」バス10分) 13:00 受付開始 介護実習棟の1階
    13:30 研修会開始 司会 東洋大学 渡辺裕美 コーディネーター 日本社会事業大学 下垣 光 ・目白大学 天野由以 13:35~14:05 講演(30分) 聖隷クリストファー大学 教授 太田 貞司 「地域包括ケアシステムにおける介護福祉士の役割 」 14:10~15:10 グループディスカッション(60分) 6人程度のグループに分かれて、持ち寄った資料をもとに、意見交換を行う。 ※参加者は、各自、A4用紙1枚程度の資料をまとめ、当日、50部持参。 資料の内容 『地域包括ケアシステムを学べる四年制大学介護福祉士の教育』 について、どんな実習プログラムをやってみたいか、どんな講義内容があったらよいか、未来志向で、自由に書いてみてください。実行可能性は問いません。 もちろん、今、実施している教育内容の紹介や報告も歓迎します。 全参加者の資料(グループメンバー以外の資料)は、参加者全員で分け合い、お持ち帰りいただきます。 15:15~16:00 全体まとめ ディスカション(45分) 今後の四年制大学における地域包括ケアシステムを学べる実習や講義内容について、各グループで討議された内容を報告し、意見交換する。 介護福祉士養成大学モデルカリキュラムについて考える。 16:00~17:00 情報交換会(自由参加) 研修終了後、一時間という短い時間ではありますが会場をお借りしました。 他大学の先生と、情報を共有したいという方はどうぞお残りいただき活発な意見交換をなさってください。協議会からの情報提供などについては特に予定しておりません。
    【参加申込】 2月13日までに御氏名・御所属をお書き添えの上メールで申込んでください。 【参加費】 介護福祉士養成大学連絡協議会員 無料/ 非会員1000円 【申込・問い合わせ先】 目白大学 天野由以 tennoyui@mejiro.ac.jp

  • 今後の四年制大学における介護福祉士養成教育の在り方について

    4年制大学の介護福祉養成教育 今後の方向性(完成版)
    平成26年11月 介護福祉士養成大学連絡協議会
    今後の四年制大学における介護福祉士養成教育の在り方について
     本年6月から厚生労働省に「福祉人材確保対策検討会」が設置され、介護人材を含む福祉人材確保に関する検討がされてきた。10月14日には、第7回の会議において取りまとめ案が出され最終議論が行われた。その後、この検討会の議論は「社会保障審議会福祉部会」に引き継がれ、「福祉人材確保専門委員会」において方策が検討されている。第1回は10月27日に、「量的な確保対策」が検討され、第2回目は11月18日に「量的な確保方策」が検討された。
    この中で、介護福祉資格取得方法見直しに向けた取り組みの方向性としては、「介護福祉士を介護職の中核的存在として位置づけ、介護福祉士の社会的評価を確立する方向性を目指す」とし、その中期的対応として「継続的に専門性を高めていくことのできる教育体系の確立、専門性に応じた役割と位置付けのあり方等について」検討を進めるとしている。 そのため、介護福祉士養成大学連絡協議会では、「四年制介護福祉士養成大学の教育の強みはどこにあるのか、独自科目、独自の教育方法を可視化するデータを示す」ことを緊急の課題としアンケート調査を行った。このアンケート結果のまとめの内容から見えてきた四年制大学で介護福祉士養成を行う利点、強みを生かし、これからの介護職の中核となる担い手として、リーダーとしての資質の基礎となる教育を行っていきたい。

    1)期待される四年制大学の介護福祉士養成教育
    今回のアンケート結果を、まず単純集計から概要として第1報をまとめた。四年制大学卒業の介護福祉士としての強みはなにかという点で、単に「技術ができる」 「即戦力となる」といった事ではなく、目の前にいる利用者に必要な介護福祉の習得、さらには介護福祉の根拠となる知識や技術を修得できるという結果が得られた。そして、利用者・介護職チーム・他職種等との連携する能力があるという回答も多かった。
    つまり、「介護福祉士」養成を大学教育で行う事により、介護福祉の理念、価値や知識を基盤に介護実践力のある学生を介護福祉の現場に送り出せることが強みとなる。そして、四年制大学の卒業生は、将来担う役割として、活躍の場所に限らずリーダーとして幅広い分野で活躍できる質的内容があり、「介護福祉のエキスパートリーダー」として期待される。また、教育の領域では、介護教員のベースラインとすることができるという回答も多くみられたことで、教育や研究の分野での活躍の可能性も期待される。
    独自科目については、もともと大学では、介護福祉士教育の他にも社会福祉士の科目も学んでおり、教育やマネジメント等の科目がある。これらの科目は、短大や専門学校も取り組んでいるところもあるが、4年間の学びという1850時間+アルファの量と質の内容によって総合的な成果が期待される。

    2)今後の介護人材を支える介護福祉士
    以上のことから、アンケートから読み取れる四年制大学卒業の強み、そして、独自科目の内容や期待される内容などから、現在の位置と養成のありかた、そして今後の可能性を考えてみたい。
    現在日本では、2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築が進められている。しかし、今後、急増加していく高齢者の地域生活を支えるためには介護人材不足の問題がある。
    介護人材は、地域包括ケアシステムの構築に不可欠の社会基盤であり、その確保は最重要の課題とされている。そのため、他業種からの「参入促進」や「資質の向上」「労働環境・処遇の改善」介護という仕事の魅力がさらに高まる循環を促し「選ばれる業界」への転換を図ろうとしている。また2025年には、介護福祉士が介護現場での中核的な機能を担うこと、このため、2025年までに介護人材の5割を示すことを目指している(図1)。つまり、2012年度の介護職員推計値が149万人とされているが2025年では237万人から249万人の介護職員が必要と推計されているので、2025年には125万人ほどの介護福祉士が必要となるのである。(厚生労働省「福祉人材確保対策検討会」10月22日)
    しかし、このような介護人材の量的な解決だけでなく、その専門性をより一層高めるための養成・教育の強化・充実の在り方それに伴う介護福祉士の能力や機能の評価の向上の在り方なども検討されている。
    検討されている「介護人材の類型・体系」において介護職は、A:介護福祉士、B:研修を修了し、一定の水準にあるもの、C:基本的な知識・技能を有する者に分けられる。Aの介護福祉士の求められる役割としては、「介護チームにおいて、介護技術の指導や職種間連携のキーパーソンとなり、チームケアの質を改善」できることが示されている。
     2025年の介護福祉士総数5割の約125万人は、実際は1850時間教育の養成校卒ではなく、そのほとんどが実務者研修終了後の介護福祉士であることが予想される。そこにこそ現場をまとめる力量のある、マネジメントのできる介護福祉士、介護職のリーダーの必要となる。その求められる役割は、まさに四年制大学による介護福祉士養成が期待されるのであり、また、同時に介護福祉士の質を高めていくための高度な教育内容も問われてくるのである。
    今回のアンケート調査において、四年制介護福祉士養成大学での学びは社会福祉士国家試験受験資格取得の教育課程と併用しているところが多いため、124単位を大幅に超える単位数を取得している現状が明らかにされた。しかし、一方では、教育内容の重み、また「介護福祉士のエキスパートリーダー」としての期待について多くの意見が出された。2025年に向けて、求められる介護福祉士の質の向上や教育の見直しなどがではないかと考えられる。
    大学での介護福祉士養成の現状の問題を見直し、上記に提案されている「教育体系の確立」、「専門性に応じた役割と位置付け」について、大学連絡協議会としてはどのように考え、提案していくべきかが重要な課題となっている。そのためにも今後の教育体系のシュミレーションや、介護福祉士養成大学のあるべき教育カリキュラム等これから議論を重ねていきたいと考える。

    3)今後の四年制大学介護福祉士養成の在り方と「上級介護福祉士(仮称)」の提案
    一方、これからの介護福祉士養成大学の在り方も検討する必要がある。2025年までに介護人材の5割となる介護福祉士の中で、介護実践力や改革・改善力マネジメント能力を持って引っ張っていく「介護福祉のエキスパートリーダー」として育てていくことが必要となる。
    それには、介護福祉士養成大学の教育をどのように位置づけ、卒業後にどのように育てていくのかということのシュミレーションを作成していくことである。現在、各関連団体において、「認定介護福祉士」養成の準備を進めたり、「専門介護福祉士」、「管理介護福祉士」を提案している。同様に、介護福祉士養成連絡協議会では、介護福祉士養成大学の位置、卒業後の方向性を示すことが重要であると考えられる。
    前述のA:介護福祉士の層の中でも、いくつかの養成ルートがあり、その養成の違いから格差もある。四年制大学での介護福祉士養成卒業者は4年間の教育内容から、ワンランク上の介護福祉士として位置づけていきたい。それを「上級介護福祉士(仮称)」とし、介護福祉士養成大学連絡協議会として、今回のアンケート調査の結果を踏まえ、求められる4年制大学での介護福祉士養成の現在的位置、卒業後のキャリアデザインの方向性の大きな柱として提案していく。
     「上級介護福祉士(仮称)」は、現在の介護福祉士養成大学教育の科目を再検討し、「教育・研究関連科目」や「マネジメント関連科目」等も入れ、1850時間+αの教育で資格が取得できるようにする。専門職養成では、資格の背景に資格に適した教育体系(教育課程)があることが何よりも必要なことである。専門職に見合った教育課程を持つということは、研修等でキャリアを補うこととは全く違うということを意識する必要がある。上級介護福祉士には他の専門職と同様に大學としての教育課程があることを世間に示すことが重要となる。その事実が介護福祉士の質の向上と専門職であることの公的な承認に繋がる近道となる。
    短大や専門学校で介護福祉士資格を取得した場合は、3年次編入ができるようにする。キャリアップは大学院で行い、教育・研究領域では「研究者」や「介護教員」を目指す。実務領域では、認定介護福祉等の研修を受けやすくし、エキスパートリーダーとしてキャリアップをしていく。「上級介護福祉士(仮称)」は、ただ漠然と大学を卒業するだけではなく、得られた知識を活用し、さらに伸ばしていけるようにしていくための仕組みづくりであると考えられる。
    <図 上級介護福祉士(仮称)の位置づけと方向性は次頁に掲載>

    クリックすると拡大イメージが表示されます。

  • 2015年度通常総会・ブロック別部会・研修会

    介護福祉士養成大学連絡協議会 平成27年度 研修会
     社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会報告において、介護人材の全体像の在り方の方向性に対応すべく、現行のカリキュラムの改正を平成 29 年度を目途に行い、教育内容の充実を図ることが明言された。ケアの質を管理し、介護全体を見通したマネジメントのできる介護福祉士、そのリーダー養成の役割は、まさに四年制大学による介護福祉士養成に期待されるものである。大学での介護福祉士養成の現状の問題を見直し、「教育体系の確立」「専門性に応じた役割と位置付け」について大学連絡協議会としてどのように考え提案していくべきか、会場との議論を交えて四年制大学における介護福祉士教育の独自性について検討をしていきたい。

    ★PDF★2015年度通常総会・ブロック別部会・研修会のご案内はこちらへ

    日時
    平成27年 6月 20日(土) 13時~16時

    場所
    目白大学新宿キャンパス
    10号館 9階 10901教室
    ※大江戸線・西武新宿線 中井駅 徒歩10分、東西線 落合駅 徒歩18分

    テーマ
    四年制大学で介護福祉を学ぶ意義
    ~カリキュラム・教育内容の独自性を検討する~

    ▼話題提供者
    熊本学園大学教授 横山 孝子氏
    岡山県立大学教授 谷口 敏代氏
    東洋大学教授 本名 靖氏

    ▼指定討論者
    聖隷クリストファー大学教授 太田 貞司氏
    正吉福祉会杜の風・上原施設長 斉藤 貴也 氏

    ▼コーディネーター
    下垣 光氏(日本社会事業大学教授)

    ★PDF★研修会のご案内はこちらへ

    参加費
    正会員・個人会員 : 無料
    非会員(一般) : 500円
    学生 : 無料 (学生証持参)
    ※昼食ご希望の方:1,350円/1食
    ※参加申込は、6月12日(金)まで FAXてお申し込み下さい。

    ★PDF★申込用紙(会場アクセス)のダウンロードは、こちらへ

    問い合わせ
    目白大学 介護福祉教育支援室
    Fax:03-5996-3145(担当:天野)

  • 2014介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック主催 研修会

    2014介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック主催 研修会
    日時
    2014年12月7日(日)13:00~16:00

    会場
    東洋大学 朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市岡48-1)情報棟 106教室
    ※もより駅 東武東上線「朝霞台」またはJR武蔵野線「北朝霞」徒歩15分


    12:30 受付開始
    13:00 開会 司会 日本社会事業大学 下垣光
    13:00 会長挨拶 介護福祉士養成大学連絡協議会長
    00:00 目白大学 荏原順子
    13:10~13:30
    「四年制大学介護福祉士養成教育の独自性と教育方法緊急調査報告」
    岡山県立大学・谷口敏代  十文字学園女子大学 宮内寿彦
    13:30~16:00
    「次世代へつなぐ四年制大学介護福祉士養成教育カリキュラム」
    コーディネーター 東洋大学 渡辺裕美

    <第1部 13:35~14:55 各大学のとりくみ状況>
    四年制大学介護福祉士養成教育カリキュラム(各大学の教育課程表・実習プログラム・独自科目・教育方法の工夫 など)を発表(1大学発表15分+質疑5分)

    ① 13:35~13:55
    東洋大学 本名靖・高野龍昭・八木裕子
    (教育課程・介護実習プログラム・介護実習におけるMDSを使ったアセスメントとケアマネジメント・全学生事例のカンファレンス実施・災害介護についての授業)

    ② 13:55~14:15
    十文字学園女子大学 宮内寿彦
    (平成27年度全学改組による新学科のカリキュラムポリシー、介護福祉士養成課程の基本カリキュラム体系・教育課程・介護実習)

    ③ 14:15~14:35
    目白大学 青木宏心・天野由以
    (教育課程・実習プログラム・介護過程の授業におけるアセスメント技術の指導法)

    ④ 14:35~14:55
    日本社会事業大学 田中由紀子
    (教育課程・地域包括ケアシステム構築に向けた人材育成と在宅介護実習・IPW(lnterprofessiona1 Work)=「専門職連携実践」に求められる介護サービス提供方法論)

    <第2部15:10~16:00 ディスカション>
    四年制大学における介護福祉士養成教育は、どこをめざし、どんなカリキュラムを組むべきか、発題をもとに、介護福祉士養成大学モデルカリキュラム”について考え、介護福祉士養成大学連絡協議会がこれからすすめていく方向性について意見交換
    東洋大学 本名靖 介護福祉士モデルカリキュラム試案の提案
    16:00 閉会 目白大学 天野由以
    ★参加申込:11月末までに御氏名・御所属をメールで申し込んでください。
    ★参加費:介護福祉士養成大学連絡協議会員 無料/非会員1000円(どなたでもご参加ください)
    ★申込・問い合わせ先:東洋大学 渡辺裕美 hwatanabe@toyo.jp

  • 介護福祉士養成大学連絡協議会 News No3(平成26年7月2日)

    介護福祉士養成大学連絡協議会 NEWS No3(平成26年7月2日)
    発行:大妻女子大学
     去る平成26年6月14日(土)、大妻女子大学多摩キャンパスにて平成26年度 総会・研修会が行われました。総会では、新理事の承認、紹介がなされ、4期新会長 荏原順子氏(目白大学)の挨拶がありました。


    研修会では、会員校、個人会員のほか、短期大学や専門学校教員、学生などあわせて約150名の方々のご参加をいただきました。以下に概要をご報告します。
     【1】介護福祉士養成大学連絡協議会通常総会(11:00~12:20)
    《議事》
    1.第1号議案 2013年度事業報告について
    第1号議案に基づき、2013年度事業報告について報告され、承認された。

    2.第2号議案 2013年度決算・監査報告について
    第2号議案に基づき、2013年度会計収支決算及び監査報告がされ承認された。

    3.第3号議案 介護福祉士養成大学連絡協議会2014年度理事・監事選挙結果
    第3号議案に基づき、選挙管理委員長より、2014年度度理事・監事選挙結果について報告があった。以下の第4期新役員が承認された。
    役員 名前 所属先
    会長 荏原順子 目白大学
    事務局長 青木宏心 目白大学
    総務 佐藤富士子 大妻女子大学
    会計 中川英子 宇都宮短期大学
    林 雅美 目白大学
    渉外 澤 宣夫 長崎純心大学
    太田貞司 聖隷クリストファー大学
    加藤直英 目白大学
    東北ブロック国家試験対策 佐藤弥生 東北文化学園大学
    阿部裕二 東北福祉大学
    関東ブロック研修 下垣 光 日本社会事業大学
    渡辺裕美 東洋大学
    天野由以 目白大学
    西日本ブロック広報 石田一紀 京都女子大学
    横山孝子 熊本学園大学
    村橋 功 桃山学院大学
    青柳佳子 目白大学
    調査研究 谷口敏代 岡山県立大学
    間瀬敬子 日本福祉大学
    宮内寿彦 十文字学園女子大学
    幹事 奈良 環 文京学院大学
    赤羽克子 聖徳大学

    4.第4号議案 2014年度事業計画(案)について
    2014年度事業計画(案)及び予算については、現段階で計画されている事業・予算を基にして新役員で検討することで承認を得た。

    《報告》
    1.介護福祉士養成大学連絡協議会会員状況
    会員状況は、会員校36校、個人会員51名であることが報告された。
     【2】地区ブロック部会(12:20~13:15)
    3地区ブロックに分かれ、北海道・東北ブロック8名、関東ブロック24名、西日本ブロック 11名が出席した。大学教育を受けて介護福祉の現場で活躍している卒業生の実態調査や新カリ5年経過した教育評価に関する調査等の提案があり、2013年度に提案された事業を具体的に実施に移すことが確認された。今後、介護福祉士の専門性・独自性の明確化、大学における介護福祉士養成教育の目指すべき姿・教育方法など議論する必要性が検討された。
     【3】研修会報告(13:30~16:00)

    『介護福祉士養成大学卒業生が語る~大学で介護福祉を学ぶこと~』をテーマに、荏原順子委員をコーディネーターに、養成教育大学卒業生として、渡辺彩友美 氏(特別養護老人ホーム等々力の家)、保戸田裕美 氏(なぎさ和楽苑地域包括支援センター)、甲木恵 氏(富士見台特別養護老人ホーム)、五十嵐梢 氏(地域密着型特別養護老人ホーム梅が丘)、天野由以 氏(目白大学人間学部人間福祉学科)の5名より、大学における介護福祉士養成教育が卒業後にどのように生かされているか等について様々な視点から発言していただいた。会場校の学生を含めた大学の学生110名から、4年間の教育から介護を学ぶことの意義や、今後の学習につながる良い機会となったという感想があった。

  • 資格取得方法の見直しの施行延期等に関する要望を提出

    介護福祉士養成大学連絡協議会 NEWS No3(平成26年3月12日)

    資格取得方法の見直しの施行延期等に関する要望を提出

    介護福祉士の資格取得方法の見直しの施行延期等について、年度末のお忙しい時期にも関わらず、調査にご協力いただきありがとうございました。短い期間でありましたが、正会員36校中16校からの回答をいただきました。
    皆様から頂いた意見を取りまとめ要望書を作成し、2014年3月11日(火)に厚生労働省社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室へ提出しました。
    大学連絡協議会としては、今回限りで終わるのではなく、継続して意見を収集していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

    介護福祉士養成大学連絡協議会会長
    大妻女子大学 佐藤富士子


    介護福祉士の資格取得方法の見直しの施行延期等についての要望

  • 第3回理事会報告と選挙のお知らせ … 介護福祉士養成大学連絡協議会 NEWS No2(平成26年1月10日)

    介護福祉士養成大学連絡協議会 NEWS No2(平成26年1月10日)
     1)第3回理事会報告
    平成25年11月21日(木)17:30~19:00に、ANAクラウンプラザホテル広島にて、開催されました。出席者27名でした。

    1.2014年度役員選挙管理委員の選任について承認されました。
    2.岡山県立大学が正会員校登録されました。
    3.2014年度総会及び研修会は、平成26年6月14日(土)を予定。研修会も総会時に行います。
    4.第4回理事会開催予定
    2014年1月25日(土) 14:00~  大妻女子大学人間関係学部棟4F会議室
     2)2014年度役員選挙のご協力について(お願い)
    今年は、介護福祉士養成大学連絡協議会第Ⅳ期理事及び監事選挙が予定されております。
    投票についてお忘れなきように、お早目のご投票をよろしくお願い申し上げます。
    ※選挙公示、選挙人名簿及び投票用紙は、2014年2月10日(月) 頃発送予定です。
    投票方法は、郵送です。
    投票期間は、2014年3月1日(土)~3月14日(金)(必着)です。
     3)介護福祉士国家試験について
    介護福祉士養成施設協会より、厚生労働省社会・援護局から「介護福祉士国家試験の出題範囲等の今後の在り方に関する検討会」検討結果の報告書(平成25年12月16日公示)が、各養成校に郵送されました。「介護福祉士と社会福祉士との試験日の調整」「筆記試験に関する事項」などが重要な報告されておりますので、必ずお目を通してください。