• (仮称)会員活動のあり方に関する検討会

    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員の皆様へ

    あけましておめでとうございます。
    本年もより一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
    さて、昨年末、会員の皆様へ「(仮称)会員活動のあり方に関する検討会」について(第一報)をお知らせしました。申込フォームを設定しましたので、お知らせします。
    本会で、はじめての試みになります。是非ご参加ください。

    令和3年度総会・意見交換会で「2030年に向けた活動目標及び組織体制等について」をテーマに話し合いました。その内容を理事会で協議し、①チームマネジメントに関する教育/授業研究 、②研究の方法と実践をテーマとして、会員間の交流を第一に、各大学での状況共有、ワーキング活動へと繋げることとなりました。
    そこで、会員の皆様が参加しやすい活動方法を検討するために、下記の日時で第1回目の「(仮称)会員活動のあり方に関する検討会」を開催します。
    現在の介護実習・授業等の意見交換も行いますので、気軽にご参加いただければ幸いです。
    ※今年度は、次年度事業としての可否を探るための試行的活動という位置づけで行います。

    【日時】
    令和4年2月26日(土)13:00~15:00

    【参加方法】
    ZOOMオンライン

    【申し込みフォーム】
    令和4年2月21日(月)18:00〆切


    【問い合わせ】
    本件の問い合わせは、下記の連絡先までお願いします。
    担当:本会事務局(副会長 宮内 寿彦)

    十文字学園女子大学 人間生活学部人間福祉学科
    宮内研究室
    〒352-8510 埼玉県新座市菅沢2-1-28
    電話・FAX(直通)048-260-7714
    E-mail:miyauchi@jumonji-u.ac.jp

  • (仮称)会員活動のあり方に関する検討会」について(第一報)

    介護福祉士養成大学連絡協議会
    Japan Association of University Care Work Programs

    (仮称)会員活動のあり方に関する検討会」について(第一報)
     本会で、はじめての試みになります。
    目的
     令和3年度総会・意見交換会で「2030年に向けた活動目標及び組織体制等について」をテーマに話し合いました。その内容を理事会で協議し、①チームマネジメントに関する教育/授業研究 、②研究の方法と実践をテーマとして、会員間の交流を第一に、各大学での状況共有、ワーキング活動へと繋げることとなりました。
      そこで、会員の皆様が参加しやすい活動方法を検討するために、下記の日時で第1回目の「(仮称)会員活動のあり方に関する検討会」を開催します。
     現在の介護実習・授業等の意見交換も行いますので、気軽にご参加いただければ幸いです。
    ※今年度は、次年度事業としての可否を探るための試行的活動という位置づけで行います。
    日時
    令和4年2月26日(土)13:00~15:00

    参加方法
    ZOOMオンライン

    申し込み方法
    令和4年1月中旬を目途に申し込みフォームをアップ予定。
    ※会員限定メール及び本会ホームページに情報を掲載予定。

    問い合わせ
    本件の問い合わせは、下記の連絡先までお願いします。
    担当:本会事務局(副会長 宮内 寿彦)

    十文字学園女子大学 人間生活学部人間福祉学科
    宮内研究室
    〒352-8510 埼玉県新座市菅沢2-1-28
    電話・FAX(直通)048-260-7714
    E-mail:miyauchi@jumonji-u.ac.jp

  • 2021年度研修(第2回)研修会実施報告

    2021年度研修(第2回)研修会実施報告
    介護福祉士養成大学連絡協議会 研修会
     2021年12月18日(土)13:30~15:30にZoomを活用して2021年度介護福祉士養成大学連絡協議会主催、第2回研修会を開催しました。介護福祉教育の中に介護ロボット・ICTについても触れられていますが、具体的活用方法、教育方法など養成校では手探りです。一方、介護福祉現場では導入が進んでおり、介護実践現場と教育との連携が今後、ますます重要になると予測されます。そこで今回の研修会では第一部にパラマウントベッド 田中寛之様より「エビデンスに基づいた日常生活支援~眠りSCANの活用事例を踏まえて~」と題し、介護負担軽減や自立支援に向けた機器の活用方法についてご紹介頂きました。また、第二部ではICT介護教育研究会 小林宏気先生より「介護ロボット・ICTを介護福祉教育に導入するためのヒント」と題し、介護をする視点と将来予測を踏まえながら、なぜ介護ロボット・ICT機器が必要なのか、どうすれば導入できるのか、をいかに活用していくのか、これらの視点について講演頂きました。当日は大学連絡協議会会員校の教員だけでなく、福祉系高校や地域の介護福祉士会所属の職員など50名と多くの参加を頂き、活発な意見交換もありました。アンケートの結果は後日にお示ししますが、勉強になった、新たな視点に気づかされたと好評を得られた研修会でした。
    第1部 資料(抜粋)
    第2部 資料(抜粋)
    ※研修会の報告書(ダウンロードはこちら)

  • 2021年度 第2回目研修会 介護福祉教育と介護ロボット・ICT

    介護福祉士養成大学連絡協議会 研修会
    神戸女子大学
    津田 理恵子


    1. 日程について
    2021/12/18(土) 13時30分~15時30分

    2. 研修内容
    介護ロボット・ICT活用における基礎知識の獲得
    ねらい
    ・介護福祉教育の中に介護ロボット・ICTについても触れられつつあるが、具体的活用方法、教育方法など模索している現状にある。一方で、介護福祉現場では、積極的導入がなされており、現場と教育の乖離も生じている可能性がある。
    ・介護福祉士養成に今後、多くの教育内容が含まれる介護ロボット・ICTについて教育研究者や実践者が理解しておくことは教育のみならず、利用者への還元につながる。
    ・今回の研修では、先駆的に介護ロボット・ICTの活用を掲げている研究者、業者からの情報を得ることとし、介護教育に還元できる機会とする。
    3. タイムスケジュール
    時間 内容
    13:30(5分) 開会、会長挨拶
    第2回研修の趣旨説明
    【第1部】介護実践現場における介護ロボット活用 …… 進行 堀江
    13:35(30分) エビデンスに基づいた日常生活支援
    ~眠りスキャンの活用事例を踏まえて~
    パラマウントベッド株式会社 田中 寛之 氏
    14:05(15分) 質疑応答
    14:20(10分) 休憩
    【第2部】介護福祉教育・研究活動に向けた講演 …… 進行 堀江
    14:30(40分) 介護ロボット・ICTを介護福祉教育に導入するためのヒント
    ICT介護教育研究会・世話人 小林 宏気 氏
    15:10(15分) 質疑応答
    15:30 まとめ・閉会

    ※Zoom開催(一般・学生参加可能)
    参加費無料

    参加に関するお願い(参加にあたっての留意事項)
    1)参加には登録が必要です。
    登録されてない方の研修会参加はご遠慮下さい。
    2)研修会内での撮影、動画の保存はご遠慮下さい。

    申込締切日
    2021年12月15日 水曜日

    お申込みはこちらへ
    https://bit.ly/2ZKqkqE

  • 2021年度研修(第 1回)研修会実施報告

    2021年度研修(第 1回)研修会実施報告

     2021年9月4日土曜日13:30~15:30にZoomを活用して2020年度介護福祉士養成大学連絡協議会主催、第1回研修会を開催しました。今年度の研修計画の一つの柱として「これからの介護福祉養成大学の教育を考える~専門性の構築を目指して~」を掲げました。今回、第1回目は、井上千津子先生より【介護福祉のあゆみ】についてご講演をいただきました。当日は、100名を超える申込みがあり、実際の参加者は80名で、大学や2年課程の介護福祉士養成施設教員だけでなく、介護実習を受け入れている介護施設職員の参加も多く、新しい取り組みを学ぶ有意義な時間を過ごすことができました。
    テーマ:介護福祉のあゆみ ~1970年代から今を考える~
    講師:井上千津子先生
    ※研修会の内容、事後アンケートの結果は、介護福祉士養成大学連絡協議会会員限定の掲示板「会員交流サイト」に掲載しています。

  • 全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象 ZOOMイベント

    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象 ZOOMイベント
    介護福祉士養成大学連絡協議会主催

    ZOOM開催・無料(どの学年も歓迎♪ 昼休みだけの参加歓迎♪)
    2021年11月2日(火)13:30~14:30
    介護福祉士国家試験勉強方法交流会 & ZOOMの各種機能を駆使した理解度テストに挑戦

    介護と社福ダブル合格の先輩ゲストスピーカーから、「私の合格勉強法」を聞くチャンスです。
    全国にある介護福祉士養成大学の学生同士、オンライン上で会って、交流しましょう。
    刺激を受けて、合格をめざしましょう。モチベーションをアップしましょう。

    合格きっと(eラーニング)は、介護福祉士養成大学連絡協議会に正会員大学として加盟している大学で学ぶ「大学生」が、無料で、利用可能な、介護福祉士国家試験対策サイトです。 「合格きっと」アクセス方法と使い方を説明します。
    スマホでいつでもどこでも! 1問1答方式で確実な知識を得ましょう。

    2021年11月2日(火)13:30~14:30 <13:00~ ZOOM オープン>

    ◎ 担当教員
    野田由佳里 秋山惠美子 井川淳史 横尾惠美子(聖隷クリストファー大学)

    ◎ ゲストスピーカー
    宮阪 友梨 氏 社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷カーネーションホーム
    石原 力  氏 社会福祉法人天竜厚生会 障害者支援施設 

    13:30~13:35
    ゲストスピーカー紹介 & 写真撮影 (担当:井川淳史…司会進行)
    13:35~14:15
    介護と社福ダブル合格ゲストスピーカー2人による「私の合格勉強法」- 担当:秋山惠美子
    宮阪 友梨氏 「制度に強くなり、0点科目を克服する勉強方法」
    石原  力氏 「残り3か月間をどうモチベーションを維持するか」
    14:15~14:25
    ZOOMの各種機能を駆使した理解度テストに挑戦 - 担当:野田由佳里
    14:25~14:30
    終わりのあいさつ 事務連絡 - 担当:横尾惠美子

    ※終了後 参加者アンケート

    参加申込方法

    介護福祉士養成大学連絡協議会WEB/QRコードで参加申込
    お申込み受付は終了いたしました。

    ※締め切り:2021年10月26日(火)23:00 締め切り
    ※申し込み時に、本名とハンドルネームで登録。(ハンドルネームを考えてください。)
    ※参加申込項目:氏名(本名)、ハンドルネーム、所属大学、学年、所属大学オフィシャルeメールで登録必須
    ※2021年10月29日(金)17:00までに、参加お申し込み者にZOOMのURLをメールでお知らせします。
    ※2021年11月2日(火)13:00~ ZOOM オープン

    ★ZOOMのURL参加時は、本名ではなく、ハンドルネームに表記を変更してご参加ください。

  • 2021年度 第1回目研修会

    神戸女子大学
    津田 理恵子
    2021年度 第1回目研修会
    開催日
    2021年9月4日 土曜日 13:30~15:30
    ※Zoom開催(参加費無料)

    参加に関するお願い(参加にあたっての留意事項)
    1)参加には登録が必要です。
    登録されてない方の研修会参加はご遠慮下さい。
    2)研修会内での撮影、動画の保存はご遠慮下さい。

    申込締切日
    2021年8月31日 火曜日

    申し込みフォーム
    https://cutt.ly/oQSK8J4



  • 2021年度 研修計画

    神戸女子大学
    津田 理恵子
    2021年度 研修計画

    今年度もZoomを活用したオンライン研修会を計画して開催していきたいと考えています。
    メインテーマ
    これからの介護福祉士養成大学の教育を考える
    ~専門性の構築を目指して~
    1.介護福祉の原点
     介護福祉の原点から振り返り、今後の介護福祉の方向性が考えていけるような研修会を開催していきたいと思っています。

    2.ICTを活用した教育の在り方
     コロナ禍において、今年度もICTを活用した研修会を開催したいと思っています
    2021年度は、3回の研修会を企画中です。具体的に決まり次第、ホームページにアップするとともに、ご案内させていただきたいと思っています。



  • 2021年度 介護福祉士養成大学連絡協議会「総会及び意見交換会 開催報告」

    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員各位

    介護福祉士養成大学連絡協議会 会長校

    2021年度 介護福祉士養成大学連絡協議会
    総会及び意見交換会 開催報告


     2021年 7月 24日(土)10:30~15:00 に、新型コロナウィルス感染症の拡大のため Zoom によるオンライン形式で、2021(令和 3)年度介護福祉士養成大学連絡協議会総会及び意見交換会が開催されました。全国から多くの会員(正会員大学 25 校 27 名、個人会員 2 名、出席者総数/総会 29 名、意見交換会 19 名)にご参加いただきました。

    介護福祉士養成大学連絡協議 通常総会 10:30~11:30

    通常総会は、理事会が提案した下記の議事全てが承認されました。

    《議事》
    第 1 号議案 2020 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 事業報告
    第 2 号議案 2020 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 収支決算・監査報告
    第 3 号議案 2021 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 事業計画案第 4 号
    議案 2021 年度介護福祉士養成大学連絡協議会 予算案

    《報告》
    介護福祉士養成大学連絡協議会 入退会者
    介護福祉士養成大学連絡協議会 会員名簿
    「主催、共催、協賛及び後援の基準等に関する規定」

     なお、総会の第 2 号議案におきまして、「会計監査報告書」の文中(2021 年度⇒2020 年度)を口頭にて訂正させて頂きました。この件につきましては、訂正した内容で新たな帳票を作成し、差し替えを行いましたことをご報告いたします。

    意見交換会 13:00~15:00

     午後の意見交換会は、「2030 年に向けた活動目標及び組織体制等について」をテーマに、4グループに分かれ、フリートーキング形式でグループセッションを行いました。
    その詳細を、グループ別の内容を加工せずそのまま掲載しております。
     ご賛同いただける内容が多く出されていると受け止めています。これらを理事会で集約し、活動として具現化できる事項から、その体制づくりを検討していきたいと考えております。
     意見交換会に参加し、貴重なご意見を頂きましたことに心より感謝申し上げます。
    1グループ
    <意見交換>

    「長期的なスパンでとりくんでいること」があるかに対して、それぞれの大学の現状を伝え、意見交換を行った。「実習をいつどこに入れているか、学生が集まらない。学生のレベルが色々で、難しい」ということが話題になった。



    <今後に向けて>

    1.大学と社会で循環型人材養成のしくみ(K 県立保健福祉大学のとりくみ例)
    当大学に実践教育センターがある。学部を出た卒業生が現場に出る。現場にいながら実践を継続しながら、実践教育センターで、実習指導者講習会や教員講習会を終える。ステップアップできる。大学院にもどってくる学生もいる。社会の中で循環している。長期的な人材育成となる。

    2.4 年制大学ならではの科目
    ○明確に短大と 4 大でここが違う、ということを伝えたい。
    大学独自のカリキュラムに力を入れたいと考えている。例 外国人をスーパービジョンできる人材育成に必要な科目など・・。
    ○介護福祉士と社会福祉士のダブル資格をとるだけではなく、4 年制介護福祉士養成大学として、スペシフィックな科目、例えば、介護施設の運営管理に関する科目―勤務表の組み方・経営などー。

    3.若い人が入るようにどう芽をだしてもらうか、在校生、若い人のアイデアを活用。
    高校生に選んでもらえるように、介護のことを伝えたい。イメージを変えたい。
    大学 1 年生に対して、介護 3 年生の働きかけがうまくいった。―介護を学びたいと思った理由や福祉を選んだ理由、日々の介護授業の様子を 3 年生が Instagram に発信。園芸(大学の周りに向日葵を植えた)を、地域の人が向日葵を背景に写真をとっているのを毎朝見て、自分たちがやったことが形になっている、地域の人にも喜んでもらっていることを発信。その成果として、今年度は 1 年介護の人数が増えた。

    4.卒業生は宝
    卒業生が教育を受けたことの実像。その力は大きい。
    転職していく学生もいるが、その領域内で移動して継続して働いている。
    就職先卒業生は就職したら、辞めないで長く勤務している。現場に先輩がいて、このエリアにはたくさん卒業生がいるという強みがある。給料の話もしてくれる。一般企業の給料もそんなに違わないということを在校生に伝えてくれる。卒業生は宝。

    2グループ
    <今後 10 年に向けて>

    ・大卒でどうして介護福祉士なのと問われたときに、はっきりと明確な応えができない。
    ・2年生から介護福祉士を選択するが選択する学生が少ない。
    ・社会福祉士と介護福祉士のダブルライセンスを取る意味、付加価値をどのようにつけるか。
    ・国が示すビラミットの頂点の人材の値する育成を目指すのではないか。
    ・専門介護福祉士(途切れている)、認定介護福祉士の一部科目免除も考えるような働きかけも必要ではないか。
    ・高校生へのPRの方法も考えていく。
    ・2016 年に西日本ブロックや東北ブロックで作成した冊子の作成をして、大学で介護福祉士を取得するメリットをアピールする。
    ・4年生大学で介護福祉士を取得する意義を、高校生、社会、国に対してアピールしていく必要がある。
    ・今までの活動でよい取り組みをしてきたことが沢山あっても、単発で継続されていないので、もう一度、今までの活動を振り返って、活動が継続されるような取り組みを行っていく。
    ・大学連絡協議会は、研究者の集まりでもあるので、研究的な取り組みを行っていく。 会員も参画できるような取り組みを行っていく。研究において、興味のあるテーマに会員が参加できるような取り組みを行っていく。初めて参加した人からは、そのような機会を設けていただけるとありがたいという声があった。
    ・役員(理事)を中心として活動しているが、一般会員も参画できる機会を設けていくと、会に入っているメリットを感じてもらえるのではないか。
    ・日本介護福祉士会等の他団体との連携を図って、国や社会に対して介護福祉士の国家試験の課題等に向けて働きかけていく必要があるのではないか。

    3グループ
    <各大学の現状について情報交換>

    ・学生の確保は大変
    ・授業の工夫点について
    多職種連携できる科目、別学科や専攻で学ぶ機会をつくる
    認定介護福祉士科目などをはじめとした専門教育、模擬授業のような授業も展開している


    <大学教育における介護福祉教育の在り方について>

    ・厚労省が提示したまんじゅう型から富士山型のような教育にしていかなければならない。そのために必要なのは教育力、卒業生の力、実践能力である
    ・学会でも実践研究は少ないため、もっと増やして実践力や研究能力を高めていく必要がある。
    ・現場での課題を解決するためにはそのような研究能力も必要である。
    ・併せて職能団体の能力アップも必要である。そのためには、養成大学の教育が必要である。
    ・4年制大学で学ぶのは、全体的な時間数が圧倒的に異なる、学ぶ量と質が違う・理論と実践についてしっかり学んでいる
    ・マネジメント能力は必要であるが、介護が求めているマネジメントはチームマネジメントである。
    そのような教育方法が必要である。


    <今後の協議会の在り方について>

    ・研修委員会で取り組んでいる組織を作る意味ということでは、「温故知新」これまでの歴史を振り返りながらこれからの道を切り開く必要がある。
    ・調査研究員のキャリアを可視化することは有用である。合格率と出口戦略が必要である。
    ・他大学での取り組みや先生方の考え方を聞く機会があってとても良かった。


    <感想>

    ・今回の連絡協議会でのディスカッションでは、大学で教育している意義や意味について再確認しながらこれからできることを再認識できた。
    ・他大学での取り組みや先生方の考え方を聞く機会があってとても良かった。

    4グループ
    <現状について>

    ・学生の減少がどこも厳しい現状(充足率は 3 割程度)で、SW とのダブルライセンス希望者にしても、介護福祉のみを希望する学生は少ない。
    ・高校生の希望者はいても、ダブルライセンスが取れる大学であれば、保護者や教員が介護福祉士だけの資格取得は不安がるケースが多いという感触がある。
    ⇒介護福祉の価値や魅力を高めることは重要だが、資格取得のコース(国試の延期など)がきちんとした形で示されないため社会的信用が低下することも考えられる。社会的な身分や給与等の裏付けが不足している現状を整備する必要がある。


    <入学生確保の取り組みについて>

    ・高校生だけでなく、小・中学生へのアピールを行っている。
    在学生と一緒にアピールする活動、小・中学校で行っている。
    ⇒介護福祉士会、介護福祉士養成施設協会、行政が担う人材確保事業、小・中学校などの各種団体がアピール活動をしているが、大学としてどの団体と連携するのがよいのか、整理・検討する必要がある。
    ・YouTube(大学)などで、小・中学生と在学生との活動など、魅力を発信する活動を計画している。
    (コロナ禍で活動自体が難しかった)
    ⇒上記の現状にあったように、資格をしっかりしたものにし、高校生だけでなく社会や国にもアピールする必要がある。
    ⇒現場での人材不足との二律背反であるが、しっかりと教育した専門職教育をしていく必要がある。


    <今後の活動について>

    ・介護福祉を中核にした専門性を高める、深める教育を行っていくことが必要ではないか。
    ・大学教員の授業研究や教材研究を行う研修を行うのはどうか。
    ・介護過程などで使用できる事例について、本協議会で動画の作成などはできないか。
    ・調査研究(現在進行中)では、介護福祉の 4 年生大学教育ならではの意義を明らかにして行ってほしい。


  • 全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象のZOOMイベント開催報告

    介護福祉士養成大学連絡協議会
    東洋大学 渡辺裕美

    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ学生対象のZOOMイベント開催報告
    2021年7月20日(火)12:10~13:30

    「大学生対象 国試勉強法交流会 &「合格きっと」(eラーニング)説明会」を開催しました。 ★全国の介護福祉士養成大学14大学から 学生104人 教員6人の参加登録がありました。

    担当教員
    渡辺裕美(東洋大学) 任セア(東洋大学)
    第1部
    介護と社福ダブル合格ゲストスピーカー2人による「私の合格勉強法」
    古谷 美幸 氏 社会福祉法人永寿荘「ご福あげお 特別養護老人ホーム」
    本間 竜人 氏 社会福祉法人聖風会「ゆうあいの郷 扇 特別養護老人ホーム」
    第2部
    全国の介護福祉士養成大学で学んでいる大学生の国家試験勉強方法交流会
    第3部
    「合格きっと」の使い方マニュアル説明&アドバイス 任(イム)セア(東洋大学)


    注)写真撮影は、イベント開始時、イベント報告Web掲載のために撮影したいとお願いし、許諾を得て、同意した人に画面に顔を出してもらって写真撮影しました。

    全国の介護福祉士養成大学で学ぶ104人の学生が全国14大学から参加!

    1 熊本学園大学
    2 福山平成大学
    3 岡山県立大学
    4 神戸女子大学
    5 日本福祉大学
    6 同朋大学
    7 山梨県立大学
    8 聖隷クリストファー大学
    9 神奈川県立保健福祉大学
    10 十文字学園女子大学
    11 東京福祉大学
    12 日本社会事業大学
    13 東洋大学
    14 仙台大学

    第1部 介護と社福ダブル合格ゲストスピーカー2人による「私の合格勉強法」
    とてもよかったです。アンケートでは98%の人が「話を聞けてとてもよかった、よかった」と高評価でした。寄せられたリアクションコメント詳細は、アンケート結果をお読みください。

    古谷 美幸 氏 社会福祉法人永寿荘「ご福あげお 特別養護老人ホーム」

    パワポスライド
     いつから、何をやりはじめたか、時期別に一日のスケジュール。解説ノートの写真。しかも、初回の過去問チャレンジ時の解説ノートと、何度も解いた後のノートの違いを、現実に示し、どのように作成したかを説明。コロナ禍で会えなくても電話で友達といっしょに勉強するやりかたも。息抜きしながら前へ毎日すすめること。等のプレゼンがありました。


    本間 竜人 氏 社会福祉法人聖風会「ゆうあいの郷 扇 特別養護老人ホーム」

    パワポスライド
     運動部で活躍しながら、どうやってダブル合格したか。10冊以上の単語帳の写真。具体的な単語帳の書き方と使い方。以前は一定の勉強時間はあったものの昼寝やスマホいじりしながらだった我流の勉強スタイルを、「これでは合格できない」 と、大きく変えたこと。生活時間の変化をビフォー・アフターで比較して提示。合格3か条:毎日やるべし・休む時は休むべし・信じたやり方を貫き通すべし。等のプレゼンがありました。


    第2部 全国の介護福祉士養成大学で学んでいる大学生の国家試験勉強方法交流会
     11グループに分かれて、介護福祉士国家試験の受験準備状況や、おすすめの勉強方法を伝えあって交流しました。グループの司会進行役は、東洋大学4年生にお願いしました。その成果については、アンケート結果をお読みください。

    第3部 「合格きっと」の使い方マニュアル説明&アドバイス
    任(イム)セア 先生(東洋大学)
    パワポスライド
     社会福祉振興・試験センターのホームページを活用することを伝え、直近5年間の介護福祉士国家試験の受験者数合格者数グラフで現況を理解し、「125点満点の7割、87.5点以上を目指そう」と、学習の目標点数を確認しました。介護福祉士の試験問題が13科目125問であること、午前問題と午後問題の科目構成、一問あたりの解答時間が1分強と短いので、国試対策が重要であることを改めて意識づけしました。
     次に、介護福祉士国家試験対策システム「合格きっとE-learning」へのアクセス方法を画面共有しました。国試問題を例題に、参加者とやりとりしながら解き、解説しました。全員合格を祈願し、笑顔で終了しました。





    イベント終了後のアンケート結果 N=54

    Q1. 参加者満足度についてお答えください。


    Q2. 介護と社福ダブル合格ゲストスピーカー2人による「私の合格勉強法」はどうでしたか。


    Q3. ゲストスピーカーのプレゼンについて感想コメントを自由にお書きください。

    勉強方法を知れて良かった。
    計画性を持って勉強すること、始める時期は早い方が良いこと、実際のエピソードを交えて話してくださり、ありがとうございました。
    どの参考書を購入しようか迷っているという段階だった。きょうから予定を立て頑張りたいと思う。
    私自身が毎日勉強のやる気が出なかったり勉強方法がなかなか見つからなくて上手く進められなかったのですが、今回のお話を聞いたことでどうやって進めていけばいいのかがわかりやすくとても参考になりました。
    今後の勉強法について不安があったので、少し心が楽になりました、ありがとうございます。
    貴重なお話ありがとうございました。参考にさせていただきます。
    とても良かったです。
    コツコツと勉強しているということと頑張らないといけない気持ちになりました。
    いつ頃からどのようなテキストを使って取り組んでいったのか、スケジュールなどのPowerPointから具体的な取り組みの姿勢を知ることができた。
    具体的な勉強法やスケジュールの詳細をご教示いただき、学生がすぐに模倣できると感じました。
    とても参考になりました。私はまだ勉強が本格的に始まっていないため、本間さんのスケジュールや勉強法が私に合っているのかなと思いました。私はスケジュールを立てるのが下手でよく計画が壊滅するのですが、古谷さんの1週間単位と1日単位のスケジュールを立てると、良い計画が立てられそうな気がします。使わせていただきます!実際に合格された方の勉強法やスケジュールを知れたこと、とっても心強いです。ありがとうございました。
    スケジュール管理と、勉強方法の提示がとても良かったです。
    とても分かりやすく、ためになるプレゼンであり、勉強に対する不安などが和らいだ。
    一日のスケジュールの際に,大学の講義の時間が記載されていなかった。それは今回のスケジュールに含めていなかったのか,そもそも講義自体がないのか疑問に思った。また,国試の勉強の他に,卒論や講義の課題などがあると思う。それらをどのような時間配分で取り組んでいたのか気になった。
    先輩方がどのような勉強をしているのかを知ることができ、勉強のスケジュールや方法を参考にしたいと思った。
    勉強しなくてはいけないと分かっているが、なかなか良い勉強法がわからなかったり、やる気が起きないが、先輩の具体的な話を聞けて為になった。
    自分の現在の勉強法は間違っておらず、このまま続けていけば合格に近づけると感じました。
    勉強する際にどのような方法だったのか、どのようなことを意識していたのかよくわかりました。参考にします。
    2人の先輩方の勉強法を参考にさせて頂いて、私も、頑張りたいと思いました。
    グループでお互いに勉強する方法を共有したり、過去問題集の解ける方法をサポートを示したりして、とても良かったと思います。
    どんな勉強法をしたらいいか分からなかったので、先輩方の勉強法を参考にしたいと思いました。
    実際にダブルライセンスを取得されたお二人の話を聞くことができて、改めて自分も頑張らなければならないと思いました。社会福祉士の過去問は解き始めてはいますが、1ヶ月ほどさぼってしまっているので気を引き締めて頑張ろうと思いました。
    とても具体的な勉強計画や勉強内容を教えてくださり、とても参考になりました。同じ大学のメンバーと一緒にこの勉強法を参考に一緒に頑張ろうと話しました。
    合格した先輩方の国試に向けて、具体的な取り組み方法を知ることができて真似してみようと思いました。
    計画が必要だということを理解できました。
    自分の現状と重なるところが多くあり、何よりも参考になった。そして自信をもらった。伝統を継ぎ、自分も来年この立場になりたいと強く思った。この気持ちを忘れずに自分の学習方法を見直して頑張りたいです。
    分かりやすくアドバイスなどをしてくれたおかげで、試験勉強に対する不安などが軽減した。
    2人のゲストスピーカーの方の話を聞いて、本格的に国試に向けて勉強しなければならないと改めて感じることができました。また、単語帳を作って、わからない単語を覚えていく勉強法を今日から真似したいと思いました。
    計画が必要だということを理解できました。
    人によって勉強方法も違います。続けることは大切だと感じた。
    1日のスケジュールなど聞くことができて、とても参考になりました。アルバイトはどうしていたのか伺いたかったです。
    今日の話を聞いていて、勉強方法も大切ですが、時間の使い方も大切だと感じました。
    人によって勉強方法が違う。最後まま続けることは大切だと感じた。
    お二方ともに自分に合った勉強法を見つけて国試勉強をしていて凄いなと思いました。私はまだどの勉強法が合っているのかわからないので頑張りたいと思いました。
    色々な勉強方法を教えていただき、自分に合った勉強法を見つけて資格取得に向けた勉強を頑張りたいと思いました。
    色々な勉強方法を教えていただき、自分に合った勉強法を見つけて資格取得に向けた勉強を頑張りたいと思いました。
    歳が一個上であったため国試の勉強法などとても身近に感じることができました。「単語帳をたくさん利用すること」や「友達と電話しながら勉強する」など具体的な方法が知れて参考にしたいと思います。また、1日の合格スケジュールについて、自分の今後の生活のイメージがつきました。感謝です。頑張ります。
    勉強法も人によって異なっていて聞いていて面白かったです。私はどういう勉強法があっているのか、なんとなく分かっているので自分を信じて努力しようと思いました。
    コツコツとこなすことが近道で、建設的な計画を実施できているのが自身の身を引き締める良い薬になりました。
    1日の大まかなスケジュールを組んでルーティンのように行うことで習慣になっていくのだと思ったので、私も自分なりのやり方を見つけて勉強に取り組んでいきたいと思いました。
    おすすめの勉強法やスケジュールのほか、失敗談についてもお話しいただき、大変勉強になりました。

    Q4. 他大学の介護福祉士養成で学ぶ学生と出会ってどうでしたか。


    Q5. あなたが「なるほど」こんな勉強方法があるのか と刺激を受けたことを書いてください。

    友達と勉強をする
    就寝30分前に暗記して、起床すぐに覚えているか確認すること
    予定を立てるということと、他者(友達や教員)との共有。予定を立て自分のやらなければならないことを視覚化、他者との共有で一人ではないことと、勉強への集中力が上がると感じたから。
    レビューブックの活用
    同じこと話学んでいる人にあえて頑張ろうと思えた。
    もうすでに勉強を始めていたこと
    自分が間違った問題が分かりやすく復習出来るようにノートにまとめること
    アプリを使う、過去問をとく
    きちんとスケジュールを組んで取り組むこと
    間違いノートの取り組みは有効ですね。参考になりました。
    間違えノートと単語帳をやってみようと思います。
    単語カードの使い方
    社会福祉振興・試験センターのホームページを活用すること
    分からなかった問題に対して,ノートのまとめ方法について参考になったと思う.
    単語帳を使う方法、わからなかったところに付箋を貼る方法が刺激を受けた。
    分からないページには付箋を貼り、理解できたら付箋を外すことで、自分の理解度の可視化ができるだけでなく、達成感に繋がると思った。
    友達と一緒に行うことをコロナ禍においては電話で代用していた事。
    単語帳を使って行う方法
    単語帳に、分からなかった問題や、分かったけど次に解くときに間違えそうな問題を書いて、1日に3冊分解いていたという勉強方法。そして、単語帳の問題を全部解けるようになるまで繰り返すという勉強方法。
    聴覚障害者のための社会福祉士受験講座があること。
    メール帳をたくさんつくって、単語を一つ一つを覚えていくことがわかった。
    アプリを使った勉強法
    隙間時間を使った勉強方法です。自分でつくったノートや暗記グッズを作ろうと思いました。
    友達と一緒に問題を出し合う
    分野ごとで勉強すること。
    タイムスケジュールを組み、それをルーティン化させること。
    友人と時間を共有することは、切磋琢磨できて取り入れたいと思った。
    社会福祉振興・試験センターのホームページの活用
    過去問や模擬試験を解いて、理解したことを家族など、人に教える勉強法を実践している人の話を聞いて、人に説明することで自分がちゃんと理解していることが確認できて良いなと思いました。
    タイムスケジュールを組み、それをルーティン化させること。
    友達と一緒勉強することはいい勉強方法だと感じた。
    特にありませんでした。まだみなさん模索している段階のようですので、いい方法を見つけていければなと思いました。
    ハンドブックみたいなものを通学の時間を使って勉強していた人がいることは参考になりました。
    友達と一緒に勉強することはいいだと感じた。
    1人で黙々と勉強するのも良いが友達同士で勉強すると教えてもらったり教えたりの関係ができて、自分の勉強に繋がって良い方法だと思いました。
    単語帳を活用した勉強方法を知り、実践してみたいと思いました。
    きちんとスケジュールを組んで取り組むこと
    「単語帳をたくさん利用すること」や「友達と電話しながら勉強する」など
    ひたすら単語帳に書く。
    今までは勉強というと、分厚い参考書を買い、それを時間をかけて解くものと思い込んでいましたが、スマートフォンのアプリでも手軽に、気軽に勉強できることに刺激を受けました。
    「朝の時間に友人と通話しながら勉強することで、勉強の習慣をつけた」というお話が印象的で、刺激を受けました。

    Q6. 合格きっと(E-learning)の使い方がわかりましたか


    Q7. 再度、このイベントがあれば、参加してみたいですか?


    Q8. ZOOMでの開催・アクセス方法・運営方法など、なんでも自由にお書きください。

    可能でしたら、実際に対面で集まって交流出来ればもっと話しやすかったりするのではないかと思いました
    ありがとうございました。
    ご企画、運営等、大変お世話になりありがとうございました。貴重な機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。
    zoomでの開催、分かりやすかったです。ありがとうございました。
    開催時間と次の講義時間の影響で,移動する時間が限られていたこと,発言する機会があると思っていなかったことで,大学の空き教室で参加していた.空き教室は講義で確保しているものではなく,時間帯も相まって人の出入りが多く,発言しづらかった.受講しやすい環境に整備ができるように開催時間などの配慮を行って欲しかった.
    参考になる会でした。ありがとうございました。
    グループ分けの名簿が欲しかったです。
    ZOOMのURLが書かれていたので、困ることなく、参加できました。とても参考になる交流会を開いて下さってありがとうございました。
    参加してよかったです!今日参加した全員が仲間でありライバルであると思うので頑張りたいです!とても刺激を受けました。
    グループに分かれて話し合いをした際に、名前の変更の仕方がわからないという人がいたため、最初に名前の変更方法を説明した方が良いと思いました。
    昼休みのみの参加になりました。どの大学も参加できる時間というのは難しいと思います。しかし、zoomになったために他の学生と交流ができるチャンスとなりました。モチベーションが上がりました。ありがとうございました。
    授業のため、グループでの話し合い部分のみの参加になってしまい、合格キットなどについてあまり詳しく聞くことが出来なかったので、もっとお話を聞いてみたかったです。
    「昼休みだけの参加もOK」という点が、参加のしやすさに繋がっていたと思います!
    以上
    ご参加いただきありがとうございます。