2023年8月15日 厚生労働省を訪問し、「介護教員講習会」について(要望)を提出しました。

2023年8月15日 厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室訪問報告

日時

2023年8月15日(火)11:00 -11:30

場所

厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室

訪問者

本会 渡辺裕美(会長)
   高野龍昭(事務局長)

応対者

福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長 吉田昌司 氏
福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長補佐 岩本 博 氏
福祉基盤課 福祉人材確保対策室 介護福祉専門官 鈴木真智子 氏

概要

 本会から、厚生労働省社会・援護局福祉基盤課長あての要望書「「介護教員講習会」について(要望)」を提出しました。背景にあることがらや現状を説明のうえで手交しました。

 内容は、①「四年制大学において教育に関する科目を履修のうえ卒業し、介護福祉士国家資格を取得した者」は、介護福祉士として3年間の実務経験を有することをもって、社会福祉士介護福祉士養成施設指定規則第五条第六号に規定される「専任教員課程修了者等」として認めていただけるよう要望します。②今後、貴省において介護教員講習会のあり方を検討する機会があれば、本会の役員もしくは会員を委員等に加えていただくよう要望します。という2点です。

 福祉人材確保対策室長から、「検討するためには、何らかの根拠が必要。介護大学の優位性をいうのであれば、四年制大学における介護福祉士養成卒業生が活躍している姿を、見える化、可視化する努力をしてほしい。」というお話しがありました。
 介護福祉士養成大学連絡協議会の調査研究委員会が現在すすめている量的研究と、今後、卒業生へのインタビュー調査も予定していることをお伝えしました。個々のある大学の卒業生の姿ということではなく、介護福祉士養成大学連絡協議会として卒業生事例収集を行い、それを整理すること。等、介護大学の学びの価値をどう根拠づけるか等、助言をいただきました。とても有意義な厚生労働省訪問となりました。

※参考
吉田室長に渡辺会長から「要望書」の手交