カテゴリー: お知らせ

  • 2021年度 研修計画

    神戸女子大学
    津田 理恵子
    2021年度 研修計画

    今年度もZoomを活用したオンライン研修会を計画して開催していきたいと考えています。
    メインテーマ
    これからの介護福祉士養成大学の教育を考える
    ~専門性の構築を目指して~
    1.介護福祉の原点
     介護福祉の原点から振り返り、今後の介護福祉の方向性が考えていけるような研修会を開催していきたいと思っています。

    2.ICTを活用した教育の在り方
     コロナ禍において、今年度もICTを活用した研修会を開催したいと思っています
    2021年度は、3回の研修会を企画中です。具体的に決まり次第、ホームページにアップするとともに、ご案内させていただきたいと思っています。



  • 2021年度 介護福祉士養成大学連絡協議会「総会及び意見交換会 開催報告」

    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員各位

    介護福祉士養成大学連絡協議会 会長校

    2021年度 介護福祉士養成大学連絡協議会
    総会及び意見交換会 開催報告


     2021年 7月 24日(土)10:30~15:00 に、新型コロナウィルス感染症の拡大のため Zoom によるオンライン形式で、2021(令和 3)年度介護福祉士養成大学連絡協議会総会及び意見交換会が開催されました。全国から多くの会員(正会員大学 25 校 27 名、個人会員 2 名、出席者総数/総会 29 名、意見交換会 19 名)にご参加いただきました。

    介護福祉士養成大学連絡協議 通常総会 10:30~11:30

    通常総会は、理事会が提案した下記の議事全てが承認されました。

    《議事》
    第 1 号議案 2020 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 事業報告
    第 2 号議案 2020 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 収支決算・監査報告
    第 3 号議案 2021 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 事業計画案第 4 号
    議案 2021 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 予算案

    《報告》
    介護福祉士養成大学連絡協議会 入退会者
    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員名簿
    「主催、共催、協賛及び後援の基準等に関する規定」

     なお、総会の第 2 号議案におきまして、「会計監査報告書」の文中(2021 年度⇒2020 年度)を口頭にて訂正させて頂きました。この件につきましては、訂正した内容で新たな帳票を作成し、差し替えを行いましたことをご報告いたします。

    意見交換会 13:00~15:00

     午後の意見交換会は、「2030 年に向けた活動目標及び組織体制等について」をテーマに、4グループに分かれ、フリートーキング形式でグループセッションを行いました。
    その詳細を、グループ別の内容を加工せずそのまま掲載しております。
     ご賛同いただける内容が多く出されていると受け止めています。これらを理事会で集約し、活動として具現化できる事項から、その体制づくりを検討していきたいと考えております。
     意見交換会に参加し、貴重なご意見を頂きましたことに心より感謝申し上げます。
    1グループ
    <意見交換>

    「長期的なスパンでとりくんでいること」があるかに対して、それぞれの大学の現状を伝え、意見交換を行った。「実習をいつどこに入れているか、学生が集まらない。学生のレベルが色々で、難しい」ということが話題になった。



    <今後に向けて>

    1.大学と社会で循環型人材養成のしくみ(K 県立保健福祉大学のとりくみ例)
    当大学に実践教育センターがある。学部を出た卒業生が現場に出る。現場にいながら実践を継続しながら、実践教育センターで、実習指導者講習会や教員講習会を終える。ステップアップできる。大学院にもどってくる学生もいる。社会の中で循環している。長期的な人材育成となる。

    2.4 年制大学ならではの科目
    ○明確に短大と 4 大でここが違う、ということを伝えたい。
    大学独自のカリキュラムに力を入れたいと考えている。例 外国人をスーパービジョンできる人材育成に必要な科目など・・。
    ○介護福祉士と社会福祉士のダブル資格をとるだけではなく、4 年制介護福祉士養成大学として、スペシフィックな科目、例えば、介護施設の運営管理に関する科目―勤務表の組み方・経営などー。

    3.若い人が入るようにどう芽をだしてもらうか、在校生、若い人のアイデアを活用。
    高校生に選んでもらえるように、介護のことを伝えたい。イメージを変えたい。
    大学 1 年生に対して、介護 3 年生の働きかけがうまくいった。―介護を学びたいと思った理由や福祉を選んだ理由、日々の介護授業の様子を 3 年生が Instagram に発信。園芸(大学の周りに向日葵を植えた)を、地域の人が向日葵を背景に写真をとっているのを毎朝見て、自分たちがやったことが形になっている、地域の人にも喜んでもらっていることを発信。その成果として、今年度は 1 年介護の人数が増えた。

    4.卒業生は宝
    卒業生が教育を受けたことの実像。その力は大きい。
    転職していく学生もいるが、その領域内で移動して継続して働いている。
    就職先卒業生は就職したら、辞めないで長く勤務している。現場に先輩がいて、このエリアにはたくさん卒業生がいるという強みがある。給料の話もしてくれる。一般企業の給料もそんなに違わないということを在校生に伝えてくれる。卒業生は宝。

    2グループ
    <今後 10 年に向けて>

    ・大卒でどうして介護福祉士なのと問われたときに、はっきりと明確な応えができない。
    ・2年生から介護福祉士を選択するが選択する学生が少ない。
    ・社会福祉士と介護福祉士のダブルライセンスを取る意味、付加価値をどのようにつけるか。
    ・国が示すビラミットの頂点の人材の値する育成を目指すのではないか。
    ・専門介護福祉士(途切れている)、認定介護福祉士の一部科目免除も考えるような働きかけも必要ではないか。
    ・高校生へのPRの方法も考えていく。
    ・2016 年に西日本ブロックや東北ブロックで作成した冊子の作成をして、大学で介護福祉士を取得するメリットをアピールする。
    ・4年生大学で介護福祉士を取得する意義を、高校生、社会、国に対してアピールしていく必要がある。
    ・今までの活動でよい取り組みをしてきたことが沢山あっても、単発で継続されていないので、もう一度、今までの活動を振り返って、活動が継続されるような取り組みを行っていく。
    ・大学連絡協議会は、研究者の集まりでもあるので、研究的な取り組みを行っていく。 会員も参画できるような取り組みを行っていく。研究において、興味のあるテーマに会員が参加できるような取り組みを行っていく。初めて参加した人からは、そのような機会を設けていただけるとありがたいという声があった。
    ・役員(理事)を中心として活動しているが、一般会員も参画できる機会を設けていくと、会に入っているメリットを感じてもらえるのではないか。
    ・日本介護福祉士会等の他団体との連携を図って、国や社会に対して介護福祉士の国家試験の課題等に向けて働きかけていく必要があるのではないか。

    3グループ
    <各大学の現状について情報交換>

    ・学生の確保は大変
    ・授業の工夫点について
    多職種連携できる科目、別学科や専攻で学ぶ機会をつくる
    認定介護福祉士科目などをはじめとした専門教育、模擬授業のような授業も展開している


    <大学教育における介護福祉教育の在り方について>

    ・厚労省が提示したまんじゅう型から富士山型のような教育にしていかなければならない。そのために必要なのは教育力、卒業生の力、実践能力である
    ・学会でも実践研究は少ないため、もっと増やして実践力や研究能力を高めていく必要がある。
    ・現場での課題を解決するためにはそのような研究能力も必要である。
    ・併せて職能団体の能力アップも必要である。そのためには、養成大学の教育が必要である。
    ・4年制大学で学ぶのは、全体的な時間数が圧倒的に異なる、学ぶ量と質が違う・理論と実践についてしっかり学んでいる
    ・マネジメント能力は必要であるが、介護が求めているマネジメントはチームマネジメントである。
    そのような教育方法が必要である。


    <今後の協議会の在り方について>

    ・研修委員会で取り組んでいる組織を作る意味ということでは、「温故知新」これまでの歴史を振り返りながらこれからの道を切り開く必要がある。
    ・調査研究員のキャリアを可視化することは有用である。合格率と出口戦略が必要である。
    ・他大学での取り組みや先生方の考え方を聞く機会があってとても良かった。


    <感想>

    ・今回の連絡協議会でのディスカッションでは、大学で教育している意義や意味について再確認しながらこれからできることを再認識できた。
    ・他大学での取り組みや先生方の考え方を聞く機会があってとても良かった。

    4グループ
    <現状について>

    ・学生の減少がどこも厳しい現状(充足率は 3 割程度)で、SW とのダブルライセンス希望者にしても、介護福祉のみを希望する学生は少ない。
    ・高校生の希望者はいても、ダブルライセンスが取れる大学であれば、保護者や教員が介護福祉士だけの資格取得は不安がるケースが多いという感触がある。
    ⇒介護福祉の価値や魅力を高めることは重要だが、資格取得のコース(国試の延期など)がきちんとした形で示されないため社会的信用が低下することも考えられる。社会的な身分や給与等の裏付けが不足している現状を整備する必要がある。


    <入学生確保の取り組みについて>

    ・高校生だけでなく、小・中学生へのアピールを行っている。
    在学生と一緒にアピールする活動、小・中学校で行っている。
    ⇒介護福祉士会、介護福祉士養成施設協会、行政が担う人材確保事業、小・中学校などの各種団体がアピール活動をしているが、大学としてどの団体と連携するのがよいのか、整理・検討する必要がある。
    ・YouTube(大学)などで、小・中学生と在学生との活動など、魅力を発信する活動を計画している。
    (コロナ禍で活動自体が難しかった)
    ⇒上記の現状にあったように、資格をしっかりしたものにし、高校生だけでなく社会や国にもアピールする必要がある。
    ⇒現場での人材不足との二律背反であるが、しっかりと教育した専門職教育をしていく必要がある。


    <今後の活動について>

    ・介護福祉を中核にした専門性を高める、深める教育を行っていくことが必要ではないか。
    ・大学教員の授業研究や教材研究を行う研修を行うのはどうか。
    ・介護過程などで使用できる事例について、本協議会で動画の作成などはできないか。
    ・調査研究(現在進行中)では、介護福祉の 4 年生大学教育ならではの意義を明らかにして行ってほしい。


  • 全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象のZOOMイベント開催報告

    介護福祉士養成大学連絡協議会
    東洋大学 渡辺裕美

    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象のZOOMイベント開催報告
    2021年7月20日(火)12:10~13:30

    「大学生対象 国試勉強法交流会 &「合格きっと」(eラーニング)説明会」を開催しました。 ★全国の介護福祉士養成大学14大学から 学生104人 教員6人の参加登録がありました。

    担当教員
    渡辺裕美(東洋大学) 任セア(東洋大学)
    第1部
    介護と社福ダブル合格ゲストスピーカー2人による「私の合格勉強法」
    古谷 美幸 氏 社会福祉法人永寿荘「ご福あげお 特別養護老人ホーム」
    本間 竜人 氏 社会福祉法人聖風会「ゆうあいの郷 扇 特別養護老人ホーム」
    第2部
    全国の介護福祉士養成大学で学んでいる大学生の国家試験勉強方法交流会
    第3部
    「合格きっと」の使い方マニュアル説明&アドバイス 任(イム)セア(東洋大学)


    注)写真撮影は、イベント開始時、イベント報告Web掲載のために撮影したいとお願いし、許諾を得て、同意した人に画面に顔を出してもらって写真撮影しました。

    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ104人の学生が全国14大学から参加!

    1 熊本学園大学
    2 福山平成大学
    3 岡山県立大学
    4 神戸女子大学
    5 日本福祉大学
    6 同朋大学
    7 山梨県立大学
    8 聖隷クリストファー大学
    9 神奈川県立保健福祉大学
    10 十文字学園女子大学
    11 東京福祉大学
    12 日本社会事業大学
    13 東洋大学
    14 仙台大学

    第1部 介護と社福ダブル合格ゲストスピーカー2人による「私の合格勉強法」
    とてもよかったです。アンケートでは98%の人が「話を聞けてとてもよかった、よかった」と高評価でした。寄せられたリアクションコメント詳細は、アンケート結果をお読みください。

    古谷 美幸 氏 社会福祉法人永寿荘「ご福あげお 特別養護老人ホーム」

    パワポスライド
     いつから、何をやりはじめたか、時期別に一日のスケジュール。解説ノートの写真。しかも、初回の過去問チャレンジ時の解説ノートと、何度も解いた後のノートの違いを、現実に示し、どのように作成したかを説明。コロナ禍で会えなくても電話で友達といっしょに勉強するやりかたも。息抜きしながら前へ毎日すすめること。等のプレゼンがありました。


    本間 竜人 氏 社会福祉法人聖風会「ゆうあいの郷 扇 特別養護老人ホーム」

    パワポスライド
     運動部で活躍しながら、どうやってダブル合格したか。10冊以上の単語帳の写真。具体的な単語帳の書き方と使い方。以前は一定の勉強時間はあったものの昼寝やスマホいじりしながらだった我流の勉強スタイルを、「これでは合格できない」 と、大きく変えたこと。生活時間の変化をビフォー・アフターで比較して提示。合格3か条:毎日やるべし・休む時は休むべし・信じたやり方を貫き通すべし。等のプレゼンがありました。


    第2部 全国の介護福祉士養成大学で学んでいる大学生の国家試験勉強方法交流会
     11グループに分かれて、介護福祉士国家試験の受験準備状況や、おすすめの勉強方法を伝えあって交流しました。グループの司会進行役は、東洋大学4年生にお願いしました。その成果については、アンケート結果をお読みください。

    第3部 「合格きっと」の使い方マニュアル説明&アドバイス
    任(イム)セア 先生(東洋大学)
    パワポスライド
     社会福祉振興・試験センターのホームページを活用することを伝え、直近5年間の介護福祉士国家試験の受験者数合格者数グラフで現況を理解し、「125点満点の7割、87.5点以上を目指そう」と、学習の目標点数を確認しました。介護福祉士の試験問題が13科目125問であること、午前問題と午後問題の科目構成、一問あたりの解答時間が1分強と短いので、国試対策が重要であることを改めて意識づけしました。
     次に、介護福祉士国家試験対策システム「合格きっとE-learning」へのアクセス方法を画面共有しました。国試問題を例題に、参加者とやりとりしながら解き、解説しました。全員合格を祈願し、笑顔で終了しました。





    イベント終了後のアンケート結果 N=54

    Q1. 参加者満足度についてお答えください。


    Q2. 介護と社福ダブル合格ゲストスピーカー2人による「私の合格勉強法」はどうでしたか。


    Q3. ゲストスピーカーのプレゼンについて感想コメントを自由にお書きください。

    勉強方法を知れて良かった。
    計画性を持って勉強すること、始める時期は早い方が良いこと、実際のエピソードを交えて話してくださり、ありがとうございました。
    どの参考書を購入しようか迷っているという段階だった。きょうから予定を立て頑張りたいと思う。
    私自身が毎日勉強のやる気が出なかったり勉強方法がなかなか見つからなくて上手く進められなかったのですが、今回のお話を聞いたことでどうやって進めていけばいいのかがわかりやすくとても参考になりました。
    今後の勉強法について不安があったので、少し心が楽になりました、ありがとうございます。
    貴重なお話ありがとうございました。参考にさせていただきます。
    とても良かったです。
    コツコツと勉強しているということと頑張らないといけない気持ちになりました。
    いつ頃からどのようなテキストを使って取り組んでいったのか、スケジュールなどのPowerPointから具体的な取り組みの姿勢を知ることができた。
    具体的な勉強法やスケジュールの詳細をご教示いただき、学生がすぐに模倣できると感じました。
    とても参考になりました。私はまだ勉強が本格的に始まっていないため、本間さんのスケジュールや勉強法が私に合っているのかなと思いました。私はスケジュールを立てるのが下手でよく計画が壊滅するのですが、古谷さんの1週間単位と1日単位のスケジュールを立てると、良い計画が立てられそうな気がします。使わせていただきます!実際に合格された方の勉強法やスケジュールを知れたこと、とっても心強いです。ありがとうございました。
    スケジュール管理と、勉強方法の提示がとても良かったです。
    とても分かりやすく、ためになるプレゼンであり、勉強に対する不安などが和らいだ。
    一日のスケジュールの際に,大学の講義の時間が記載されていなかった。それは今回のスケジュールに含めていなかったのか,そもそも講義自体がないのか疑問に思った。また,国試の勉強の他に,卒論や講義の課題などがあると思う。それらをどのような時間配分で取り組んでいたのか気になった。
    先輩方がどのような勉強をしているのかを知ることができ、勉強のスケジュールや方法を参考にしたいと思った。
    勉強しなくてはいけないと分かっているが、なかなか良い勉強法がわからなかったり、やる気が起きないが、先輩の具体的な話を聞けて為になった。
    自分の現在の勉強法は間違っておらず、このまま続けていけば合格に近づけると感じました。
    勉強する際にどのような方法だったのか、どのようなことを意識していたのかよくわかりました。参考にします。
    2人の先輩方の勉強法を参考にさせて頂いて、私も、頑張りたいと思いました。
    グループでお互いに勉強する方法を共有したり、過去問題集の解ける方法をサポートを示したりして、とても良かったと思います。
    どんな勉強法をしたらいいか分からなかったので、先輩方の勉強法を参考にしたいと思いました。
    実際にダブルライセンスを取得されたお二人の話を聞くことができて、改めて自分も頑張らなければならないと思いました。社会福祉士の過去問は解き始めてはいますが、1ヶ月ほどさぼってしまっているので気を引き締めて頑張ろうと思いました。
    とても具体的な勉強計画や勉強内容を教えてくださり、とても参考になりました。同じ大学のメンバーと一緒にこの勉強法を参考に一緒に頑張ろうと話しました。
    合格した先輩方の国試に向けて、具体的な取り組み方法を知ることができて真似してみようと思いました。
    計画が必要だということを理解できました。
    自分の現状と重なるところが多くあり、何よりも参考になった。そして自信をもらった。伝統を継ぎ、自分も来年この立場になりたいと強く思った。この気持ちを忘れずに自分の学習方法を見直して頑張りたいです。
    分かりやすくアドバイスなどをしてくれたおかげで、試験勉強に対する不安などが軽減した。
    2人のゲストスピーカーの方の話を聞いて、本格的に国試に向けて勉強しなければならないと改めて感じることができました。また、単語帳を作って、わからない単語を覚えていく勉強法を今日から真似したいと思いました。
    計画が必要だということを理解できました。
    人によって勉強方法も違います。続けることは大切だと感じた。
    1日のスケジュールなど聞くことができて、とても参考になりました。アルバイトはどうしていたのか伺いたかったです。
    今日の話を聞いていて、勉強方法も大切ですが、時間の使い方も大切だと感じました。
    人によって勉強方法が違う。最後まま続けることは大切だと感じた。
    お二方ともに自分に合った勉強法を見つけて国試勉強をしていて凄いなと思いました。私はまだどの勉強法が合っているのかわからないので頑張りたいと思いました。
    色々な勉強方法を教えていただき、自分に合った勉強法を見つけて資格取得に向けた勉強を頑張りたいと思いました。
    色々な勉強方法を教えていただき、自分に合った勉強法を見つけて資格取得に向けた勉強を頑張りたいと思いました。
    歳が一個上であったため国試の勉強法などとても身近に感じることができました。「単語帳をたくさん利用すること」や「友達と電話しながら勉強する」など具体的な方法が知れて参考にしたいと思います。また、1日の合格スケジュールについて、自分の今後の生活のイメージがつきました。感謝です。頑張ります。
    勉強法も人によって異なっていて聞いていて面白かったです。私はどういう勉強法があっているのか、なんとなく分かっているので自分を信じて努力しようと思いました。
    コツコツとこなすことが近道で、建設的な計画を実施できているのが自身の身を引き締める良い薬になりました。
    1日の大まかなスケジュールを組んでルーティンのように行うことで習慣になっていくのだと思ったので、私も自分なりのやり方を見つけて勉強に取り組んでいきたいと思いました。
    おすすめの勉強法やスケジュールのほか、失敗談についてもお話しいただき、大変勉強になりました。

    Q4. 他大学の介護福祉士養成で学ぶ学生と出会ってどうでしたか。


    Q5. あなたが「なるほど」こんな勉強方法があるのか と刺激を受けたことを書いてください。

    友達と勉強をする
    就寝30分前に暗記して、起床すぐに覚えているか確認すること
    予定を立てるということと、他者(友達や教員)との共有。予定を立て自分のやらなければならないことを視覚化、他者との共有で一人ではないことと、勉強への集中力が上がると感じたから。
    レビューブックの活用
    同じこと話学んでいる人にあえて頑張ろうと思えた。
    もうすでに勉強を始めていたこと
    自分が間違った問題が分かりやすく復習出来るようにノートにまとめること
    アプリを使う、過去問をとく
    きちんとスケジュールを組んで取り組むこと
    間違いノートの取り組みは有効ですね。参考になりました。
    間違えノートと単語帳をやってみようと思います。
    単語カードの使い方
    社会福祉振興・試験センターのホームページを活用すること
    分からなかった問題に対して,ノートのまとめ方法について参考になったと思う.
    単語帳を使う方法、わからなかったところに付箋を貼る方法が刺激を受けた。
    分からないページには付箋を貼り、理解できたら付箋を外すことで、自分の理解度の可視化ができるだけでなく、達成感に繋がると思った。
    友達と一緒に行うことをコロナ禍においては電話で代用していた事。
    単語帳を使って行う方法
    単語帳に、分からなかった問題や、分かったけど次に解くときに間違えそうな問題を書いて、1日に3冊分解いていたという勉強方法。そして、単語帳の問題を全部解けるようになるまで繰り返すという勉強方法。
    聴覚障害者のための社会福祉士受験講座があること。
    メール帳をたくさんつくって、単語を一つ一つを覚えていくことがわかった。
    アプリを使った勉強法
    隙間時間を使った勉強方法です。自分でつくったノートや暗記グッズを作ろうと思いました。
    友達と一緒に問題を出し合う
    分野ごとで勉強すること。
    タイムスケジュールを組み、それをルーティン化させること。
    友人と時間を共有することは、切磋琢磨できて取り入れたいと思った。
    社会福祉振興・試験センターのホームページの活用
    過去問や模擬試験を解いて、理解したことを家族など、人に教える勉強法を実践している人の話を聞いて、人に説明することで自分がちゃんと理解していることが確認できて良いなと思いました。
    タイムスケジュールを組み、それをルーティン化させること。
    友達と一緒勉強することはいい勉強方法だと感じた。
    特にありませんでした。まだみなさん模索している段階のようですので、いい方法を見つけていければなと思いました。
    ハンドブックみたいなものを通学の時間を使って勉強していた人がいることは参考になりました。
    友達と一緒に勉強することはいいだと感じた。
    1人で黙々と勉強するのも良いが友達同士で勉強すると教えてもらったり教えたりの関係ができて、自分の勉強に繋がって良い方法だと思いました。
    単語帳を活用した勉強方法を知り、実践してみたいと思いました。
    きちんとスケジュールを組んで取り組むこと
    「単語帳をたくさん利用すること」や「友達と電話しながら勉強する」など
    ひたすら単語帳に書く。
    今までは勉強というと、分厚い参考書を買い、それを時間をかけて解くものと思い込んでいましたが、スマートフォンのアプリでも手軽に、気軽に勉強できることに刺激を受けました。
    「朝の時間に友人と通話しながら勉強することで、勉強の習慣をつけた」というお話が印象的で、刺激を受けました。

    Q6. 合格きっと(E-learning)の使い方がわかりましたか


    Q7. 再度、このイベントがあれば、参加してみたいですか?


    Q8. ZOOMでの開催・アクセス方法・運営方法など、なんでも自由にお書きください。

    可能でしたら、実際に対面で集まって交流出来ればもっと話しやすかったりするのではないかと思いました
    ありがとうございました。
    ご企画、運営等、大変お世話になりありがとうございました。貴重な機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。
    zoomでの開催、分かりやすかったです。ありがとうございました。
    開催時間と次の講義時間の影響で,移動する時間が限られていたこと,発言する機会があると思っていなかったことで,大学の空き教室で参加していた.空き教室は講義で確保しているものではなく,時間帯も相まって人の出入りが多く,発言しづらかった.受講しやすい環境に整備ができるように開催時間などの配慮を行って欲しかった.
    参考になる会でした。ありがとうございました。
    グループ分けの名簿が欲しかったです。
    ZOOMのURLが書かれていたので、困ることなく、参加できました。とても参考になる交流会を開いて下さってありがとうございました。
    参加してよかったです!今日参加した全員が仲間でありライバルであると思うので頑張りたいです!とても刺激を受けました。
    グループに分かれて話し合いをした際に、名前の変更の仕方がわからないという人がいたため、最初に名前の変更方法を説明した方が良いと思いました。
    昼休みのみの参加になりました。どの大学も参加できる時間というのは難しいと思います。しかし、zoomになったために他の学生と交流ができるチャンスとなりました。モチベーションが上がりました。ありがとうございました。
    授業のため、グループでの話し合い部分のみの参加になってしまい、合格キットなどについてあまり詳しく聞くことが出来なかったので、もっとお話を聞いてみたかったです。
    「昼休みだけの参加もOK」という点が、参加のしやすさに繋がっていたと思います!
    以上
    ご参加いただきありがとうございます。

  • 2021年度(令和3年)通常総会・意見交換会のご案内

    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員各位

    介護福祉士養成大学連絡協議会
    2021年度(令和3年)通常総会・意見交換会のご案内

     時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より本会の運営にあたり、ご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。
     さて、介護福祉士養成大学連絡協議会規定第12条に則り、2021(令和3)年度 通常総会を開催いたします。また、総会終了後には、意見交換会を開催予定です。
     ご多用とは存じますが、ご出席を賜りますようお願い申し上げます。

    日時
    2021年 7月 24日(土)10:30~15:30(予定)

    方法
    新型コロナウイルス感染防止対策のため、zoomによるオンライン総会とします。
    意見交換会につきましてもzoomによりオンラインで開催します。
    参加のお申込をいただきました後、参加認証情報を配信いたします。

    日程
    午前(10:30~12:00)通常総会
    午後(13:00~15:30)意見交換会…2030年に向けた活動目標及び組織体制等について

    参加申込
    申込締切日:2021年7月15日(木)まで

    お問い合せ先
    熊本学園大学
    山口千果
    chika-y@kumagaku.ac.jp



  • 介護福祉士国家試験勉強方法交流会 &「合格きっと」eラーニング 説明会

    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象 ZOOMイベント
    介護福祉士養成大学連絡協議会主催

    ZOOM開催 無料(どの学年も歓迎 昼休みだけの参加歓迎)
    2021年7月20日(火)12:10~13:30


    介護福祉士国家試験勉強方法交流会 &「合格きっと」eラーニング 説明会
    介護と社福ダブル合格の先輩ゲストスピーカーから、「私の合格勉強法」を聞くチャンスです。
    全国にある介護福祉士養成大学の学生同士、オンライン上で会って、交流しましょう。
    刺激を受けて、合格をめざしましょう。モティベーションをアップしましょう。


     合格きっと(eラーニング)は、介護福祉士養成大学連絡協議会に正会員大学として加盟している大学で学ぶ「大学生」が、無料で、利用可能な、介護福祉士国家試験対策サイトです。 「合格きっと」アクセス方法と使い方を説明します。
    スマホでいつでもどこでも!
    1問1答方式で確実な知識を得ましょう。

    2021年7月20日(火)12:10~13:30(12:00~ ZOOM オープン)

    ◎ 担当教員 渡辺裕美(東洋大学) 任セア(東洋大学)

    ◎ ゲストスピーカー
    古谷 美幸 氏 社会福祉法人永寿荘「ご福あげお 特別養護老人ホーム」
    本間 竜人 氏 社会福祉法人聖風会「ゆうあいの郷 扇 特別養護老人ホーム」

    12:10~12:15
    担当教員とゲストスピーカー紹介 & 写真撮影
    12:15~12:35
    介護と社福ダブル合格ゲストスピーカー2人による「私の合格勉強法」
    12:35~13:00
    全国の介護福祉士養成大学で学んでいる大学生の国試勉強方法交流会
    グループ分け意見交流(15分)
    グループで出た意見発表(共有)(5分)
    ゲストスピーカーからのアドバイス(5分)
    13:00~13:30
    「合格きっと」の使い方マニュアル説明 & アドバイス 任(イム)セア(東洋大学)

    ※終了後参加者アンケート

    ※締め切り:2021年7月12日(月)23:00締め切り
    ※申し込み時に、本名とハンドルネームで登録(ハンドルネームを考えてください)
    ※参加申込項目:氏名(本名)、ハンドルネーム、所属大学、学年、所属大学オフィシャルeメールで登録必須
    ※2021年7月16日(金)17:00までに、参加申し込み者にZOOMのURLをメールでお知らせします。
    ※2021年7月20日(火)12:00 ZOOMオープン。

    ★ZOOMのURL参加時は、本名ではなく、ハンドルネームに表記を変更してご参加ください。

  • 全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象の初ZOOMイベント開催報告

    介護福祉士養成大学連絡協議会
    東洋大学 渡辺裕美

    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象の初ZOOMイベント開催報告
    2020年11月27日(金)14:00~15:30

    「大学生対象 国試勉強法交流会 &「合格きっと」(eラーニング)説明会」を開催しました。
    ★全国の介護福祉士養成大学 19大学から 65名の参加登録がありました。

    第1部:参加学生自己紹介・勉強方法を伝えあおう
    第2部:Let’s Try「合格きっと」 任(イム)セア(東洋大学)


    注)写真撮影は、イベント終了時、イベント報告Web掲載のために撮影したいとお願いし、許諾を得て、同意した人に画面に顔を出してもらって写真撮影しました。


    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ
    参加 19大学 65名
    1 大阪人間科学大学
    2 大妻女子大学
    3 岡山県立大学
    4 鹿児島国際大学
    5 神奈川県立保健福祉大学
    6 関西福祉科学大学
    7 神戸女子大学
    8 十文字学園女子大学
    9 城西国際大学
    10 白梅学園大学
    11 聖カタリナ大学
    12 中部学院大学
    13 東京福祉大学
    14 東洋大学
    15 西九州大学
    16 日本社会事業大学
    17 日本福祉大学
    18 桃山学院大学
    19 山梨県立大学

    第1部 参加学生自己紹介・勉強方法を伝えあおう
     人数が多いので、6 グループを設定しました。グループの司会進行役は、東洋大学4年生にお願いしました。1 グループ約10人を設定しましたが、開始直後は5人程度の少人数グループ(授業と重なっていたために途中から参加)もありました。

     まず自己紹介を行い、介護福祉士国家試験の過去問題にどう取り組んでいるか、模擬試験の活用方法、おすすめの勉強方法を伝えあいました。各グループで話された「おすすめの勉強方法」を全員で共有しました。
    参加学生から出た「おすすめの勉強方法」
    ワークブックや過去問題解説集を購入する。
    ノートをつくること。
    ノートは科目ごとに分ける。
    模擬試験は毎回本番と思って集中して受ける。
    模擬試験が終わったら、〇×を付けるだけで終わらせず、なぜ×なのかをワークブックなどで調べる。〇だった問題も、偶然正解があたっただけのこともあるので、なぜ〇なのかを調べる。
    間違ったことは調べて Inputし、Output する。
    解説を自分なりにまとめる。
    過去問を解く。
    ただひたすら何回も過去問を解く。
    問題ごとに5枝問あるので、一つ一つを確認していく。
    スマホのアプリを使う。
    移動時間などすきまの時間にアプリを使う。
    YouTube など問題の解き方を視聴する。
    映像は、耳で聞いて、見て入ってくる。
    一人で音読する。
    数人でクイズ形式で学び合う。
    友達と何時にどこで集合と決めていっしょに勉強する。
    友達と集まる。
    やる気があるときに勉強する。
    1時間集中したら、10 分休憩。というようにメリハリをつける。


    第2部 Let’s Try「合格きっと」
    任(イム)セア(東洋大学)
    任セア先生の当日のパワポスライドをご覧ください。直近5年間の介護福祉士国家試験の受験者数合格者数グラフで現況を理解し、参加者全員で、「125点満点の7割、87.5点以上を目指そう」と、学習の目標点数を確認しました。介護福祉士の試験問題が13科目125問であること、午前問題と午後問題の科目構成、一問あたりの解答時間が1分強と短いので、国試対策に備えた勉強が重要であることを改めて意識づけしました。
    次に、介護福祉士国家試験対策システム「合格きっと E-learning」へのアクセス方法を画面共有しました。参加学生は、教えてもらいながら、それぞれ自分で「合格きっと」にアクセスを試み、成功! 問題にチャレンジしました。
    全員合格を祈願し、笑顔で終了しました。

    イベント終了後のアンケート結果を報告します。N=31










    あなたが「なるほど」こんな勉強方法があるのか と刺激を受けたことを自由に書いてください。


    「合格きっと」をもっと使いやすくするためにはどうすればよいか、あなたが気づいたことやあなたのアイデアを教えてください。

    「パスワードなど登録がやや複雑なので大学用のメールアドレスなどのみでも利用できればありがたいです
    移動時間やスキマ時間を活用してやるのがいいと思います
    携帯からでもできるというのはとてもいいです。
    スマホでやるとき、〇×の位置が端になって押しづらいときがあります。
    パスワードなど登録がやや複雑なので大学のメールアドレスのみでも利用できれば。
    自分で間違えたところはどこが間違えたのかを知りたいので、解答があれば尚よい
    解説があればよい。
    解説があればより良いと思います。
    解説があればもっと便利だと思います。


    ZOOMでの開催・アクセス方法・運営方法など、なんでも自由におかきください。

    ありがとうございます。
    zoom での開催ということで気軽に参加出来ました。
    先生方よりメールにて丁寧な案内を提示していただいたため、とても分かりやすかったです。また、ZOOM だからこそ全国の方とお話ができたと思うので、とても刺激となりました。
    グループで活動するときに、3 年生と 2 年生の方がいらっしゃいました。2 年生 3 年生にとっては、四年生の取り組みが分かりとてもいい機会になったと思いますが、四年生主体で話すことができず四年生だけのグループの方が良かったのではないかと思いました。
    間違えやすい問題をもっと作ったらいいと思います。

  • 大学生対象! 国試勉強法交流会& 合格きっと(eラーニング)説明会

    介護福祉士養成大学連絡協議会主催


    介護国試対策システム「合格きっと」
    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象の初ZOOMイベント

    ZOOM開催!無料!
    2020年11月27日(金) 14:00~15:30

    大学生対象! 国試勉強法交流会& 合格きっと(eラーニング)説明会
    全国の介護福祉士養成大学はどこにあるの?他大学の学生を知りたい。みんなの勉強法は?
    刺激を受け、お互いに合格しましょう。モティベーションをアップしましょう。
    介護福祉士養成大学連絡協議会WEBにある、過去11年分の介護福祉士国家試験問題がアップロードされたe-learningシステムの使い方を説明します。一人でも多くの学生が合格するために!

    合格きっと(eラーニング)は、介護福祉士養成大学連絡協議会に正会員大学として加盟している大学で学ぶ「大学生」が、無料で、利用可能な、介護福祉士国家試験対策のサイトです。
    いつでも、どこでも、スマホでも、介護福祉士国家試験の過去問を解くことができます。

    2009年度問題から2019年度(第32回介護福祉士国家試験)問題まで11年分の介福過去問を掲載。
    「合格きっと」の特徴は、一問一答形式。掲載問題数:〇×問題4607 事例問題212 解説はありません。何回も過去問を解いている学生は、この問題の正解はコレ、というように解答番号を覚えがちですが・・。枝問題を一つ一つ確実に 〇×で答える形式の「合格きっと」は、問題を読み、考え、解答するので、実力アップにつながります。これが合格きっとの強みです。

    2020年11月27日(金)スケジュール

    14:00~14:05 本日のすすめかた 渡辺裕美(東洋大学)
    14:10~14:50 参加学生自己紹介・勉強方法を伝えあおう
    14:50~15:25  Let’s Try「合格きっと」 任(イム)セア(東洋大学)
    15:25~15:30 おわりのことば 横尾恵美子(聖隷クリストファー大学)

    参加申込方法

    イベント問い合わせ先:東洋大学 渡辺裕美(hwatanabe@toyo.jp

    ZOOM開催!無料!
    開催日:2020年11月27日(金) 14:00~15:30

    締め切り日:2020年11月25日(水)23:00まで
    ※11月26日(木)17:00までに、ZOOMのURLをメールでお知らせします。
    ※11月27日(金)13:50~ZOOMオープン。(ハンドルネームでアクセスしてください)
    ※アクセスを正会員大学の学生に限定するため、申し込み時に、本名とハンドルネーム、大学のオフィシャルE-mailアドレスは必須です。
    お申込み受付は終了いたしました。

  • 2020年度 介護福祉士養成大学連絡協議会 総会及び意見交換会 開催報告

    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員各位

    介護福祉士養成大学連絡協議会

    2020年度 介護福祉士養成大学連絡協議会
    総会及び意見交換会 開催報告

     2020年8月8日(土)10:30~15:00、新型コロナウィルス感染症の拡大のためzoomによるオンライン形式(右写真)で、2020年度介護福祉士養成大学連絡協議会総会及び意見交換会が開催されました。全国から多くの会員(正会員大学24校、個人会員2名、出席者総数30名)にご参加頂きました。


    介護福祉士養成大学連絡協議会 通常総会 10:30~11:40

     午前の総会は、理事会が提案した下記の議事の全てが承認され、第七期会長校に熊本学園大学、会長に横山 孝子 理事が選ばれました。

    《議事》
    第1号議案 2019年度介護福祉士養成大学連絡協議会 事業報告
    第2号議案 2019年度介護福祉士養成大学連絡協議会 収支決算・監査報告
    第3号議案 2020 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 事業計画
    第4号議案 2020 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 予算案
    第5号議案 介護福祉士養成大学連絡協議会 第七期理事・監事選挙結果及び第七期役員
    《報告》
    介護福祉士養成大学連絡協議会 入退会者
    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員名簿



    意見交換会 13:00~15:00

     午後の意見交換会は、3グループに分かれ、「入学式・オリエンテーション」「授業」「介護福祉実習」等の状況について意見交換会を行いました。

    【入学式・オリエンテーション】
     入学式・オリエンテーションが対面で出来なかった学校が多く、新入生に関しては、特に対応に苦慮しており、情報が的確に学生に届いているのか不安な状況であった。健康診断は実施できず、9月に予定のところもある。課程登録数は例年と変わらないという報告が多く、7月に選考の大学では苦慮しており、課程選択が2年次の大学は、実習室等の映像を撮影したPR動画や、授業内で課程選択の魅力を伝えるなど工夫をしていた。

    【授業】
     5月連休明けよりオンラインによる授業を実施している大学が多く、6・7月から一部演習・実技系の授業を対面で実施。あるいは、前期は全授業オンラインで行い、対面で行う単元はシラバスを変更して秋学期に実施する。秋期は通学による授業を予定しているところが多い。始めから20名以内であれば対面授業が可能の大学もある。 通学機会をできるだけ少なくしながらも、演習に取り組んでいた。対面授業の方法としては、3密を防ぎ、手指や実習着、使用器具、使用教室等の衛生管理をすることに加え、以下の例が挙げられた。

    ・生活支援技術は半分ずつ対面、同時並行で通学が出来ない学生にはzoomでも行う。
    ・「こころとからだのしくみ」「生活支援技術」など対面授業を同じ日に集めて、オンラインの日・対面の日と分けられるように調整する。視覚障害の食事介助や血圧以外のバイタルチェックはオンラインで実施した。
    ・モデル人形の活用や視聴覚教材などで工夫する。
    ・実技試験は夏休みに3日間学内集中講義。マスクとフェイスシールドを用意する。
    ・オンライン授業では、教材は介護創造力コンテスト・高校福祉科教員のインターネットで公開されている教材・YouTubeの教材に使えそうな動画を利用している。
    など


    【介護福祉実習/学内学修プログラム】
     2・3月の実習は実習日数を残し中止している。5月~8月までに実習を予定していた学校は、計画通りには実習実施が出来ずに、何らかの変更を強いられている状況にあった。全面的あるいは一部を学内学修プログラムに切り替える。6月に2週間学内学修プログラムを実施し、3月に2週間実習を延期。夏実習は春に延期。3・4年生は、5月から7月に延期の末、学内学修プログラムに切り替えた。中止に至る経過では、大学側の判断と、配属実習先からの判断による場合があった。学内実習の内容としては、できる限り配属実習先との連携の中で、情報交換や利用者とのかかわりをオンライン上でするなどの工夫をしていた。学内学修プログラム例は以下の通りである。

    ・A/B/C/D 4つで構成。Aはオンライン授業。Bは学習Aで課された課題を学生がとりくむ。Cは対面での大学で行う集中演習。Dは事例検討。事例検討は、昨年度の実習報告書事例をシミュレーション事例として、アセスメントとプランを立案し、教員と事例検討会で検討する。プログラムには、シミュレーション事例とは別に、3人の当事者からオンラインで話を聞くことも企画。
    ・4年生は秋学期に事例提供を実習先からいただき、GWで計画を立て、施設に戻してフィードバックを頂く予定。3年生は夏休みに実習を行う予定だったが、施設からお断りをされたため急遽学内演習と振り替えた。動画を使って実施する。
    ・デイサービスや小規模多機能など半日実施し、午後は自宅に帰りzoomでGWの振り返りを行う。あるいは、グループホームと小規模多機能へインタビューに行き、事前事後学習でインタビュー内容の摺り合わせと共有を行う。報告会は現場の担当者を招待してzoomで実施する。
    など


    【介護福祉実習の配慮】
     今後の夏期休暇中の実習においては、状況の変化に応じて、現在可能である配属実習も、中止になる可能性があり、各大学が学内実習の対応に追われている状況である。秋学期の9月から学内学修プログラムに切り替えた学校もあるが、以下の内容を検討して実習している。中には、同じ施設に1学年全員を依頼して実施しているところもある。

    ・自転車や徒歩などで通い、公共交通機関を使わない。
    ・施設の敷地内に宿泊が可能な施設で行う。
    ・学生には無料でPCR検査を行う。
    ・実習前後の検温や体調管理を習慣づけさせている。
    ・マスク・フェイスガードは大学から支給する。
    ・実習にあたり保護者に実習に行く「承諾書」を書いてもらっている。
    ・「Will保険」の加入。
    ・巡回は訪問とオンラインを併用する。
    など


     その他、入学後の学習において、オンライン授業、ITCの活用等に関して、学生の中には不得手な学生もおり、学習への意欲や授業への参加や課題の提出が滞っている学生もいた。大学として学生をサポートする部署と連携して行っているところもあるが、最終的には、学生一人ひとりの個別対応が求められていた。