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  • 資格取得方法の見直しの施行延期等に関する要望を提出

    介護福祉士養成大学連絡協議会 NEWS No3(平成26年3月12日)

    資格取得方法の見直しの施行延期等に関する要望を提出

    介護福祉士の資格取得方法の見直しの施行延期等について、年度末のお忙しい時期にも関わらず、調査にご協力いただきありがとうございました。短い期間でありましたが、正会員36校中16校からの回答をいただきました。
    皆様から頂いた意見を取りまとめ要望書を作成し、2014年3月11日(火)に厚生労働省社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室へ提出しました。
    大学連絡協議会としては、今回限りで終わるのではなく、継続して意見を収集していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

    介護福祉士養成大学連絡協議会会長
    大妻女子大学 佐藤富士子


    介護福祉士の資格取得方法の見直しの施行延期等についての要望

  • 第3回理事会報告と選挙のお知らせ … 介護福祉士養成大学連絡協議会 NEWS No2(平成26年1月10日)

    介護福祉士養成大学連絡協議会 NEWS No2(平成26年1月10日)
     1)第3回理事会報告
    平成25年11月21日(木)17:30~19:00に、ANAクラウンプラザホテル広島にて、開催されました。出席者27名でした。

    1.2014年度役員選挙管理委員の選任について承認されました。
    2.岡山県立大学が正会員校登録されました。
    3.2014年度総会及び研修会は、平成26年6月14日(土)を予定。研修会も総会時に行います。
    4.第4回理事会開催予定
    2014年1月25日(土) 14:00~  大妻女子大学人間関係学部棟4F会議室
     2)2014年度役員選挙のご協力について(お願い)
    今年は、介護福祉士養成大学連絡協議会第Ⅳ期理事及び監事選挙が予定されております。
    投票についてお忘れなきように、お早目のご投票をよろしくお願い申し上げます。
    ※選挙公示、選挙人名簿及び投票用紙は、2014年2月10日(月) 頃発送予定です。
    投票方法は、郵送です。
    投票期間は、2014年3月1日(土)~3月14日(金)(必着)です。
     3)介護福祉士国家試験について
    介護福祉士養成施設協会より、厚生労働省社会・援護局から「介護福祉士国家試験の出題範囲等の今後の在り方に関する検討会」検討結果の報告書(平成25年12月16日公示)が、各養成校に郵送されました。「介護福祉士と社会福祉士との試験日の調整」「筆記試験に関する事項」などが重要な報告されておりますので、必ずお目を通してください。

  • 2013年度総会及び研修会 News No1

     去る2013年7月13日(土)、大妻女子大学多摩キャンパス人間関係学部で、介護福祉士養成大学連絡協議会総会及び研究会が開催されました。全国から教員・学生を含め、およそ100人が集まりました。


    研修会では、介護福祉士によるソーシャルビジネスを起業し、先駆的な取り組みを行っている伊藤英樹さん(NPO法人井戸端介護・代表理事)と中島康晴さん(NPO法人地域の絆・代表理事)の2人が、「介護福祉士養成校の卒業生に期待されるソーシャルビジネス」をテーマに講演しました。

     ソーシャルビジネスとは、環境保護、介護・福祉、子育て支援、観光など、地域社会の多様な課題の解決に向けて、住民、NPO、企業など、さまざまな主体が協力しながらビジネスの手法を活用して取り組むことを指します。

     伊藤さんは千葉・木更津市で、民家を活用しながら地域密着型の通所介護事業所「井戸端げんき」を運営しています。「相手の生きづらさを共有し、必要だと思われることをまずやっていく。相手に合わせて必要なことをしていくことが大切」と強調されました。中島さんは、広島県内6拠点で、グループホーム・地域福祉センターなどそれぞれの地域に合わせた福祉を提供しています。「介護事業所はまちづくりの拠点となるべきであり、地域住民と信頼関係を築いていくことが大切。地域との共生を目指している」との地域連携の事例を紹介し、「大学ではテクニック(介護技術)だけではなく介護の本質を学んでほしい」と語られました。


    .
     講師のお二人からは、必要とされている支援を、制度などの固定的な考えだけではなく柔軟に対応・実践し、「地域をもっとよくしたい」「地域で暮らす人と関わりながら、みんなが住み慣れた場所に暮らし続けられるようにしたい」という共通する熱い思いを感じることができました。 講演を聞いた参加者からは、「『介護を通して社会を変える』この言葉に感激しました」、「力がわいた」、「とにかく何かを始めなければ何も変わらない」などの感想が寄せられた。

  • 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース(2013年6月18日)

    平成25年6月
    介護福祉士養成大学連絡協議会 News No4
    2013(平成25)年度 介護福祉士養成大学連絡協議会総会・研修会のお知らせ
    発行:介護福祉士養成大学連絡協議会 事務局
    大妻女子大学
     この度総会に合わせて、下記のように研修会を企画いたしました。介護福祉士によるソーシャルビジネスを起業され、先駆的な取組みを行っている2名の講師をお招きし、介護専門職として活躍できる新たな可能性についてお話を伺う予定です。教員以外にも、現場実践者の方々なども歓迎しますので、お誘い合わせの上、ご参加下さい。また、貴会会員校で学ぶ介護福祉学生が将来展望を考える良い機会にもなりますので、ぜひ学生の皆さまにもお声かけいただきますようお願いいたします。

    1.日時
    2013年7月13日(土)10:30~15:30
    2.会場
    大妻女子大学多摩キャンパス
    人間関係学部棟7127教室ほか
    東京都多摩市唐木田2-7-1 小田急多摩線唐木田駅 徒歩7分
    3.日程
    10:30~11:00 受付
    11:00~12:00 介護福祉士養成大学連絡協議会通常総会(7127教室)
    12:00~12:15 介護福祉士国家試験対策e-learning“合格きっと”の説明
    12:15~13:15 昼食休憩/地区ブロック部会
    北海道・東北ブロック(7382教室)
    関東ブロック(7383教室)
    西日本ブロック(7384教室)
    13:15~13:30 休憩/受付(研修会からの参加者のみ)
    13:30~15:30 研修会(7127教室)
    ■ テーマ
    『介護福祉士養成校の卒業生に期待されるソーシャルビジネス』
    ■ 講師 伊藤 英樹 氏(千葉県・特定非営利活動法人 井戸端介護 代表理事)
    中島 康晴 氏(広島県・特定非営利活動法人 地域の絆 代表理事)
    4.参加費
    正会員・個人会員…無料
    非会員…参加者1名につき1,000円
    学生…無料 ※学生証持参
    昼食ご希望の方 1食1,000円(当日は学生食堂も営業しております)
    5.参加申込
    別紙FAXにて7月8日(月)までにお申し込み下さい。
    送付先番号:(042)372-9202(大妻女子大学 福祉共同研究室)
    6.お問い合わせ先
    大妻女子大学 福祉共同研究室
    (042)372-9198(担当:菅野・小野内)
    *研修会は、学生や関連職種、一般の方など、非会員の参加も歓迎します。どうぞお気軽にご参加ください。

    PDFをプリントするには、Adobe Reader(無料)が必要です。最新版のダウンロードは下のアイコンからどうぞ。

  • 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース(2013年3月25日)

    平成25年3月

    介護福祉士養成大学連絡協議会 News No3
    平成24年度介護福祉士養成大学連絡協議会研修会
    『これからの介護に求められる医療的ケアと介護福祉士』

    発行:介護福祉士養成大学連絡協議会 事務局
    大妻女子大学
     去る平成25年3月7日(木)、大妻女子大学多摩キャンパスにて平成24年度研修会が行われました。年度末にもかかわらず、会員校、個人会員のほか、短期大学や専門学校教員の方などあわせて71名の方々のご参加をいただきました。以下に概要をご報告させていただきます。



    Ⅰ部(10:10~12:00)
    『養成教育・実務者教育の立場から医療的ケアの問題点を探る』
    コーディネーター

     荏原 順子(本会理事、目白大学人間学部 教授)



    シンポジスト

     ■介護福祉士養成教育への波紋と問題
       渡辺 裕美 氏
      (東洋大学ライフデザイン学部 教授)

     ■介護福祉士養成校における『医療的ケア』教育に関する現状と課題
     -『医療的ケア』教育研究会(東京)での情報交換より-
       柊崎 京子 氏
      (山梨県立大学人間福祉学部 准教授)

     ■介護職員の医行為 訪問介護を中心に
       小島 美里 氏
      (NPO法人暮らしネット・えん 代表理事)

     医療的ケアを介護福祉士の「業務拡大」ととらえるか「独自性や専門性の希薄化につながる」ととらえるかで、その意義は変わってきます。養成校では、多くの負担を抱えながら各校での模索が始まっています。しかし、一部の疾患を除き、生活の場では喀痰しやすい姿勢や環境の調整、食事や水分摂取上の工夫などが重要です。現場でも訪問介護等従事者が研修を受講していますが、利用者の生活実態に沿った生活支援と医療的ケアの必要度の見極めが重要になるとのお話もありました。


    Ⅱ部(13:00~15:50)
    『介護福祉士養成教育の総括と今後の方向性』
    コーディネーター

     本名 靖 氏(東洋大学ライフデザイン学部 教授)



    シンポジスト

     ■介護福祉士養成教育の総括と今後の展望
       黒澤 貞夫 氏
      (群馬医療福祉大学大学院 教授)

     ■介護福祉士を取り巻く現場の実情
       山岡 喜美子 氏
      (宇部フロンティア大学人間社会学部 教授)

     ■介護福祉教育の方向性から地域包括ケアシステム構築と
      介護福祉士の今後の方向性
       太田 貞司 氏
      (聖隷クリストファー大学大学院 教授)

     今後さらに重要になるのが「介護福祉士の固有の専門性の確立」です。地域包括ケアシステムのカギは他職との連携であり、介護福祉士には独自に実践、発信、提言できる学問的、技術的、思想的基盤が不可欠になります。反面、増大する要介護者やひっ迫する介護保険行政の中で、現場は人材不足という現実に直面していますが、ここで原点に立ち返り、介護福祉士や介護福祉士養成教育がどこに軸足を置き、何を享受すべきかを確認し、共有することが急務と言えます。
     参加者からは、介護福祉士養成教育を取り巻くさまざまな課題について「再度確認や整理ができ、共有ができました」といった感想が多く聞かれました。今後、本協議会としても、会員校相互の情報交換と教育の質向上への取り組みに一層励んでいきたいと思います。ありがとうございました。


  • 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース(2013年2月12日)

    平成25年2月
    介護福祉士養成大学連絡協議会 News No2
    介護国試対策システム‘合格きっと’
    発行:大妻女子大学
    介護福祉士国家試験対策を携帯で学習できるe-ラーニングシステム‘合格きっと’システムを介護福祉士養成校大学連絡協議会が開発しました。
    大学連絡協議会会員校の学生は、無料で利用できます。
    国家試験過去問をインターネットが利用できるパソコン以外に、携帯電話という 身近なツールでいつでもどこでも繰り返し学習できます。問題は「○」「×」の2択  問題です。1問ごとに正誤判定され、学習できます。

    大学連絡協議会トップページ
    http://www.kaigo-university.com


    研修会のお知らせ
    1.日時
     平成25年3月7日(木)10:00~16:00(9:30受付開始)

    2.会場
     大妻女子大学多摩キャンパス 比較文化学部棟3122教室
     (小田急多摩線唐木田駅 徒歩5分)

    3.参加費
     会員校教員・個人会員 500円、 非会員(校) 1,000円

    4.申込方法
     別紙FAXにて3月3日(日)までにお申し込み下さい。
     送付先番号:(042)372-9202(大妻女子大学福祉共同研究室)

     お申込みは、以下のボタンをクリックして下さい
     ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

       

    5.テーマ
     「これからの介護に求められる医療的ケアと介護福祉士」

    Ⅰ部
     養成教育・実務者教育の立場から医療的ケアの問題点を探る

     コーディネーター
     荏原 順子氏(目白大学人間学部 教授)

     シンポジスト
     渡辺 裕美氏(東洋大学ライフデザイン学部 教授)
     柊崎 京子 氏(山梨県立大学人間福祉学部 准教授)
     小島 美里 氏 (NPO法人暮らしネット・えん 代表理事)

    Ⅱ部
     介護福祉士養成教育の総括と今後の方向性

     コーディネーター
     本名 靖氏(東洋大学ライフデザイン学部 教授)

     シンポジスト
     黒澤 貞夫 氏 (群馬医療福祉大学大学院 教授)
     太田 貞司 氏 (聖隷クリストファー大学大学院 教授)
     山岡 喜美子氏 (宇部フロンティア大学人間社会学部 教授)

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  • 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース(2012年10月26日)

    2012年10月26日
    介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース
    発行:介護福祉士養成大学連絡協議会 事務局
    〒206-8540 東京都多摩市唐木田2-7-1
    大妻女子大学壬生尚美研究室
    TEL:042-339-0209 / Fax:042-372-9198
    E-mail:mibu@otsuma.ac.jp
    広報担当:澤  宣夫(長崎純心大学)
    谷口敏代(岡山県立大学)
    小野内智子(大妻女子大学)
     介護福祉士を養成する4年制大学にとって、社会福祉士・介護福祉士法が改正されて初めての医療的ケアの教育が始まる入学生を迎え、すでに1年次後期から授業を始めている大学もあるようです。さまざまな課題が山積していますが、会員のみなさまで連携し、一つひとつの課題を見つめつつ整理・解決していきたいものです。
    さて、このたび、2012年度の総会が東洋大学白山キャンパスで開催されました。協議会のニュースとして、総会・シンポジウムの内容及び全国教員研修会へのご案内をさせていただきたいと思います。
     1.2012年度総会・公開シンポジウム
    2012年7月7日(土)に東洋大学白山キャンパスで介護福祉士養成大学連絡協議会総会・公開シンポジウムが開催されました。

     *総会
     総会の参加者は、北海道から鹿児島までの全国各地から、介護福祉士養成課程がある30大学から43人(うち個人会員13人)でした。ご多忙のなかご出席いただいた先生方には、足をお運びいただきましたことに御礼申し上げます。

    ・議事について
     議事(第1号議案から第3議案)については、すべて原案どおり決定をされました。主な事柄は、大学連絡協議会3期役員が承認されました。2011年度の総会を受け、選挙管理委員会が設置され、新たに理事・監事が選出され、2012年度総会で承認されました(2012年7月7日~2014年総会まで)。介護福祉士養成大学連絡協議会新役員は表1の通りです。

    《報告事項》
    報告事項については、4点が事務局や各担当理事から説明・報告されました。主な点は次のとおりです。

    ・介護福祉士の養成を行っている4年制大学の現状:全国で67大学(2012年6月現在)であるものの、2008年度学生募集を停止したものが1大学、2009年度では3大学、2010年度では2大学、2011年度では2大学あり、以上、学生募集を停止したものが8大学あることの報告がありました。なお、本会への加入状況(2012年6月現在)は、正会員大学が35大学、個人会員のみ加入している大学が15大学で、未加入の大学は17大学であることが報告されました。

    ・介護福祉士国家試験対策eラーニング:東北文化学園大学医療福祉学部保健福祉学科 西本典良先生より、「国家試験対策の学習管理システム(LMS)提供のご提案~国家試験対策に役立つeラーニング~」について報告がありました。eラーニングの特徴は、①国家試験合格に向けて、自学自習を支援するシステム、②デスクトップタイプのPCのみでなく、携帯電話やスマートフォンを活用することで場所、時間を問わず手軽に活用できる、③個人のみでなく大学で学生の取り組み状況を確認できるので学生指導に有効、④これまで国家試験に既出された問題を活用しているので教材の信頼性が高く、実際の国家試験に慣れることができるシステムのため、実用化をめざし、27年度から導入される介護福祉士国家試験対策に役立てられると良いと思います。

    ・「介護福祉士養成大学における医療的ケア」新カリキュラム対応準備状況調査の報告がありました。調査は、50大学中28大学(正規大学35、個人会員のみ15大学)から回答を得ました(56%)。「教員の講習会受講状況」では、講習修了教員がいる大学は24大学(85.7%)、単位数は、6単位と4単位が8大学ずつ(28.6%)、3単位が3大学(10.7%)、8単位が5大学(17.9%)、7単位が1大学(3.5%)となっていました。開講時期は、2~3年次を中心に、早い大学は1年次後期、4年次に集中して開講している大学など様々でした。また、実地研修は行わない大学が26大学(92.9%)、実地研修を行う予定は2大学(7%)でした。

     *公開シンポジウム
     シンポジウム「大学での介護福祉士の養成-介護福祉士の未来を見据えて-では、奈倉道隆氏(聖隷クリストファ大学・教授)、横山孝子氏(熊本学園大学・教授)、渡辺裕美氏(東洋大学・教授)がシンポジストを、荏原順子氏(目白大学・教授)がコーディネーターを務め、テーマにそった意見交換と議論が行われました。
    奈倉氏は、「社会福祉サービスをめざす日本の介護福祉とのその隘路」をテーマに、介護福祉士創設の歴史的な系譜や、医療的ケアを求められる今日的社会ニーズを踏まえながら、介護福祉士としてのアイデンティティの確立の必要性を言及されました。横山氏は、「自己教育力の涵養」と称し、自己の実践活動を振り返り専門職として自ら成長に向けて取り組める力を育む教育の必要性について、教育実践における理論化の具体例を挙げ、学び方を学ぶ大学教育の可能性について示唆されました。また、渡辺氏は、「介護福祉士」資格養成をめぐる論点整理をされ、「現場経験主義」に傾きつつある懸念や「医療的ケア」に関する制度的矛盾を指摘され、今後に求められる介護福祉士像に対する期待を述べられました。フロアからも活発な意見がダ出され、コーディネーターの荏原氏が各シンポジスト・フロアの発言から「介護福祉士養成教育を大学教育で行う意味」「私たちが求める介護福祉士の将来像」について、今後の養成教育の在り方を問題提起し、有意義な議論の時間となりました。
     2.事務局からのお知らせ
     *事務代行について
     2012年度においても引き続き、本会事務代行を(株)ワールドプランニングに委託しています。
    入会申し込み・会費納入・連絡先の変更等の連絡通信窓口は下記のとおりとなります。引き続きご協力の程よろしくお願いいたします。
    介護福祉士養成大学連絡協議会事務センター
    〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル2F
    TEL:03-5206-7565 FAX:03-5206-7757
    mail: kaigo-u@zfhv.ftbb.net

    *11月7日~9日に全国教員研修会が札幌で開催されます。
    大学連絡協議会会員校及び個人会員の皆様
    基本問題検討委員大学部会が開催されます。
    日時:11月7日(水)17:45~18:30
    会場:ホテル札幌ガーデンパレス 雅
    ※全体プログラムが終了し、懇親会がはじまる前の
    時間ですので、ふるってご参加ください。

  • 介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース

    2012年4月14日
    介護福祉士養成大学連絡協議会ニュース
    発行:介護福祉士養成大学連絡協議会 事務局
    〒351-8510 埼玉県朝霞市岡48-1
    東洋大学 渡辺裕美研究室
    TEL/FAX:048-468-6655
    E-mail:hwatanabe@toyo.jp
    担当理事 高野龍昭(東洋大学)
    介護福祉士を養成する4年制大学にとって、社会福祉士・介護福祉士法が改正されて初めての医療的ケアの教育が始まる入学生を迎える年度が始まりました。さまざまな課題が山積ですが、会員のみなさまで連携しながら、ひとつひとつの課題を見つめつつ整理・解決していきたいものです。
    さて、本協議会のニュースの発行が遅れ、大変申し訳ありません。本日、ようやく発行の運びとなりました。なにとぞご容赦のほどよろしくお願いいたします。
     1.2011年度総会・公開シンポジウムが開催されました
    2011年7月9日(土)に東洋大学白山キャンパスで介護福祉士養成大学連絡協議会総会・公開シンポジウムが開催されました。

    *総会
    総会の参加者は、北海道から鹿児島までの全国各地から、介護福祉士養成課程がある25大学から47人(うち個人会員4人)でした。ご多忙のなかご出席いただいた先生方には、足をお運びいただきましたことに御礼申し上げます。

    ・議事について
    議事(第1号議案から第7号議案)については、すべて原案どおり決定をされました。主な事柄については次のとおりです。
    まず、規約の改正が行われました(第3号議案)。改正のポイントは、本会事務局が理事会承認を経て会長による指定により定められることになった点、理事定数を20名以内に、会長推薦理事を新設して5名以内に、監事を2名とした点、そしてそれら役員の理事及び監事選出規則を定めることにした点です。
    その決定に基づき、理事及び幹事選出規則が定められました(第4号議案)。これにより、理事・監事の選出のための選挙が行われること、そのための選挙管理委員会が設置されること、理事・監事の選出方法や選挙権・被選挙権の詳細が定められました。
    これを受けて、選挙管理委員(委員長は日本社会事業大学の佐々木由惠先生・委員は他2名)が選任されました(第7号議案)。これにより、理事・監事の改選時期となる2012年7月に向け、2012年4月に選挙が行われることとなりました。

    ・報告事項について
    報告事項については、4点が事務局や各担当理事から説明・報告されました。主な点は次のとおりです。
    まず、介護福祉士の養成を行っている4年制大学が全国で68大学(2011年6月現在)であるものの、そのうち2009年度に学生募集を停止したものが3大学、2010年度に募集停止が2大学、2011年での募集停止が1大学あることの報告がありました。なお、本会への加入状況(2011年6月現在)は、正会員大学が36大学、個人会員のみ加入している大学が16大学で、未加入の大学は16大学であることが報告されました。
    また、本会会員を対象とした「介護福祉士養成大学における東日本大震災影響状況把握アンケート調査」の報告が担当の宮内寿彦理事から行われました。その概要は以下のとおりです。
    ・大学設備等の被災は12大学、学生(本人・家族・自宅等)に被災があった大学は14大学。介護福祉士養成コースにはいないものの、学内で学生が死亡した大学も数大学あり。教職員に被災のあった大学は9校。
    ・震災による影響として、学事暦の進行や大学運営自体への影響、次年度の学生募集への影響、節電による授業運営の問題を挙げる大学が多くあった。
    ・教育に関する影響としても、カリキュラムや実習への影響が大きく、教職員の心身の健康への影響を挙げる大学が比較的多くあった。
    ・学生についても、学費や経済的な影響があり、震災による学費支援制度を設けた大学も複数ある。
    ・災害時の学生との連絡手段、安否確認、教員間の連絡に不安要素のある大学も多く、今後の課題がうかがえる。

    *記念講演
    総会に引き続き、本会の古川孝順会長(東洋大学)が記念講演を行いました。そのなかで古川会長は「東日本大震災での被災状況が今日までの社会福祉のさまざまな問題を顕在化させた」と指摘しました。たとえば、東北の海岸沿いの限界集落を津波が襲った際、津波警報などの情報が伝わらない・伝わっても逃げられないといった事態が起こり、その結果、地方のコミュニティの崩壊が進んでいたことが多数の被災者の発生という形で目に見えて現れたことなどを示しながら、「生活を社会の文脈のなかでとらえる」ことの重要性や「(地域格差や自助や互助の限界を踏まえ)社会保障の組み換えが必要」といった所感を述べました。

    *公開シンポジウム
    シンポジウム「四年制大学における介護福祉士養成の意義とあり方を考える-新カリキュラムでの教授内容に焦点をあてて-」では、田中安平氏(鹿児島国際大学・教授)、杉原優子氏(社会福祉法人健光園十四軒町の家・施設長)、横山貴美子氏(東洋大学・准教授)がシンポジストを、井上千津子氏(京都女子大学・教授)がコーディネーターを務め、テーマにそった意見交換と議論が行われました。
    田中氏は4年制大学のベテラン教員としての立場から4年制大学と2年課程での介護福祉士養成のための科目群を比較し、介護福祉士の専門性を習得するために直接援助技術の学びが重要であることを示しました。そのうえで、4年制大学ではソーシャルワーク・地域福祉などの学びに優位性があり、それを特徴化させることの有用性を示唆しました。
    杉原氏は介護の実践現場の立場から、4年制大学卒の介護福祉士あるいは4年制大学の実習学生に対する所感を述べ、問題を発見しそれに対処する力量や地域との関係を深める視点を有している点について触れ、期待感を示しました。
    また、横山氏は、大学でのいわゆる新カリキュラムでの介護過程や実習指導にICFの視点を導入している経験から、生活の全体像を把握することやさまざまな生活要素の関連性を見つめることを学生に習得させている実践を紹介しました。それに引き続き、東洋大学の学生が実習での介護過程の対象とした事例を発表し、その教育の成果の一端を示しました。
    最後に、コーディネーターの井上氏が各シンポジストの発言から「新カリキュラムのなかでいかに大学ならではの介護福祉士教育の特徴を示すかが課題」「より専門性の高い介護福祉士を養成することが使命」とまとめ、有意義な議論の時間となりました。
     2.選挙投票のお願い
    介護福祉士養成大学連絡協議会2012年度理事・監事選挙がはじまりました。投票期間は2012年4月10日~4月23日(必着)です。
    お手元に事務局から投票用紙などが届いていると思いますので、期日が過ぎないように、期日までに必着でお送りください。
    この選挙は、郵送による選挙とし、理事15名(正会員大学理事8名・個人会員理事7名)および監事2名を選出します。
    その選出方法と投票方法の概要は次のとおりです。本会運営の基本となる選挙です。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

    ≪正会員大学≫
    ・被選挙権をもつ正会員大学から、正会員大学理事8名および監事2名を選出します。
    ・投票の上限は、正会員大学理事5校以内、監事2校以内とします(投票用紙には大学名を記載)。
    ・正会員大学の教員間で話し合い、理事投票1票(大学名5つ以内を連記)、監事投票1票(大学名2つ以内を連記)、投票します。

    ≪個人会員≫
    ・被選挙権をもつ個人会員から、個人会員理事7名を選出します。
    ・投票上限人数は5名以内とします。

     3.事務局からのお知らせ
    *事務代行について
    2010年度の総会の議決を経て、本会事務代行を(株)ワールドプランニングに委託しています。
    入会申し込み・会費納入・連絡先の変更等の連絡通信窓口は下記のとおりとなります。引き続きご協力の程よろしくお願いいたします。

    介護福祉士養成大学連絡協議会事務センター
    〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル2F
    TEL:03-5206-7565 FAX:03-5206-7757
    mail: kaigo-u@zfhv.ftbb.net


    *2012年度の総会について
    本年度の総会の開催は次のように予定しています。正式なご案内・通知は5 月下旬から6 月初旬になりますが、ご参加についてあらかじめご予定をいただきますようお願い申し上げます。
     ・開催日 2012年7月7日(土)
     ・場所  東洋大学白山キャンパス(東京都文京区白山5-28-20)






  • 第1回 介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック部会学習会・・・改正介護福祉士法 「喀痰吸引等の行為」の概要

    第1回 介護福祉士養成大学連絡協議会
    関東ブロック部会学習会
    2011年8月2日
    改正介護福祉士法 「喀痰吸引等の行為」の概要
    【講師】 平林勝政先生(國學院大学大學法科大学院特任教授)
    【主催】 介護福祉士養成大学連絡協議会 関東ブロック部会
    【日時】 2011年8月2日(火曜日)15時~17時
    【場所】 目白大学10号館 9階10901号室
    【日程】
    14:30~15:00受付
    15:00~開会
    平林勝政先生『社会福祉士及び介護福祉士法の平成23年改正を読み解く』
    16:20~16:30休憩
    16:30~17:00質疑応答
    17:00閉会
    資料目次
    社会福祉士及び介護福祉士法の平成23年改正を読み解く001
    介護サービス基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案の概要010
    介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度について011
    社会福祉士及び介護福祉士法(昭和六十二年法律第二十号)抄012
    社会福祉士及び介護福祉士法の一部改正に伴う経過措置 第十二条020
    シルバー新報2011年6月10日記事『改正介護福祉士法案に異議あり』024
    介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方について 中間まとめ025
    衆議院厚生労働委員会 平成二十三年五月二十七日 介護サービス基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に対する付帯決議034
    参議院厚生労働委員会 平成二十三年六月十四日 介護サービス基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に対する付帯決議036
    介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会 第9回資料3038
    同検討会第9回資料 日本看護協会常任理事斎藤訓子委員提出資料047
    資料目次のタイトルをクリックしますと、詳細資料がご確認できます。