2024年(令和6)7月20日(土)ZOOM研修会 報告
人の生活について広く学びたい人、誰かの役に立ちたい人、コミュニケーション能力を磨きたい人、ケアマネージャーとして活躍したい人、介護福祉の専門家になりたい人、介護福祉の先生になりたい人、あなたの道はここからはじまります。
介護福祉士養成大学連絡協議会 正会員大学の皆様 個人会員の皆様 ご参加ください。
総会
2024年7月20日(土)9:00~10:20
対象:会員のみ
2024(令和6)年度介護福祉士養成大学連絡協議会総会
理事会
2024年7月20日(土)10:30~10:45 新会長による理事会
対象:第9期役員
2024年度(令和年)第3回 介護福祉士養成大学連絡協議会理事会
研修会
2024年7月20日(土)11:00~12:15 研修会
対象:会員・会員以外のどなたでも
ポスターのダウンロード
「介護福祉士養成大学における学びの価値―業務中心メイドサーバント症候群から、利用者中心パーソンセンター介護への転換―」
コーディネーター渡辺裕美(介護福祉士養成大学協議会長 東洋大学)(5分)
● 厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長
吉田 昌司氏 「介護福祉士養成大学への期待 」(講演10分+質疑5分)
● 文部科学省 高等教育局 医学教育課 課長補佐
竹本 浩伸氏「介護福祉士養成大学への期待」(講演10分+質疑5分)
● 量的研究調査概要報告「四年制大学で介護福祉士国家資格を取得した職員の実態調査:介護実習における学びの成果および就業実態」
広島文教大学 人間科学部人間福祉学科 棚田裕二氏 (報告15分)
● 質的研究調査概要報告「介護福祉士養成大学卒の介護福祉養成大学教員へのキャリア形成支援の現状と課題」
白梅学園大学 子ども学部家族・地域支援学科 森山千賀子氏(報告15分)
● 量的研究と質的研究への質疑応答 (質疑10分)
情報交換会
2024年7月20日(土)13:00~14:00 情報交換会
対象:会員のみ
午前研修会「介護福祉士養成大学における学びの価値」をふまえての意見交換・他
会員間の情報交換会
※総会の資料冊子は、正会員大学には3冊、個人会員には1冊 事前に郵送します。
総会と情報交換会は会員限定参加ですが、研修会はどなたでも参加できます。
参加申し込みは、2つのQRコードそれぞれで、正会員大学教員も各自で申し込んでください。
〇申し込み項目:氏名、所属先、連絡E-mail
〇申し込み締め切り:2024年7月12日(金)
※ZOOMのURLは、7月18日に配信予定です。
〇問い合わせ先:介護福祉士養成大学連絡協議会長 渡辺裕美(hwatanabe@toyo.jp)
厚生労働省と文部科学省から4年制大学での介護福祉士養成教育への期待をお聞きするとともに、介護福祉士養成大学連絡協議会調査研究委員会が実施した調査結果から学びの価値を報告する研修会を行います。
4年制介護福祉養成大学で学ぶ大学生は、介護福祉と社会福祉を同時に学べる という強みがあります。「業務中心メイドサーバント症候群」から脱して、「利用者中心パーソンセンター介護」への転換をすすめる、これからの介護現場を牽引し・介護教育を担う、貴重な1%の人材です。
4年制介護福祉養成大学では、卒業時には 学位「学士」を取得できます。カリキュラムを収めることによって 介護福祉士資格の取得、社会福祉士資格を取得、ダブル資格の取得も可能です。そして、何よりも、4年間の専門職養成教育において、“介護観”や“介護福祉士は何をする人か”を育むことができます。介護を必要とする利用者の側に立っても、家族の立場でも、介護哲学をもち、最新の介護知識、技術、技能を習得した、1対1の介護ができて、関係機関やサービス全体をコーディネートできる、「介護福祉士」が求められています。参加者の皆様と介護福祉養成大学の学びの価値を再確認する場といたしましょう。ご参加をお待ちしています。
研修会プログラム |
介護福祉士養成大学における学びの価値 ― 業務中心メイドサーバント症候群から、利用者中心パーソンセンター介護への転換 ― コーディネーター渡辺裕美(介護福祉士養成大学協議会長 東洋大学) ポスターのダウンロード |
第1部 11:05-11:35 - 行政の立場から |
◎ 厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長 吉田 昌司 氏「介護福祉士養成大学への期待」 ◎文部科学省 高等教育局 医学教育課 課長補佐 竹本 浩伸 氏「介護福祉士養成大学への期待」 |
第2部 11:35-12:15 - 介護福祉士養成大学連絡協議会調査研究委員会 |
◎量的研究調査概要報告「四年制大学で介護福祉士国家資格を取得した職員の実態調査:介護実習における学びの成果および就業実態」 広島文教大学 人間科学部人間福祉学科 棚田 裕二 氏 ◎質的研究調査概要報告「介護福祉士養成大学卒の介護福祉養成大学教員へのキャリア形成支援の現状と課題」 白梅学園大学 子ども学部家族・地域支援学科 森山 千賀子 氏 ◎量的研究と質的研究への質疑応答 |
<会場>
オンラインZOOM開催
<対象>
介護福祉士養成大学連絡協議会正会員大学教員・個人会員・関心がある人どなたでも
<参加費>
無料
<参加申し込み方法>
研修 参加QR
研修会は会員以外の方もどなたでも参加できます。
登録フォームで、氏名、ご所属、メールをご記入ください。
2024年 7月 12日(金)まで に参加登録をお願いします。
ZOOMのURLは、7月18日に配信予定です。
<問い合わせ先>
介護福祉士養成大学連絡協議会長 渡辺裕美(東洋大学)
メール: hwatanabe@toyo.jp
講師
同朋大学 社会福祉学部 教授 下山久之 先生
趣旨
現在、科学的介護の確立にむけて介護福祉施策の中で、デジタルテクノロジーの活用等が進められようとしており、そのデータをどのように収集し解析していくのかを、具体的に進めていくために、介護事業所とアカデミア(教育・研究機関)が連携していくことが提唱されています。このような状況の中、介護福祉士養成4年生大学が中心に地域の事業所と連携を図り、科学的介護の推進の拠点となることが出来れば、社会的責務を果たし、益々その存在意義が高まっていくと考えられます。
アカデミアと介護福祉現場の協働の在り方の具体例を紹介した後、参加者と意見交換を行い、そのより良い在り方を検討する研修会にしたいと思います。
■ 開催日時
2024年3月6日(水)18:00~19:30(オンライン)
■ 参加者
介護福祉養成大学連絡協議会会員に限らず、関心のある方はどなたでもご参加いただけます。
■ 申込項目
氏名、所属先、会員校、連絡先(e-mail)の登録必須
■ 申込フォーム
お申込みはこちらへ ↓
■ 申込締切
2024年3月1日(金)
※事前申込者に、ZOOMのURLをお送りいたします。
■ 問い合せ先
仙台大学 堀江 竜弥
tt-horie@sendai-u.ac.jp
ポスターのダウンロード
2023年11月21日(火)12:15~12:50(12:00~ ZOOMオープン)
全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象ZOOMイベント:学生交流会
全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生さんと交流しましょう!
いろいろな大学からいろいろな学年の学生が集まって、グループディスカッションイベント実行委員には学生も加わって、みんなで盛り上がれる話題を考えています。
今回は・・・総合司会も学生が務めます。
人口減少社会において、多種多様な人材の動員による効率的かつ効果的な実践が求められます。介護福祉士養成大学として多様な社会のニーズに応える人材育成が課題であると考えられますが、その核となる保健医療福祉専門職養成課程は何かを考えるとともに、介護福祉専門職以外で活躍している人材について知ることにより、教育の在り方を検討する研修会にしたいと考えています。
第1部(講演)「共通基礎課程の検討と今後の課題(仮)」
厚生労働省政策統括官(総合政策担当)付
政策統括室 主査 鈴木栄之心 氏
第2部(意見交換)「卒業生が語る介護福祉士養成4年制大学の強み」
佐藤 直弥 氏(仙台大卒、フランスベッドメディカル勤務)
木村 亮太 氏(北海道医療大卒、北海道 芽室町役場勤務)
参加者との意見交換
■ 開催日時
2023年11月25日(土)13:00~16:00(オンライン)
■ 参加者
介護福祉養成大学連絡協議会会員に限らず、関心のある方はどなたでもご参加いただけます。
■ 申込項目
氏名、所属先、会員校、連絡先(e-mail)の登録必須、区分(教員/職員/学生/そのほか)
■ 申込フォーム
お申込みはこちらへ ↓
■ 申込締切
2023年11月17日(金)12:00 ⇒ 2023年11月22日(水)12:00
※事前申込者に、ZOOMのURLをお送りいたします。
■ 問い合せ先
北海道医療大学 看護福祉学部 福祉マネジメント学科
社会福祉学講座・介護福祉学講座併任 教授
志水 幸 koh@hoku-iryo-u.ac.jp
ポスターのダウンロード
全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象ZOOMイベント
2023年7月18日(火)12:15~12:50(12:00~ ZOOMオープン)
介護福祉士国家試験勉強法交流会:ゲストスピーカーの講演を聴こう!
ZOOM開催 無料(どの学年も歓迎 先輩の勉強法を聴きましょう)
5月には、全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象「合格きっと」説明会を開催しました。全国の介護福祉士養成大学10校から37名(教員3名を含む)の参加登録がありました。
今回は、介護福祉士と社会福祉士のダブル合格の先輩から、「私の勉強法」を聴くチャンスです。7月も半ば、先輩の話を聴いて、やる気スイッチを入れましょう!
<スケジュール(案)> 2023年7月18日(火)
12:15~
挨拶とゲストスピーカー紹介
12:20~12:40
介護福祉士・社会福祉士ダブル合格の先輩による「私の合格勉強法」
大川 早百合氏:社会医療法人財団白十字会 介護老人保健施設燦(サン)
髙木 健太朗氏:社会福祉法人長岡三古福祉協会 介護老人保健施設グリーンヒル与坂
12:40~12:50
質疑応答
12:50
終了
<参加申込方法>
介護福祉士養成大学連絡協議会WEB/QRコードで参加申込
https://kaigo-university.com/web/?page_id=1432
※締め切り:2023年7月14日(金)23:00 ⇒ 2023年7月17日(月)17:00 締め切り
※申し込み時に、本名とハンドルネームで登録。(ハンドルネームを考えてください)
※参加申込項目:氏名(本名)、ハンドルネーム、所属大学、学年、所属大学オフィシャルeメールで登録必須
※参加お申し込み者にZOOMのURLをメールでお知らせします。
※2023年7月18日(火)12:00~ ZOOM オープン
<担当教員・問い合わせ先>
■担当教員
大町いづみ(長崎国際大学)・新田恵美(東洋大学)・久世淳子(日本福祉大学)
■問い合わせ先
久世淳子(kuze@n-fukushi.ac.jp)
ポスターのダウンロード
介護福祉士養成大学連絡協議会 正会員大学の皆様 個人会員の皆様
2022年度(令和4)通常総会を開催いたします。また、総会終了後には、研修と情報交換会を開催します。
総会 - 会員のみ |
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(9:30 - 11:00) 2023年度 介護福祉士養成大学連絡協議総会 |
研修 - 会員以外のどなたでも参加 |
(11:00 - 11:30) 森山千賀子(白梅学園大学) 調査研究委員会報告 研究課題B(仮) 「介護教員講習会の法的根拠及び研修会の実態調査-看護教員講習会とPT・OT教員講習会の状況も踏まえて-」 (11:30 - 12:00) 渡辺裕美(会長 東洋大学) 「四年制介護福祉士養成大学における人材育成と学び の価値 - 公表されているデータ分析と文献レビュー」 |
情報交換会 - 会員のみ |
(13:00-14:30) 四年制介護福祉士養成大学で行われているGood Practice(教育実践事例)収集とわかちあい / その他 情報交換会 |
総会 参加QR |
研修 参加QR |
情報交換会 参加QR |
第 1部 11:00~11:30
森山 千賀子(白梅学園大学)
調査研究委員会報告
「介護教員講習会の法的根拠及び研修会の実態調査 -看護教員講習会とPT・OT教員講習会の状況も踏まえて-」
資料(パワーポイント)のダウンロード
第 2部 11:30~12:00
渡辺 裕美(本会会長 東洋大学)
「四年制介護福祉士養成大学における人材育成と学び の価値 - 公表されているデータ分析と文献レビュー」
資料(パワーポイント)のダウンロード
Good Practiceにタイトルをつけると? | Good Practiceの内容概要 |
介護実習 4年間、毎学年に、4つの積み上げる実習プログラム |
1年次・秋学期 介護福祉実習Ⅰ(計10日間)小規模多機能(2日)+通所介護もしくは認知症GH(8日) 2年次・秋学期 介護福祉実習Ⅱ(計18日間) 特別養護老人ホーム 3年次・春学期 介護福祉実習Ⅲ(計18日間)障害者支援施設 4年次・春学期 介護福祉実習Ⅳ(計12日間)訪問介護もしくは居宅介護 ※4学年毎年実習があり、実習を積み上げる。学生全員を5つの異なる種別領域で実習配属。 ※介護過程の展開実習を繰り返し、重ねていくことで、利用者を中心とした介護計画立案の視点やアセスメントの方法、目標や計画の書き方、実践アプローチを自分のものにしていくことができる。 〇〇大学 全体の実習スケジュール 介護福祉士(58日)と社会福祉士(32日)のダブル資格取得の場合、90日の実習 ※上記【社会福祉士実習5日間】は介護福祉士コースの場合、免除される。 |
介護過程 卵焼きからはじめる介護過程(料理レシピと個別介護計画の違いは何か) |
1 学生に、「あなたは卵焼きを調理するときに、何の調味料を入れますか?」を問い、味つけの好みがそれぞれあることを実感。 2 卵焼きのレシピを書いてもらう。料理レシピには材料・使用する道具。文量・手順・留意事項が書かれる。 3 事例Aさんを提示(昔料理が得意 立位不安定 デイサービスでちぎり絵得意) 4 Aさんの生活機能はどうやれば高まり、卵焼きをつくれるようになるか意見交換 本人のできることをふくらませるための働きかけの例 本人の力を引き出すために、まずは、動機付け、気持ちを動かす 「息子さんの大好きな卵焼き、できあがったら喜んでくれますね」 本人が活動/参加するための環境整備・場づくり 台所に椅子を置き、座って調理できるように。 砂糖と塩を間違わないように、色別容器に入れておく。等 5 Aさんが卵焼きをつくれるように、介護計画を書く時間をとる。例を示す。 1.油をフライパンに入れる(介護職) 2.一つ一つ指差しながら伝える(いっしょに) 3.卵をきれいに巻く。(本人) 6 料理のレシピと介護計画は違う。何が違うのか意見交換。 7 レシピと介護計画の違いについて解説し、学生の理解を促進する。 ★介護計画には、“人” が登場します。介護職がやる(実践する)ことを書くだけでは、介護計画にはなりません。介護計画は、“本人”を巻き込んで書きます。本人ができることは本人がやり続けることができるように、・・・(本人)、・・・・(いっしょに)・・・・(介護職)というように、誰が何をおこなうのかを明確にします。どのような状態像の人かによって、介護計画の内容が変わります。 ★介護を必要とする本人の力を引き出し、生活機能を高めるための場づくり、働きかけ、を書くのが介護計画です。 |
認知症の理解 IPE(Inter professional Education)で学ぶ認知症の理解 |
「認知症の理解Ⅱ」の科目は1~4年で開講し、専門領域の違う介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士の資格取得を目指す学生たちが共に学びます。 認知症の中核症状やBPSDを題材とした事例に対してグループディスカッションを行います。学年も専門領域も異なる学生同士がチームを組み、利用者に質の高いケアサービスを提供することを目指し、互いの専門性や責務、連携の重要性について学び合います。 はじめは学生同士、コミュニケーションをとることに戸惑っている様子も見られますが、事例についての共通理解を図る過程で、根拠を尋ね合いながらそれぞれの専門性について学ぶことができていました。 また、1年~4年で学年をまたぐため、実習経験の不足や、専門知識の不足からチームメンバーの意見について戸惑いもあるようですが、互いに丁寧に聴き合うことを通じてその困難も解消しています。 【認知症の理解】の科目を通して、専門分野を超えたチームケア教育も展開しています。 |