シリーズで学ぶ「これからの生活支援技術」 第1回研修会開催 2019年3月17日(日)13:00~16:00 東洋大学 朝霞キャンパス
・生活支援からみた技術教育の組み立て方
・スライディングボードによる座位移乗
参加者27名(会員22名、非会員5名)
開催にあたって、6回のシリーズで開催する「これからの生活支援技術」の第1回目として、目的や今後の開催について説明。
「生活支援からみた技術教育の組み立て方」佐藤富士子(大妻女子大学 教授)
これまでの介護福祉士教育の変遷を踏まえ、新カリキュラムにおける生活支援技術の構築から何が大切かを追求。「1つの生活支援技術は、介護技術が組み合わされ、あるいは統合されて成り立っている」ことを強調された。基本の大切さと、技術教育のあり方について再認識する貴重な時間でした。
「スライディングボードによる座位移乗」渡辺裕美(東洋大学 教授)
小野内智子・田口潤(東洋大学 助教実習担当)
持ち上げない、抱えない介護技術を練習する前に、知っておきたい基礎知識をおさえ、早速体験。まず、車いすをどこに置くと移乗しやすいか。スライディングボード使用にあたっての留意点。どのように活用したらよいか。試行しながら、1つ1つの行為の基本を学ぶことができ、教授方法の参考になりました。東洋大学の学生スタッフ2名も活躍してくださいました。
スライディングボードを使用するための条件を説明 |
3~4名のグループに分かれてそれぞれ体験 |
独自に作成されたDVDをもとに説明。 受講者の試行と実技とDVDの映像の組み合わせで、とても分かりやすい内容でした。 |
絶妙な時間配分で、あっという間に1時間が終了。休憩時間は歓談のひと時です。 |
スライディングボードによる移乗をマスターした後は、スライディングシートによる上方移動、フレキシベルトやフレキシムーブを使用し、スライディングボードと組み合わせによる移乗などを体験。色々な移乗用具で遊びました。
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